ナイスリムサポート エラグ酸のチカラ
届出番号 I960
商品名 ナイスリムサポート エラグ酸のチカラ
届出者名 日清食品株式会社
届出日 2023/11/29
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(サプリメント形状)
機能性関与成分名 エラグ酸
表示しようとする機能性 本品にはエラグ酸が含まれます。エラグ酸は肥満気味の方の体脂肪、血中中性脂肪、体重、ウエスト周囲径、内臓脂肪の減少をサポートし、高めのBMI値の改善に役立つことが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 肥満気味の健康な日本人男女(未成年者、疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
一日当たりの摂取目安量 2粒
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:エラグ酸
含有量:3mg
保存の方法 直射日光、高温、多湿をさけ、常温で保存してください
摂取の方法 水などと一緒にかまずにお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 ・一日摂取目安量をお守りください。
・食物アレルギーがある方は召し上がらないでください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 ・乳幼児の手の届かないところに保管してください。
・開封後はお早めにお召し上がりください。
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42309140490102

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

当該食品「ナイスリムサポート エラグ酸のチカラ」の同等品である、ライオン株式会社販売の「ナイスリムサポート エラグ酸のチカラ」は2021年より約2年間、全国販売されており、既に約350万食の販売実績のある食経験を有している。また、2023年3月31日時点において当該食品の機能性関与成分を含む類似食品における重篤な健康被害は報告されていない。
また、これまでの研究により、エラグ酸あるいはエラグ酸含有アフリカマンゴノキエキスを用いた臨床試験が4報報告されており、1日当たりエラグ酸を2-3mg、8-12週間摂取した試験であった。有害事象に関しては3報において頭痛、睡眠困難、睡眠不足、鼓腸を挙げているが、いずれも機能性関与成分由来の症状とは考えにくいと結論付けられている。さらに、日本人の健常者を対象とした過剰摂取試験(未発表データ)では、1日当たりの摂取目安量の5倍量(エラグ酸15mg/日)を4週間摂取した結果で安全性に問題が無いことが示された。なお、過剰摂取試験には、当該製品と同じ原材料であるエラグ酸含有アフリカマンゴノキエキスが用いられている。
機能性関与成分と医薬品との相互作用の有無については、データベースを用いて調査を行った結果、医薬品との相互作用に関する報告は無かった。
以上のことから、当該製品の1日当たりの摂取目安量を守って適切に使用すれば、安全性に問題は無いと判断できる。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

(ア)標題
機能性関与成分である「エラグ酸」を含む食品を経口摂取した場合における体重、体脂肪及び血中中性脂肪に対する機能性に関する研究レビュー
(イ)目的
肥満気味の健常成人(肥満1度;BMI25以上30未満を含む)において、エラグ酸を経口摂取することによる体重、体脂肪及び血中中性脂肪に対する機能性に関する定性的研究レビューの実施を目的とした。
(ウ)背景
エラグ酸は肥満気味の健常成人(肥満1度;BMI25以上30未満を含む)に対して、体脂肪及び血中中性脂肪をはじめ、体重、BMI、ウエスト周囲径及び内臓脂肪などを低減させるとの報告がある。また、エラグ酸には脂肪細胞における脂肪蓄積抑制及び脂肪細胞の肥大化を抑制する作用が報告されていることから、エラグ酸がこの有効性(機能性)に関わると推定できる。そこで、エラグ酸の経口摂取において体重、体脂肪及び血中中性脂肪を低減させる機能性について総合的に評価するため、研究レビューを実施した。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
複数のデータベースを用いて、データベース開設あるいは情報掲載時から検索日までに公表された論文を検索対象とした。2020年5月8日に英語及び日本語のデータベースを用いて検索を行った。そこで、肥満気味の健常成人(肥満1度;BMI25以上30未満を含む)において、エラグ酸の経口摂取が体重、体脂肪及び血中中性脂肪に及ぼす影響に関する無作為化二重盲検プラセボ対照比較試験(RCT)の査読付き論文を検索し、論文の内容を精査した結果、採用した研究論文は2報となった。なお、そのうち1報は、日本人におけるRCTであり、論文著者として研究の資金提供を行った原料販売会社の社員等が含まれていた。
(オ)主な結果
採用された研究論文2報は、査読付き論文であり、無作為化二重盲検プラセボ対照比較試験という信頼性の高い研究であった。また、標題に対して肯定的な結果であった。肥満気味の健常成人(肥満1度;BMI25以上30未満を含む)を対象とし、エラグ酸(3mg/日)の日常的な経口摂取により、対照であるプラセボ群と比較して体脂肪、血中中性脂肪、体重、BMI、ウエスト周囲径及び内臓脂肪を有意に低減させることが認められた。なお、試験期間中において機能性関与成分の経口摂取に起因する有害事象は報告されていない。
以上の結果により、機能性関与成分であるエラグ酸を1日当たり3mg含む当該製品は、肥満気味の方の体脂肪、血中中性脂肪、体重、ウエスト周囲径、内臓脂肪の減少をサポートし、高めのBMI値の改善に役立つ機能性表示食品として適切であると判断された。
(カ)科学的根拠の質
採用された研究論文2報は、査読付き論文であり、無作為化二重盲検プラセボ対照比較試験で信頼性が高く、質の高い研究であった。本研究レビューの限界については、その他の未発表の研究データが存在する可能性が否定できない。しかし、文献検索は科学技術分野から医療分野の主要な7つのデータベース(英語・日本語)を使用しているため、現時点で公表されている当該研究をほぼ網羅していると判断した。さらに、採用された研究論文が2報と少ないことから、今後さらなる研究の検証が必要である。