PLUS(プラス)カルピス 体脂肪ケア
届出番号 I742
商品名 PLUS(プラス)カルピス 体脂肪ケア
届出者名 アサヒ飲料株式会社
届出日 2023/09/28
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 乳酸菌CP1563株由来の10-ヒドロキシオクタデカン酸(10-HOA)
表示しようとする機能性 本品には独自の乳酸菌CP1563株由来の10-ヒドロキシオクタデカン酸(10-HOA)が含まれます。乳酸菌CP1563株由来の10-HOAには、BMIが高めの方のおなかの脂肪(体脂肪、内臓脂肪)を減らす機能があることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 BMIが高めの健常者
一日当たりの摂取目安量 1本(200ml)
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:乳酸菌CP1563 株由来の10-ヒドロキシオクタデカン酸 (10-HOA)
含有量:1.44㎎
保存の方法 高温、直射日光をさけ保存してください。
摂取の方法 一日摂取目安量をお飲みください。
摂取をする上での注意事項 多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
(まとめ売り用の外装のみ)摂取目安量を超えての摂取はお控えください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42309270840100

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

【食経験による評価】
本届出食品の喫食実績は無く、既存情報を用いた評価では、安全性評価としては不十分と考えられたため、安全性試験により評価した。
【安全性試験】
細菌を用いた復帰突然変異試験、ほ乳類培養細胞を用いた染色体異常試験、ラット13週間反復投与毒性試験の結果から、本届出製品の機能性関与成分である10-HOAは、生体にとって問題となる毒性はないと判断した。
また、ヒトでの過剰摂取試験の結果から、乳酸菌CP1563株由来の10-HOA 5.71mg含有食品を12 週間摂取、および10-HOA 17.13mg含有食品を4週間摂取した際の安全性が確認された。以上の結果から、機能性関与成分である乳酸菌CP1563株由来の10-HOAおよび本品の安全性には問題が無いと評価した。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

乳酸菌CP1563株由来の10-ヒドロキシオクタデカン酸(10-HOA)による体脂肪・内臓脂肪低減に関する機能について以下の通り実施しました。

(ア)標題
乳酸菌CP1563株由来の10-ヒドロキシオクタデカン酸(10-HOA)による体脂肪・内臓脂肪低減に関する定性的研究レビュー
(イ)目的
健康な成人に、乳酸菌CP1563株由来の10-ヒドロキシオクタデカン酸(10-HOA)(以下、乳酸菌CP1563株由来の10-HOAと記載します。)を含む食品を摂取させたときに、乳酸菌CP1563株由来の10-HOAを含まないプラセボ食品(以下、プラセボと記載します。)と比較して、体脂肪・内臓脂肪を低減するかどうか検証することを目的としました。
(ウ)背景
近年、乳酸菌が体脂肪または内臓脂肪を減らすことが国内でも複数報告されています。その中の1株である乳酸菌CP1563株は、破砕菌体に体脂肪低減効果があることが報告されています。しかし、機能性関与成分である乳酸菌CP1563株由来の10-HOAについて、研究報告を総合的に評価した学術文献はなかったため、定性的研究レビューを実施しました。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
公開されている文献データベースから、BMI23以上30未満の健常な日本人成人男女を対象として、乳酸菌CP1563株由来の10-HOAが含まれている食品を継続摂取させたときの体脂肪・内臓脂肪への影響を報告した査読付きヒト介入試験論文を検索し、2件の文献を採用しました。採用された文献について、乳酸菌CP1563由来の10-HOAが含まれている食品の摂取による体脂肪・内臓脂肪の低減に関する必要な情報を抽出し、評価しました。
(オ)主な結果
採用された文献2報を精査した結果、BMI23以上30未満の健常な日本人成人男女において、乳酸菌CP1563株由来の10-HOAを1.44mg含む飲料を摂取した群は、プラセボ摂取群と比較して有意に体脂肪・内臓脂肪が低減していました。このことから、乳酸菌CP1563株由来の10-HOAの摂取により、BMI23以上30未満のBMIが高めの健常な日本人成人男女の体脂肪・内臓脂肪が低減することが示されました。従って、本届出食品における表示しようとする機能性と、本研究レビューの結果に乖離はないと判断しました。
(カ)科学的根拠の質
本研究レビューでは、採用された文献が2件でした。出版バイアスの可能性が否定できないため、今後のさらなる研究の充実が望まれます。