届出番号 | H1194 |
商品名 | クラッシュタイプの蒟蒻畑 プラス ソルトinライチ味 |
届出者名 | 株式会社マンナンライフ |
届出日 | 2023/02/15 |
変更日 | – |
撤回日 | – |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 加工食品(その他) |
機能性関与成分名 | GABA |
表示しようとする機能性 | 本品にはGABAが含まれます。GABAには、仕事や勉強などによる一時的な心理的ストレスや疲労感を緩和する機能があることが報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 健康な成人男女 |
一日当たりの摂取目安量 | 1日1個(150 g)を目安にお召し上がりください。 |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:GABA 含有量:28 mg |
保存の方法 | 高温、直射日光、冷凍を避けて保存してください。 |
摂取の方法 | 一日摂取目安量とあわせて記載。 |
摂取をする上での注意事項 | 1日あたりの摂取目安量を守ってください。本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。降圧薬を服用している方は医師、薬剤師に相談してください。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 無 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42302100010100 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
本届出品は機能性関与成分 GABA を一日当たりの摂取目安量で28 mg配合した食品である。新製品であるため、最終製品での喫食実績がないので、既存情報における機能性関与成分 GABA での安全性を評価した。
1.既存情報による食経験の評価:公的機関、民間機関のデータベースにおいて、機能性関与成分 GABA の喫食実績を調査した。その結果、ナス、トマト、ジャガイモなど一般に食される野菜100 g中に GABA が20~50 mg以上含まれていることから、通常の食生活において摂取される成分であることが分かった。また、GABA(10~80 mg/日)を関与成分とする特定保健用食品が市販されており、食品安全委員会において「適切に摂取される場合には、安全性に問題はない」と評価されている。
2.安全性試験による評価: GABA を配合した食品としての安全性に関する研究報告を検索したところ24報あった。11.5~1,000 mgの GABA を2週間~6ヶ月間摂取した場合に、軽度の自覚症状変化を訴える事例(下痢、腹痛、お腹が張る、食欲不振など)はあるものの、安全性に問題はなかったことが報告されている。また、本届出品に含まれる機能性関与成分量の5倍以上の GABA 1,000 mgを4週間摂取した試験においても安全性に問題のないことが報告されている。このことから、本届出品に含まれている機能性関与成分 GABA には十分な安全性があると判断できる。
GABA は単純な構造のアミノ酸であり、基原による性質の違いは生じない。従って、各安全性評価試験で用いられた GABA と本届出品に含まれる GABA は同等のものであると言える。
以上のことから、機能性関与成分 GABA を配合した本届出品の安全性に問題はないと考えられる。しかしながら、降圧剤などの医薬品と併用すると血圧を下げすぎてしまう可能性が報告されているので、摂取をする上での注意事項に、降圧剤等の医薬品服用者は本届出品の利用について医師、薬剤師に相談すべきである旨を表示している。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
【標題】GABA の、デスクワークなどの精神的ストレスがかかる作業によって生じる一時的な疲労感の緩和効果に関する研究レビュー
【目的】健康な成人日本人男女が GABA を含む食品を摂取した場合と、GABA を含まない食品(プラセボ)を摂取した場合で、デスクワークなどの精神的ストレスがかかる作業によって生じる一時的な疲労感の緩和効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。
【背景】GABA のデスクワークなどを主体とする精神的負荷作業における疲労感の緩和について、個々の文献では報告されているものの、それらを網羅的に評価した文献はなかった。そこで、GABA の、精神的ストレスがかかる作業後の疲労感を緩和する機能性について検証するため、本研究レビューを行った。
【レビュー対象とした研究の特性】外国語文献検索には、PubMed(1946~2016年)、英語文献検索には、The Cochrane Library(1992~2016年)のデータベースを用い2016年7月1日に検索を実施した。日本語文献は、医中誌Web(1977~2016年)、J-DreamⅢ(1975(医学情報は1981年)~2016年)のデータベースを用い2016年7月3日に検索を実施した。文献を精査し、健常な日本人成人を対象とし、 GABA を摂取しない群と比較した試験デザインである7報の文献を評価した。利益相反に関して、申告がない論文もあったが特に問題となるものはなかった。
【主な結果】主観的疲労感(精神的ストレス)として VAS および POMS 、唾液中のコルチゾールおよびクロモグラニンA、さらに、脳波の変動、自律神経活動の各指標により精神的ストレスや疲労感を評価した。これらの指標は一時的な精神的ストレスや疲労感を評価する指標として広く用いられ、表示しようとする機能性を評価するのに適した指標である。結果は、28~100 mgの GABA を摂取することで、 GABA を摂取しない時と比較して、勉強や仕事などによる一時的な心理的ストレスや疲労感を緩和する効果が確認された。なお、 GABA の摂取による副作用などの有害事象の記載はみられなかった。
【科学的根拠の質】最終調査対象とした論文のバイアス・リスクの評価では、採用論文7報中1報が中程度であり、他の6報は低度であった。エビデンスの一貫性など特に問題は認められず、科学的根拠の質は高いと考えられる。本レビューの限界として、報告数、被験者数ともに少ないことから、バイアスの存在が完全に否定できないことが考えられる。