みちのく森林鶏 むね肉
届出番号 I1278
商品名 みちのく森林鶏 むね肉
届出者名 株式会社ウェルファムフーズ
届出日 2024/02/16
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 生鮮食品
機能性関与成分名 イミダゾールジペプチド
表示しようとする機能性 本品にはイミダゾールジペプチドが含まれています。 イミダゾールジペプチドには、一過性の疲労感を軽減する機能があることが、また、認知機能の一部である中高年の記憶力(言葉を覚え、思い出す能力)を維持する機能があることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 健常な中高年者
一日当たりの摂取目安量 一過性の疲労感を軽減したい方は1日当たり30gを、認知機能の一部である、中高年の記憶力(言葉を覚え、思い出す能力)が気になる方は1日あたり150gを目安にお召し上がりください。
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:イミダゾールジペプチド
含有量:200mg、1,000mg
保存の方法 4℃以下
摂取の方法 一過性の疲労感を軽減したい方は1日当たり30gを、認知機能の一部である、中高年の記憶力(言葉を覚え、思い出す能力)が気になる方は1日あたり150gを目安にお召し上がりください。(1日当たりの摂取目安量とともに記載)
摂取をする上での注意事項 生食は避け完全に加熱してお召し上がりください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 生食は避け完全に加熱してお召し上がりください。
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42308160260105

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

本品「みちのく森林鶏 むね肉」は、2005年に商標登録を行いました。
直近10年間(2013年から2022年まで)の販売実績は、年間平均303トン(1食150gとして202万食分/年、1日1食30gとして約606万食/年)でした。
摂取集団:日本国内、年齢・性別・健康状態問わず
摂取形状・摂取方法:加熱調理後摂取
機能性関与成分の含有量:イミダゾールジペプチド1,000mg/150g
本届出食品は約350gのむね肉が1枚で梱包されております。1日摂取目安量当たり1,000mgのイミダゾールジペプチドは鶏胸肉150g(約2~3切れ)に含有される量に相当しますが、日常的なおかずであるステーキ、フライ、サラダ等で食べる量としては、一日摂取量として150gはごく一般的な適量であり、摂取量の換算として妥当だと考えます。
また鶏肉は歴史的に見ても長期に渡り喫食経験のあるたんぱく源です。
発売以来約10年間、重篤な健康被害は報告されていません。
以上より、本品は安全性については十分と判断しました。

(医薬品との相互作用)
データベースを検索したところ、理論的にカルノシンは人によっては血糖値を低下させる可能性があると記載されていました。糖尿病薬等との相互作用の可能性はあるものの、本品は「疾病に罹患している場合は医師に、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください」と注意喚起しているため、販売における安全性には問題がないと判断しました。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

1. イミダゾールジペプチドによる疲労感の軽減について
(ア)標題:イミダゾールジペプチドによる疲労感の軽減に関するシステマティックレビュー
(イ)目的:健常成人に対してイミダゾールジペプチドを摂取することにより、疲労感の改善作用を確認することです。
(ウ)背景:疲労感を自覚している人の割合は就労人口の約60%であり、このような状況の中、疲労感を軽減する製品の開発及び科学的実証評価が望まれています。最近の研究ではイミダゾールジペプチドの摂取により疲労感の改善に有用であるとの報告がされています。
(エ)レビュー対象とした研究の特性:PubMedおよび医中誌Web2つの電子データベースを使用し、健常成人を対象にイミダゾールジペプチドを用いて疲労感の改善について調査したランダム化比較試験(RCT)及び準RCTを収集しました。各採用文献と研究全体での各種バイアス・リスクや、疲労感の改善に関する機能についてエビデンスの重要度等を評価しました。
(オ)主な結果:健常成人にイミダゾールジペプチドを摂取させることで、採用した文献5報のうち4報で疲労感の改善に対して肯定的な評価が報告されていました。これら4報のうち2報でプラセボ群と比較して群間有意差があり、肯定的な評価が報告されていました。これら2報の摂取量は200~400㎎/日、摂取期間は4~8週間でした。いずれも日本で研究が実施され報告されているため、この結果は日本人への外挿性に問題ないと判断しました。
(カ)科学的根拠の質:採用文献のエビデンス総体について、バイアス・リスクは「低」、またエビデンスの強さは「B(中)」と評価した。ただし、サンプリングバイアス(被験者の偏り)や言語バイアス(英語と日本語のキーワードのみでの検索による偏り)が完全には否定できないことが挙げられる。

2. イミダゾールジペプチドによる認知機能の改善について
(ア)標題:イミダゾールジペプチドによる認知機能に関するシステマティックレビュー
(イ)目的:健常成人に対してイミダゾールジペプチドを摂取することにより、記憶などの認知機能に対する有用性を確認することです。
(ウ)背景:認知機能の維持は健康寿命を考慮すると重要なことと思われます。最近の研究ではイミダゾールジペプチドの摂取により認知機能の低下を抑制するという報告があり、イミダゾールジペプチドの認知機能に関するシステマティックレビューの実施が望まれていました。
(エ)レビュー対象とした研究の特性:PubMedおよび医中誌Web2つの電子データベースを使用し、健常成人を対象にイミダゾールジペプチドを用いて認知機能について調査したランダム化比較試験(RCT)及び準RCTを収集した。各採用文献と研究全体での各種バイアス・リスクや、認知機能に関する機能性についてエビデンスの重要度等を評価しました。
(オ)主な結果:イミダゾールジペプチドを1000mg/日摂取することで認知機能に対して有用であることが確認されました。よってイミダゾールジペプチドの摂取は認知機能の一部である、中高年の方の加齢に伴い低下する記憶力(言葉を覚え、思い出す能力)をサポートする機能を有する食品成分であり、機能性表示食品として日常生活の維持に役立つものと考える。
(カ)科学的根拠の質:採用文献のエビデンス総体について、バイアス・リスクは「低」、またエビデンスの強さは「A(強)」と評価した。ただし、サンプリングバイアス(被験者の偏り)や言語バイアス(英語と日本語のキーワードのみでの検索による偏り)が完全には否定できないことが挙げられる。