メディハーブ 巡り
届出番号 I132
商品名 メディハーブ 巡り
届出者名 小林製薬株式会社
届出日 2023/04/27
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 ヒハツ由来ピペリン類
表示しようとする機能性 本品にはヒハツ由来ピペリン類が含まれます。ヒハツ由来ピペリン類は、寒さにより低下した血流(末梢血流)を改善し、体温(手の末梢体温)を保つことが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 健常な女性(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
一日当たりの摂取目安量 1袋
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:ヒハツ由来ピペリン類
含有量:120μg
保存の方法 直射日光を避け、湿気の少ない涼しい所に保存してください。
摂取の方法 カップにティーバッグ1袋を入れ、沸騰したお湯(約150mL)を注ぎ約8分間おいてください。ティーバッグを約10回上下させてから取り出し、お飲みください。
摂取をする上での注意事項 ●1日の摂取目安量を守ってください。
●食物アレルギーの方は原材料名をご確認の上、お召し上がりください。
●ハーブの収穫時期や生育時の天候などにより色や風味が異なることがありますが、品質に問題はありません。
●個包装の開封後やハーブティーの抽出後は、お早めにお召し上がりください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 *熱湯にご注意ください。
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42211160610103

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

安全性に関わる情報として既存情報による安全性試験の評価を行いました。既存情報の調査では、機能性関与成分「ヒハツ由来ピペリン類」を含むヒハツ抽出物を用いた臨床試験の報告が行われていました。「ヒハツ由来ピペリン類」の12週摂取試験、および5倍量の過剰摂取試験において、問題となる事象は認められませんでした。これらの結果からヒハツ由来ピペリン類の安全性について、問題ないと判断しました。また、文献中で用いられているヒハツ抽出物が当該製品の配合原料と同じ供給元で同等の原料であることから、当該製品との同等性については問題ないと考えられました。
以上より、当該製品を適切に摂取する場合、安全性に問題はないと評価しました。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

ア 標題
「ヒハツ由来ピペリン類」摂取によって、冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる末梢の皮膚表面温度の低下を軽減する機能に関する定性的研究レビュー
イ 目的
健康な方に対する「ヒハツ由来ピペリン類」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。
ウ 背景
ヒハツは、香辛料等として利用されており、成分としてピペリン類を含みます。TRPV1を活性化する作用から、冷えによって低下する血流(末梢血流)や皮膚表面温度の維持に役立つと推測されますが、ヒトでの有効性を包括的に整理する研究レビューはありませんでした。したがって、健康な方がヒハツ由来ピペリン類を摂取した場合における冷えによる血流(末梢血流)および皮膚表面温度の低下を軽減する効果について研究レビューを行い、その科学的エビデンスの確認を行いました。
エ レビュー対象とした研究の特性
国内外のデータベースを使用して論文を検索し、基準に合致した文献1報(ランダム化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー試験)を研究レビューの対象としました。
オ 主な結果
上記文献は健康な日本人成人女性が、ヒハツ由来ピペリン類120μg含有ヒハツ抽出物を摂取することで、プラセボを摂取した場合と比較して、冷水負荷後の末梢血流量および手(末梢)の皮膚表面温度が統計学的に有意に高くなっており(p<0.05)、冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる末梢(手)の皮膚表面温度の低下を軽減する効果が認められていました。
カ 科学的根拠の質
ヒハツ由来ピペリン類(120μg)の摂取は、寒さにより低下した血流(末梢血流)を改善し、体温(手の末梢体温)を保つ機能があることが確認されました。採用した文献は1報のみであり、非一貫性や出版バイアスの精査には至りませんでしたが、日本人対象のランダム化比較試験の報告であることから信頼性は高いと考えられました。