日清MCT(エムシーティー)ドレッシングソースキャロット
届出番号 I1273
商品名 日清MCT(エムシーティー)ドレッシングソースキャロット
届出者名 日清オイリオグループ株式会社
届出日 2024/02/15
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)
表示しようとする機能性 本品には中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)が含まれます。中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)はBMIが高めの方のウエスト周囲径の減少、体脂肪や内臓脂肪を減らすことが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 BMIが高めの方
一日当たりの摂取目安量 1日15g
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)
含有量:中鎖脂肪酸1.6g(オクタン酸1.2g、デカン酸0.4g)
保存の方法 直射日光、高温を避け、涼しいところで保存
摂取の方法 1日15g(大さじ1杯)を目安にお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 1日の摂取量が多いと、お腹がゆるくなることがあります。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 ●本品はポリスチレン製の容器(カップラーメンなど)には使用しないでください。
●キャップをきちんと閉め、よく振ってからお使いください。
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42402080460100

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

本届出品は、乳化液状ドレッシングとしてJAS基準に適合しており、機能性関与成分として中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)を含む食品である。
本届出品と機能性関与成分が同じであり、一日当たりの機能性関与成分の摂取目安量も同じである「日清MCT(エムシーティー)オイル(機能性表示食品、届出番号G144、類似品1)」、「ヘルシーリセッタ(特定保健用食品、許可番号447、類似品2)」と、一日当たりの機能性関与成分の摂取目安量が4.6gと本届出品の機能性関与成分の同等量以上である「リセッタソフト(特定保健用食品、許可番号591、類似品3)」について評価した。類似品1~3いずれも、本届出品と比べて機能性関与成分の消化・吸収過程に大きな違いはなく、本届出品と同様に、食品中の成分による影響や製造加工および使用時の加熱調理による機能性関与成分の変性もなく、非加熱の生食でも摂取する食品である。類似品1は西暦2010年より製造販売され、年間1百トン以上の流通実績があり、類似品2は西暦2003年より製造販売し、年間2千トン以上の流通実績があり、類似品3は西暦2004年より製造販売し、累計50トン以上の流通実績がある。類似品1~3いずれも、これまでに重大な健康被害の報告はない。
これらの類似品と本届出品とは製造工程が異なる食品であることから、食経験の評価は「十分でない」と判断し、既存情報による安全性評価を行った。食品安全委員会の食品安全総合情報システムには、機能性関与成分中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)を含むリセッタ健康ソフト(一日当たりの機能性関与成分の摂取目安量は4.6g)について評価書が収載されており、ヒト試験の項で中鎖脂肪酸トリグリセリドを一日40g(機能性関与成分中鎖脂肪酸の摂取量として32g)・4週間摂取させ、安全性に問題はないと判断されると記載があった。
リセッタ健康ソフトも本届出品も原材料となる中鎖脂肪酸油は日清オイリオグループ株式会社製であることから、機能性関与成分の同一性を確認した。また本届出品は1日摂取目安量当たりの機能性関与成分の中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)の含有量が1.6gであり、評価書のヒト試験で示された一日当たり中鎖脂肪酸摂取量32gは本届出品の機能性関与成分摂取量の20倍に相当することから、既存情報による安全性試験の評価に関して「十分である」と判断した。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

【標題】機能性関与成分中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)の摂取によるウエスト周囲径、体脂肪、内臓脂肪の減少機能に関する研究レビュー(メタアナリシス)
【目的】本研究の目的は、P: 疾病に罹患していない者(BMIが23以上30未満の者を含む)に対して、I:中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)含有食品を摂取することにより、C: 対照(中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)少量含有もしくは含有なし)食品の摂取と比較して、O: ウエスト周囲径、体脂肪、内臓脂肪を減少する機能があるか評価を行った。
【背景】生活習慣病の発症要因の一つに肥満があり、その解消に向け食品の健康維持・生体調節機能の研究が進んでいる。中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)はココナッツオイルやバターなどに含まれ、脂肪酸化亢進作用や脂肪酸代謝促進作用、食事誘発性体熱産生作用等が、さらに、ヒト臨床試験においてウエスト周囲径、体脂肪、内臓脂肪を減少させることが報告されている。そこで、疾病に罹患していない者(BMIが23以上30未満の者を含む)が中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)を摂取することで、ウエスト周囲径、体脂肪、内臓脂肪を減少させる機能がみられるか、研究レビューを実施し検証した。
【レビュー対象とした研究の特性】4つの電子データベースを使用し、中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)を用いて体や腹部の脂肪蓄積について調査したランダム化比較試験(RCT)を収集、定量的研究レビュー(メタアナリシス)を実施した。評価項目「ウエスト周囲径」「体脂肪率」「体脂肪量」「腹部脂肪面積」「皮下脂肪面積」「内臓脂肪面積」データを調査し評価を行った。
【主な結果】抽出されたRCT論文4報から中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)摂取群が対照群に比べ、評価項目(「ウエスト周囲径」「体脂肪率」「体脂肪量」「腹部脂肪面積」「皮下脂肪面積」「内臓脂肪面積」)を有意に減少する方向に結果を示すことを確認した。
【科学的根拠の質】本研究の限界としては、英語および日本語の論文のみを抽出対象としていることから、言語バイアスについて否定できないが、本研究レビューの結果より、表示しようとする機能性「本品には中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)が含まれます。中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)はBMIが高めの方のウエスト周囲径の減少、体脂肪や内臓脂肪を減らすことが報告されています。」を裏付ける根拠になると判断した。