ジンジャーセレクト
届出番号 I867
商品名 ジンジャーセレクト
届出者名 インデナジャパン株式会社
届出日 2023/11/10
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(サプリメント形状)
機能性関与成分名 ショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)
表示しようとする機能性 本品にはショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)が含まれます。この成分は肌寒い環境下で冷えが気になる方の末梢部位(手指先や手首、掌)の体温を維持する事が報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 手指先の冷えが気になる方(健常者)
一日当たりの摂取目安量 2粒
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:ショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)
含有量:6.21mg
保存の方法 直射日光、高温多湿を避け、涼しいところに保存してください
摂取の方法 1日2粒を目安に、かまずに水やぬるま湯とともにお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 ●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日の摂取目安量を守ってください。●原材料をご確認の上、食物アレルギーの心配のある方は利用をお控えください。●血液凝固剤抑制剤(抗凝固薬/抗血小板薬/抗血栓薬)とショウガとの間に相互作用があることが考えられますので、医薬品を服用している方は医師・薬剤師に相談してください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 ●お子様の手の届かないところに保管してください。
●直射日光、高温多湿を避け、できるだけ涼しいところに保管してください。
●開封後はなるべく早くお召し上がりください。
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42307270600103

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

喫食実績
本品に配合している機能性関与成分(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)を含む原材料のショウガエキスは日本を含む世界各国で販売されており、本品の1日摂取目安量を1食分とすると、2018年以降で1,500万食分以上の食経験があります。この間、本原材料に起因する重篤な健康被害の情報はありません。
既存情報
ショウガは中国で数千年も前から漢方薬として用いられてきました。日本を含むアジアやインドでは料理の香辛料として広く用いられています。多くの食品に用いられ、すりおろしたショウガと砂糖をお湯に入れて飲む民間療法なども知られています。また食品添加物としてショウガ抽出物(ショウガの根茎から得られた、ショウガオール及びジンゲロールを主成分とするものをいう)が収載されており、食品としての長い食経験があります。
ナチュラルメディシン・データベースのデータベースによると、ショウガは、胸やけ、下痢、医の不快感などの軽度の副作用を生じる人もいますが、一般的には安全としています。ただし妊娠しているときや、赤ちゃんに母乳を飲ませている女性、出血障害のある人、糖尿病の人、心疾患のある人も摂取する場合は注意が必要と報告されています。血液凝固剤抑制剤(抗凝固薬/と抗血小板薬/抗血栓薬)とショウガとの間に相互作用があることが報告されており、疾病に罹患している方や薬を服用の方は本品の利用の際は医師、薬剤師と相談が必要です。本品は健常者を対象としていますが、注意喚起としてパッケージに以下の表示をしています。「疾病に罹患している場合は医師に、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください」
これらの既存情報によると、ショウガは通常の食品として健常成人が摂取する場合は一般的に安全であると考えられます。また本品に含まれる機能性関与成分の1日摂取目安量は、日本人による同成分の1日平均摂取量以下です。

以上より食用としてのショウガの食経験は十分であること、既存情報による安全性の懸念も見当たらず、ショウガと本品に含まれる機能性関与成分の同等性を考慮し、成人健常人が1日の摂取目安量を摂取する場合、本品は十分に安全だと考えられます。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

【標題】
最終製品「ジンジャーセレクト」に含有する機能性関与成分であるショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)の摂取による体温維持の機能性に関する研究レビュー

【目的】
機能性関与成分の摂取が、肌寒い環境下で末梢部位の体温の維持および低下を抑制する機能があるかどうかを検証しました。

【背景】
生姜は古くから食材としてだけでなく、漢方の生薬としても利用されています。生姜は熱産生作用があることが知られており生姜の精油成分には辛味成分である6-gingerolや6-shogaolなどのポリフェノールが含まれています。今回これらの成分の摂取が健常成人の体温に及ぼす有効性を評価するため研究レビューを実施しました。

【レビュー対象とした研究の特性】
機能性関与成分の摂取が体温に及ぼす影響についてPubMed、JDream III、医中誌に掲載された英語と日本語の文献データベースで検索し適格基準を基に絞り込んだ結果3報を採用しました。いずれも日本で行われた試験で、機能性関与成分を摂取する群とプラセボを摂取する群とを比較していました。

【主な結果】
採用した3報はいずれも日本人女性を対象としており、冷えを感じやすい被験者が肌寒い環境下で機能性関与成分を摂取すると、プラセボを摂取した場合と比べて皮膚温度を維持する結果が報告されていました。

【科学的根拠の質】
冷えを自覚する健康な成人が肌寒い環境下で機能性関与成分を摂取すると、体の末梢部位での体温を維持することが報告されていました。限界として全研究のバイアスリスクが中程度であったため、よりバイアスの低い今後の研究を注視していく必要があると考えられます。