届出番号 | I1217 |
商品名 | Light(ライト)<ベイクドショコラ> |
届出者名 | 森永製菓株式会社 |
届出日 | 2024/01/30 |
変更日 | – |
撤回日 | – |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 加工食品(その他) |
機能性関与成分名 | 中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸) |
表示しようとする機能性 | 本品には中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)が含まれます。中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)はBMIが高めの方のウエスト周囲径の減少、体脂肪や内臓脂肪を減らすことが報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | BMIが高めの方 |
一日当たりの摂取目安量 | 1日6粒(標準24.0g)を目安に、普段ご利用のチョコレートと置き換えてお召し上がりください。 |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸) 含有量:中鎖脂肪酸1.6g(オクタン酸1.2g、デカン酸0.4g) |
保存の方法 | 直射日光を避けて28℃以下で保存してください |
摂取の方法 | 1日6粒(標準24.0g)を目安に、普段ご利用のチョコレートと置き換えてお召し上がりください。(一日当たりの摂取目安量とともに記載) |
摂取をする上での注意事項 | 本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守って、摂取量が多くならないようご注意ください。1日の摂取量が多いと、お腹がゆるくなることがあります。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 無 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42312041030102 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
本届出食品と同一品質商品を2022年2月より発売しており、日本国内でこれまで類似商品と合わせて 704万食以上の販売実績がある。その間に購入された方からの健康被害は報告されていない。このことから、中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)1.6gを含む本届出食品は安全性に問題がないと評価した。
また、本届出製品に使用する機能性関与成分を含む原料である「MCTオイル」は、日清オイリオグループ株式会社が西暦2010年より製造販売する食用油である「日清MCTオイル」と同じで、年間1百トン以上の流通実績がありこれまで本品に起因する重大な健康被害の報告はない。さらに、上記「日清MCTオイル」と同一品である「日清MCT(エムシーティー)オイル」(G144)は、西暦2003年より製造販売し年間2千トン以上の流通実績があるが、本品に起因する重大な健康被害の報告はない。
既存情報による安全性試験の評価においても、本届出食品の機能性関与成分である中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)の安全性について、食品安全委員会が2004年4月に通知した特定保健用食品評価書「リセッタ 健康ソフト」により評価が行われ、中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)は食経験、安全性試験等の結果から適切に摂取される限りにおいては、安全性に問題はないと判断した旨が記載されている。よって本届出食品の機能性関与成分である中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)は、十分な食経験があり、本品の安全性に関する問題はないと評価する。
なお、医薬品との相互作用についてデータベースによる検索の結果、医薬品との相互作用に関する報告はなかった。
以上より、本品を適切に摂取する場合、安全性に問題はないと評価する。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
【標題】機能性関与成分中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)の摂取によるウエスト周囲径、体脂肪、内臓脂肪の減少機能に関する研究レビュー(メタアナリシス)
【目的】本研究の目的は、P: 疾病に罹患していない者(BMIが23以上30未満の者を含む)に対して、I:中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)含有食品を摂取することにより、C: 対照(中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)少量含有もしくは含有なし)食品の摂取と比較して、O: ウエスト周囲径、体脂肪、内臓脂肪を減少する機能があるか評価を行った。
【背景】生活習慣病の発症要因の一つに肥満があり、その解消に向け食品の健康維持・生体調節機能の研究が進んでいる。中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)はココナッツオイルやバターなどに含まれ、脂肪酸化亢進作用や脂肪酸代謝促進作用、食事誘発性体熱産生作用等が、さらに、ヒト臨床試験においてウエスト周囲径、体脂肪、内臓脂肪を減少させることが報告されている。そこで、疾病に罹患していない者(BMIが23以上30未満の者を含む)が中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)を摂取することで、ウエスト周囲径、体脂肪、内臓脂肪を減少させる機能がみられるか、研究レビューを実施し検証した。
【レビュー対象とした研究の特性】4つの電子データベースを使用し、中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)を用いて体や腹部の脂肪蓄積について調査したランダム化比較試験(RCT)を収集、定量的研究レビュー(メタアナリシス)を実施した。評価項目「ウエスト周囲径」「体脂肪率」「体脂肪量」「腹部脂肪面積」「皮下脂肪面積」「内臓脂肪面積」データを調査し評価を行った。
【主な結果】抽出されたRCT論文4報から中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)摂取群が対照群に比べ、評価項目(「ウエスト周囲径」「体脂肪率」「体脂肪量」「腹部脂肪面積」「皮下脂肪面積」「内臓脂肪面積」)を有意に減少する方向に結果を示すことを確認した。
【科学的根拠の質】本研究レビューの結果より、表示しようとする機能性「本品には中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)が含まれます。中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)はBMIが高めの方のウエスト周囲径の減少、体脂肪や内臓脂肪を減らすことが報告されています。」を裏付ける根拠になると判断した。
本研究における結果の限界・問題点としては、英語および日本語の論文のみを抽出対象としていることから、他の言語における本研究レビューに関連する論文の存在は否定できず、言語バイアスについて否定できない。