Welch’s for sleep(ウェルチフォースリープ)
届出番号 H948
商品名 Welch’s for sleep(ウェルチフォースリープ)
届出者名 アサヒ飲料株式会社
届出日 2022/12/20
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)
表示しようとする機能性 本品にはガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)が含まれます。ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)には心理的なストレスを和らげ、睡眠の質(眠りの深さ)を高めるのに役立つ機能があることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 健常な成人
一日当たりの摂取目安量 一日当たり235ml
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)
含有量:100億個
保存の方法 高温、直射日光をさけ保存してください。
摂取の方法 一日摂取目安量をお飲みください。
摂取をする上での注意事項 多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
過剰摂取を避けるため一日の摂取目安量を守ってください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42210190650102

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

本届出食品の喫食実績は無いため、既存情報を用いた評価を行う事とした。

既存情報:
・ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)が属する菌種のL. gasseriは、既にいくつかの市販発酵乳製品に長年利用され、また、特定保健用食品として許可されている製品もあるため、安全性は高く、安全性に対するリスクは低いと考えられる。
・L. gasseriは、食経験のある菌種として、EFSA(欧州食品安全機関)の安全性適格推定(QPS、Qualified Presumption of Safety)微生物や、IDF(国際酪農連盟)にリストされている。
・L.gasseriを摂取したいくつかの臨床試験において、安全性に問題があったとの報告は見られていない。

以上より、ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)を含有する本製品の安全性には問題が無いと評価した。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

(ア)標題:
Welch’s for sleep(ウェルチフォースリープ)に含まれる、「ガセリ菌CP2305株」(L. gasseri CP2305)の睡眠の質の改善に関する研究レビュー
(イ)目的:
健常人が、ガセリ菌CP2305株(L.gasseri CP2305)(以下CP2305株)を含む食品を摂取すると、それを含まない食品を摂取した場合と比べて、心理的なストレスを和らげ、睡眠の質を高めるかを確認するために研究レビューを実施した。
(ウ)背景:
乳酸菌の有用性としては、整腸作用のみならず免疫調節作用など多様な生理機能が報告されている。CP2305株も乳酸菌の一種であり、腸内環境の改善やストレスの緩和などの様々な機能が報告されているが、心理的ストレスを緩和し睡眠の質を高める機能に関して、網羅的に調査した研究レビューは確認できなかった。
(エ)レビュー対象とした研究の特性:
日本語論文および英語論文を対象に検索を行った(最終検索日は2018年1月15日)ところ、3報のRCT(ランダム化比較試験)論文が採用された。いずれも、健常成人を対象とした試験で、睡眠の質やストレスを評価指標としたものであった。
(オ)主な結果:
採用した文献で共通して評価しているPSQI(ピッツバーグ睡眠質問票)では、いずれも肯定的であり、CP2305株の摂取はプラセボ摂取と比較して、有意に改善された。また、睡眠時脳波においても肯定的であり、睡眠の質(眠りの深さ)を評価する指標においても有意に改善された。更には、副交感神経活性を有意に改善し、3報の内2報でストレスホルモンである唾液中コルチゾールが有意に抑制された。
(カ)科学的根拠の質
採用された3報とも、盲検性は確保されており、結果に対するバイアス(主観に基づく偏り)リスクは低く、また肯定的な内容で一貫性のある結果が得られていたことから、科学的根拠の質は十分と判断する。しかし、出版バイアスに関して否定はできない。また、対象となる文献数が3報と少ないことが本研究レビューの限界であり、今後更なる検証が望まれる。