搾り立てエゴマ油
届出番号 H1315
商品名 搾り立てエゴマ油
届出者名 株式会社カタログハウス
届出日 2023/03/10
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 α-リノレン酸
表示しようとする機能性 本品にはα-リノレン酸が含まれています。α-リノレン酸には、血圧が高めの方の血圧を下げる機能、血中の悪玉(LDL)コレステロール値を低下させる機能があることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 血圧または血中LDLコレステロール値が高めの方(疾病に罹患していない方)
一日当たりの摂取目安量 5g(小さじ1杯程度)
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:α-リノレン酸
含有量:2.9g
保存の方法 直射日光を避け常温保存。開封後は冷蔵庫に保存し、お早めにお召し上がりください。
摂取の方法 そのまま、加熱せずに、 飲み物や食べ物にかけてお召し上がりください。※エゴマ油に含まれるα-リノレン酸は熱に弱いため、調理油としてのご使用はおすすめしません。
摂取をする上での注意事項 ●1日当りの摂取目安量を守ってください。本品は多量摂取により疾病が治癒したり、健康が増進したりするものではありません。
●食物アレルギーのある方は原材料を確認のうえ摂取しないでください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42301070050102

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

<喫食事績>
本届出食品の喫食実績に関して、今までに日本全国の健常者の方向けに販売されている。α-リノレン酸の1日摂取目安量2.9gとして92万日分以上が販売されているが、健康被害の報告は受けていない。なお、喫食実績におけるα-リノレン酸の1日当たり摂取目安量2.9gは、本品の一日摂取目安量と同量である。上記を踏まえ、本品に含まれる一日摂取目安量での喫食実績による安全性が確認されており、本品を一日摂取目安量摂取することの安全性に問題ないと判断した。

<医薬品との相互作用>
問題となる相互作用については、報告されていない。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

【血圧低下機能】
・標題
機能性関与成分α-リノレン酸を用いた血圧低下機能に関する研究レビュー(定性的研究レビュー)

・目的
疾病に罹患していない健常者(正常高値血圧者を含む)およびⅠ度高血圧者が、α-リノレン酸を含む食品を摂取した場合と、α-リノレン酸を含まない食品を摂取した場合で比較して、血圧を低下する機能があるかどうかを評価・検証することを目的とした。

・背景
現在の日本では、高血圧症などの生活習慣病の増加が社会的な問題となっている。高血圧が進み動脈硬化になると、狭心症や心筋梗塞、心不全などに進行するリスクがあり、さらには脳梗塞や脳出血などの脳血管障害を引き起こすと言われており、高血圧にならないように生活習慣を改善することが重要である。
このような背景を受け、α-リノレン酸の摂取により、健常者(正常高値血圧者を含む)およびⅠ度高血圧者の血圧を低下させる機能がみられるかについて検証するため、本研究レビューを行った。

・レビュー対象とした研究の特性
健常者(正常高値血圧者を含む)およびⅠ度高血圧者を対象として、α-リノレン酸の有効性を検討している試験報告を調べた。

・主な結果
データベース検索により213報の文献が抽出され、除外基準に抵触するか確認したところ2報が採用文献となった。採用文献は、事実を示す可能性が高いとされる試験デザイン(ランダム化比較試験)を用いた研究であった。
評価項目「収縮期血圧」「拡張期血圧」において、α-リノレン酸含有食品摂取群がプラセボ摂取群と比較して有意に血圧を低下する機能を示すことが確認された。さらに、健常者(正常高値血圧者)を対象とした層別解析でも、「収縮期血圧」「拡張期血圧」の全ての評価項目において過半数以上の論文でプラセボ群との有意差がみられている。以上の有効性を肯定する報告から、1日当たりα-リノレン酸2.6g以上を摂取することによって、血圧が高めの健常者の血圧を低下する機能性が期待できるものと判断した。
本品は1日摂取目安量当たりα-リノレン酸を2.9g含んでおり、表示しようとする機能性が期待できると判断した。

・科学的根拠の質
収集した論文は全てα-リノレン酸を含まないプラセボを対照としたランダム化比較試験で、研究レビューの科学的根拠の質は高いと考えられる。ただし、幅広く文献の検索を実施しているが、今後も新しい研究報告について定期的にチェックする必要がある。

【LDLコレステロール低下機能】
・標題
機能性関与成分α-リノレン酸を用いたLDLコレステロール低下機能に関する研究レビュー(定量的研究レビュー)

・目的
疾病に罹患していない健常者(血中LDLコレステロールが120-139 mg/dLの境界域の者を含む)および軽症域者が、α-リノレン酸を含む食品を摂取した場合と、α-リノレン酸を含まない食品を摂取した場合で比較して、LDLコレステロールを低下する機能があるかどうかを評価・検証することを目的とした。

・背景
現在の日本ではライフスタイルの欧米化、慢性的な運動不足などにより、メタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数が増加している。脂質異常症などの生活習慣病は、動脈硬化性疾患や虚血性心疾患などを誘発する危険因子である。これらの疾患の基盤にある動脈硬化について、発症を予防することは、喫緊の課題となっている。α-リノレン酸の摂取はLDLコレステロールの低下に有益であることが期待されている。このような背景を受け、α-リノレン酸の摂取により、健常者(血中LDLコレステロールが120-139 mg/dLの境界域の者を含む)および軽症域者のLDLコレステロールを低下させる機能がみられるかについて検証するため、本研究レビューを行った。

・レビュー対象とした研究の特性
健常者(血中LDLコレステロールが120-139 mg/dLの境界域の者を含む)および軽症域者を対象として、α-リノレン酸の有効性を検討している試験報告を調べた。

・主な結果
データベース検索により250報の文献が抽出され、除外基準に抵触するか確認したところ3報が採用文献となった。採用文献は、事実を示す可能性が高いとされる試験デザイン(ランダム化比較試験)を用いた研究であった。
評価項目「血中LDLコレステロール」において、α-リノレン酸含有食品摂取群がプラセボ摂取群と比較して有意にLDLコレステロールを低下する機能を示すことが確認された。さらに、健常者(血中LDLコレステロールが120-139 mg/dLの境界域の者を含む)を対象とした層別解析でも、「血中LDLコレステロール」において過半数以上の論文でプラセボ群との有意差がみられている。以上の有効性を肯定する報告から、1日当たりα-リノレン酸2.2g以上を摂取することによって、健常者の悪玉(LDL)コレステロール値を低下する機能性が期待できるものと判断した。
本品は1日摂取目安量当たりα-リノレン酸を2.9g含んでおり、表示しようとする機能性が期待できると判断した。

・科学的根拠の質
収集した論文は全てα-リノレン酸を含まないプラセボを対照としたランダム化比較試験で、研究レビューの科学的根拠の質は高いと考えられる。ただし、幅広く文献の検索を実施しているが、今後も新しい研究報告について定期的にチェックする必要がある。