届出番号 | I1007 |
商品名 | magicoN-アセチルグルコサミン(マジコ エヌーアセチルグルコサミン) |
届出者名 | 中山式産業株式会社 |
届出日 | 2023/12/12 |
変更日 | – |
撤回日 | – |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 加工食品(サプリメント形状) |
機能性関与成分名 | N-アセチルグルコサミン |
表示しようとする機能性 | 本品にはN-アセチルグルコサミンが含まれます。N-アセチルグルコサミンは、歩行や階段の上り下りにおけるひざ関節の悩みを改善することが報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 膝関節に違和感や不快感を持つ健常な中高年齢者 |
一日当たりの摂取目安量 | 8粒 |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:N-アセチルグルコサミン 含有量:500mg |
保存の方法 | 高温・多湿、直射日光を避け、なるべく冷暗所に保存してください。 |
摂取の方法 | 1日当たり8粒を目安に、水またはぬるま湯でお召し上がりください。(1日当たりの摂取目安量を兼ねる) |
摂取をする上での注意事項 | ・本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。・妊娠中、授乳中の方、乳幼児及び小児のご利用はお控えください。・食物アレルギーのある方は、原材料をご参照の上お召し上がりください。・小さなお子様の手の届かないところに保管してください。・開封後はしっかりチャックを閉めてください。・開封後はお早めにお召し上がりください。・賞味期限の過ぎた製品はお召し上がりにならないでください。・1日の摂取目安量を守ってお召し上がりください。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 無 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42307180430102 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
届出食品の機能性関与成分であるN-アセチルグルコサミンは食品原料として2000年ごろから販売されており、配合した食品も多数販売されています。
例えば、2005年よりUMIウェルネス株式会社の商品「N-アセチルグルコサミン」という錠剤に配合されています。1食あたりのN-アセチルグルコサミンの配合量は1,000 mg、販売実績は一日摂取目安量で1億食以上となっています。この製品において数例の軽度な腹部症状(下痢、便秘、膨満感)が報告されているものの、N-アセチルグルコサミンが原因と疑われる危害事象は発生していないものと判断されています。
このように食経験が十分あると判断していますが、念のためN-アセチルグルコサミンの既存情報を調査しました。その結果いずれも軽度な自覚症状が発症したのみですべて試験食品との関連はないものと判断されていました。
N-アセチルグルコサミンと医薬品との相互作用については、アセトアミノフェン、糖尿病治療薬、エトポシド、アドリアマイシン、ワルファリンについての作用が指摘されているものの、これらはいずれも類似物質であるグルコサミン硫酸塩・塩酸塩に対する指摘であり、実際の症状の報告もないことから相互作用はないものと判断しています。
以上の理由から、届出食品「magicoN-アセチルグルコサミン(マジコ エヌーアセチルグルコサミン)」に含まれるN-アセチルグルコサミンには十分な安全性が認められており、1日摂取目安量を摂取した場合ヒトの健康を害する恐れはないと考えられます。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
【標題】届出食品「magicoN-アセチルグルコサミン(マジコ エヌーアセチルグルコサミン)」に含有するN-アセチルグルコサミン(NAG)摂取が膝関節機能に及ぼす効果に関する研究レビュー
【目的】NAG摂取が膝関節の機能に及ぼす効果を評価すること
【背景】NAGは肌水分量の増加機能や、変形性膝関節症の緩和機能が報告されており、サプリメントとして利用されています。一方、健常人での関節への効果については十分に評価されていないため、疾患に罹患していない成人がNAGを摂取した際にそうでない食品に比べ膝関節の機能が改善されるか検証しました。
【レビュー対象とした研究の特性】焼津水産化学工業株式会社社員3名のうち2名が目的に沿った論文を検索し、1名が総合的観点から機能性を評価しました。具体的には、以下の通りです。
・被験者は、ひざ関節に痛みや違和感を持つ健康な成人であること
・試験は、NAG入り食品摂取群(試験群)と含まない食品摂取群(プラセボ群)の2つに被験者を無作為に割付け、被験者と結果の評価者がともに誰がどちらを摂取したかわからないようにして比較した試験であること。
・機能性は、関節の機能で評価していること
【主な結果】検索した論文を2名の評価者で上記の条件に合致するか評価した結果、論文2報が条件に合致していることを確認しました。これらの論文では、ひざ関節に痛みや違和感を持つ健常成人男女に対し、NAG 300mgを含むハードカプセルまたはNAG 500mgを含む錠剤を12週間摂取させた結果、膝関節機能の指標であるJOAスコアがプラセボ群と比べ改善したことから、NAGを12週間摂取すると、膝関節の機能が改善されると考えられました。
【科学的根拠の質】未発表のデータの存在は否定できないものの、主要なデータベースにより調査したため漏れがある可能性は低いと考えられます。また、上記論文には、各群への被験者の割付方法及び割付内容の試験実施者への隠し方についての記載が不十分で、評価結果には偏りが生じている可能性があります。対象文献が2報と少ないため、今後さらなる研究が必要と考えられます。
上記の論文は、NAGをハードカプセル入り粉末で1日あたり300mg、または錠剤で500mg摂取しており、形態や他の配合成分と摂取量について届出食品と一部違いがあります。しかし、NAGの吸収・代謝等に影響を与える成分はこれまで報告されていないため、NAGを500mg含む届出食品についても、同等の機能性を発揮すると推測されます。