サンキストネーブルオレンジ
届出番号 I1077
商品名 サンキストネーブルオレンジ
届出者名 サンキスト・パシフィック株式会社
届出日 2023/12/22
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 生鮮食品
機能性関与成分名 GABA
表示しようとする機能性 本品にはGABAが含まれます。GABAには、睡眠の質(深い眠りとすっきりとした目覚め)の向上と、肌が乾燥しがちな方の肌の弾力を保ち、健やかな肌の維持をサポートする機能が報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 健常成人男女
一日当たりの摂取目安量 可食部120g(1個)
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:GABA
含有量:100㎎
保存の方法 袋に入れて冷蔵庫で保管してください。
摂取の方法 生でお召し上がりいただくか、お料理やお飲み物などに果汁を搾ってお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 ●本品は多量に摂取することで、健康が増進されるものではありません。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42310170340102

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

本届出食品の喫食実績について、当該食品が日本において販売されており、食経験を有している。
・摂取集団:日本全国の健康な男女
・摂取形状:生鮮食品
・摂取方法:果汁をそのまま摂取
・摂取頻度:毎日摂取
・食習慣を踏まえた機能性関与成分の日常的な摂取量:1日あたりGABAを100mgの摂取
・機能性関与成分の含有量:1日あたり100mg
・販売期間:1964年-現在
・販売量:2023年度累計 約800,000トン
・健康被害情報:今までに健康被害の情報なし

本届出食品であるネーブルオレンジ(機能性関与成分:GABA)については、1964年より日本全国で販売されており、本届出食品の一日摂取目安量として100㎎であるが、健康被害は報告されていない。
以上より、本届出食品が十分な喫食実績を有しており、安全性が担保されていると判断した。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

【標題】
生鮮ネーブルオレンジに含有する機能性関与成分GABAによる睡眠の質(深い眠りとすっきりとした目覚め)向上の機能性に関するシステマティックレビュー

【目的】
健常成人におけるGABAを含む食品の摂取が、睡眠の質(深い眠りとすっきりとした目覚め)を向上する機能を有するか評価することを目的とし、研究レビューを行った。

【背景】
GABA(γ-アミノ酪酸)は、哺乳類の中枢神経系における主要な抑制性神経物質である。末梢自律神経節には、GABABの受容体が発現しており、GABAはノルアドレナリンの放出を抑制することにより、交感神経系を抑制することが知られている。また、ヒトにおいてGABAの摂取による副交感神経活動亢進作用が示されており、この作用により深い眠りが得られやすい状態をもたらすことが考えられる。さらに、GABAの摂取により、情緒的な興奮を抑え、リラックスした状態になる作用や深部体温が低下する作用が報告されており、このような作用が質の良い睡眠を得られる状態に導き、質の良い、深い眠りを得ることにより、十分に脳が休息する結果、すっきりとした目覚めがもたらされると考えられる。
しかしながら、現時点で健常な成人を対象としたシステマティックレビューはなされていない。そこで、本研究レビューでは、健常成人による、GABAの経口摂取が、睡眠の質(深い眠りとすっきりとした目覚め)を向上する機能を有するかを評価した。

【レビュー対象とした研究の特性】
複数の電子データベースを用いて英語及び日本語の文献検索を行い、睡眠の質(深い眠りとすっきりとした目覚め)向上について調査したランダム化比較試験(RCT)を収集した。

【主な結果】
2報のRCT文献が抽出され、睡眠に軽度の不満を持つ健常成人男女において、GABAを1日あたり100 mg摂取すると、2報中2報において「深い眠り」に、1報中1報において「すっきりとした目覚め」に、プラセボ群と比較して有意な改善を示した。

【科学的根拠の質】
評価の対象は質の高い臨床試験とされているRCTで行われた結果であることから、論文の信頼性は高いものと判断し、totality of evidenceの観点から、表示しようとする機能性について総合的に肯定されると判断した。なお限界として、英語および日本語の文献のみを調査対象としているため、その他の言語の論文の存在が否定できず、言語バイアスについて否定ができないことが挙げられる。

【標題】
生鮮ネーブルオレンジに含有する機能性関与成分GABA による肌の弾力を維持する機能性に関するシステマティックレビュー

【目的】
健常成人におけるGABAを含む食品の摂取が、プラセボの摂取と比較して、肌の弾力の維持をサポートする機能を有するか評価することを目的とし、研究レビューを行った。

【背景】
機能性関与成分GABAは、睡眠の質の改善やストレスを緩和する作用が報告されている。睡眠不足やストレスは肌に悪影響を与えることはよく知られおり、睡眠の質の改善やストレスの軽減の観点から、GABAが肌の状態を改善する可能性が示唆されている。さらに、正常ヒト皮膚由来線維芽細胞を用いた試験では、GABAは、肌の弾力に影響するコラーゲン産生やエラスチンの産生も促進することが報告されているほか、皮膚の保水因子であるヒアルロン酸の合成を促進することも報告されている。このようなGABAの肌に直接的に働きかける作用により、肌の弾力を維持する機能に期待が高まっている。
しかしながら、現時点で健常な成人を対象としたシステマティックレビューはなされていない。そこで、本研究レビューでは、健常成人による、GABAの経口摂取が、肌の弾力維持の維持をサポートする機能を有するかを評価した。

【レビュー対象とした研究の特性】
複数の電子データベースを用いて英語及び日本語の文献検索を行い、肌の弾力維持の維持をサポートする機能について調査したランダム化比較試験(RCT)を収集した。

【主な結果】
1 報のRCT 文献が抽出され、ストレスを自覚し、肌の乾燥を有する健常な成人女性において、GABA を1 日あ
たり100 mg を摂取すると、肌の弾力が、プラセボ群と比較して有意に高い値を示していた。

【科学的根拠の質】
評価の対象は質の高い臨床試験とされているRCTで行われた結果であることから、論文の信頼性は高いものと判断し、totality of evidenceの観点から、表示しようとする機能性について総合的に肯定されると判断した。なお限界として、英語および日本語の文献のみを調査対象としているため、その他の言語の論文の存在が否定できず、言語バイアスについて否定ができないことが挙げられる。