届出番号 | J88 |
商品名 | 森永トリプルBLACK(ブラック) |
届出者名 | 森永乳業株式会社 |
届出日 | 2024/04/23 |
変更日 | – |
撤回日 | – |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 加工食品(その他) |
機能性関与成分名 | カゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)、難消化性デキストリン(食物繊維) |
表示しようとする機能性 | 本品にはカゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)と難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。カゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)には、高めの血圧(収縮期血圧)を下げる機能、難消化性デキストリン(食物繊維)には、糖や脂肪の吸収を抑える機能、食後の血糖値や血中中性脂肪の上昇をおだやかにする機能が報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 疾病に罹患していない成人(高めの血圧(収縮期血圧)が気になる方、糖や脂肪の吸収、食後の血糖値や中性脂肪が気になる方) |
一日当たりの摂取目安量 | 食事の際に1日1本(200ml)を目安にお飲みください。 |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:カゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)、難消化性デキストリン(食物繊維) 含有量:カゼインペプチド(トリペプチドMKPとして):100μg、難消化性デキストリン(食物繊維):5.0g |
保存の方法 | 常温を超えない温度で保管してください。 |
摂取の方法 | 一日当たりの摂取目安量に記載 |
摂取をする上での注意事項 | 本品は多量に摂取することにより疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。摂り過ぎあるいは、体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 無 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42402250060102 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
○類似する製品の喫食実績による評価
本届出食品は1本(200ml、一日当たりの摂取目安量)当たりカゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)が100μg、難消化性デキストリン(食物繊維)が5.0g含まれている食品です。当該食品と同様に一日当たりの摂取目安量当たりカゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)100μg、難消化性デキストリン(食物繊維)5.0gを含有する食品として「トリプルアタックヨーグルト」、「トリプルアタックドリンクヨーグルト」、「トリプルヨーグルト」、「トリプルヨーグルト ドリンクタイプ」、「トリプルヨーグルト砂糖不使用」、「トリプルヨーグルト砂糖不使用 ドリンクタイプ」(以上、全て森永乳業株式会社製)が挙げられます。これらの商品は、これまでの間、日本国内で累計3億個(本)以上(2023年4月時点)販売されてきました。また、これらの商品は1日1個(本)を目安に摂取されていると想定され、本届出食品の機能性関与成分であるカゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)を100μg/個(本)、難消化性デキストリン(食物繊維)を5.0g/個(本)を含みます。これらの商品に関する健康被害情報はこれまでに確認されていません。したがって、これらの類似する食品と同様に本届出食品は安全であると評価しました。
○医薬品と機能性関与成分の相互作用の評価
医薬品との相互作用について、いずれの機能性関与成分についても安全性上の懸念となる報告はありませんでした。
○機能性関与成分同士の相互作用の評価
機能性関与成分同士の相互作用について、安全性上の懸念となる報告はありませんでした。
以上の評価をもって、本届出製品の安全性は十分であると評価しました。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
【標題】カゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)が血圧に与える影響に関する研究レビュー
【目的】高めの血圧(正常高値血圧)を有する疾病に罹患していない成人がカゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)を含む食品を摂取した時、カゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)を含まない食品を摂取した時と比較して血圧が低下するかを明らかにするために研究レビューを実施しました。
【背景】トリペプチドMKPを含むカゼインペプチドの血圧低下機能が報告されていますが、それらの結果を系統的に評価した報告はありません。そこで、カゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)の摂取が血圧に与える影響を検討しました。
【レビュー対象とした研究の特性】高めの血圧を有する疾病に罹患していない成人を対象にした報告を文献データベースで検索しました(2021年9月6日)。各データベースとも検索日までに収載された全ての文献を対象としました。最終的に評価した文献は1報で、信頼性の高い試験方法で森永乳業株式会社が実施した試験でした。
【主な結果】採用文献では、カゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)を12週間摂取すると、高めの血圧(収縮期血圧)が下がることが報告されていました。試験食品に起因する有害事象はありませんでした。
【科学的根拠の質】より長い摂取期間における効果が不明である点や文献数が少ない点が限界として挙げられます。一方、採用文献は信頼性の高い試験方法で実施されており、さらなるエビデンスの充実が必要なものの、カゼインペプチド(トリペプチドMKPとして)を摂取すると高めの血圧(収縮期血圧)が下がることが示唆されていると評価しました。
【標題】難消化性デキストリン(食物繊維)が糖の吸収に与える影響に関する研究レビュー
【目的】健康な成人が難消化性デキストリンを含む食品を単回摂取した時、難消化性デキストリンを含まない食品を摂取した時と比較して糖の吸収が抑制されるかを明らかにするために研究レビューを実施しました。
【背景】難消化性デキストリンは食事とともに摂取することで糖の吸収を抑制することが報告されています。そこで、難消化性デキストリンが糖の吸収に与える影響を検討しました。
【レビュー対象とした研究の特性】健康な成人を対象に、食事とともに難消化性デキストリンを摂取した後の血糖値の濃度推移を報告している文献を国内外のデータベースおよびその他情報源で検索しました(2019年7月4日)。各データベースとも検索日までに収載された全ての文献を対象としました。最終的に評価した文献は24報で、信頼性の高い試験デザインで実施された試験でした。
【主な結果】データを統合して解析した結果、難消化性デキストリンを摂取すると、対照群と比較して食後の血糖濃度が低下することが確認されました。したがって、難消化性デキストリンの摂取は糖の吸収を抑制すると考えられました。
【科学的根拠の質】レビューの対象とした研究は信頼性が高いとされている試験方法で実施されており、各文献の結果には一貫性があったことから、エビデンスの強さは「強い」と評価しました。
【標題】難消化性デキストリン(食物繊維)が脂肪の吸収に与える影響に関する研究レビュー
【目的】健康な成人または空腹時血中中性脂肪がやや高めの成人が難消化性デキストリンを含む食品を単回摂取した時、難消化性デキストリンを含まない食品を摂取した時と比較して脂肪の吸収が抑制されるかを明らかにするために研究レビューを実施しました。
【背景】難消化性デキストリンは食事とともに摂取することで脂肪の吸収を抑制することが報告されています。そこで、難消化性デキストリンの摂取が脂肪の吸収に与える影響を検討しました。
【レビュー対象とした研究の特性】健康な成人または空腹時血中中性脂肪がやや高めの成人を対象に、食事とともに難消化性デキストリンを摂取した後の血中中性脂肪の濃度推移を報告している文献を国内外のデータベースおよびその他情報源で検索しました(2019年7月4日)。各データベースとも検索日までに収載された全ての文献を対象としました。最終的に評価した文献は9報で、信頼性の高い試験方法で実施された試験でした。
【主な結果】データを統合して解析した結果、難消化性デキストリンを摂取すると、対照群と比較して食後の血中中性脂肪濃度が低下することが確認されました。したがって、難消化性デキストリンの摂取は脂肪の吸収を抑制すると考えられました。また、健康な成人だけを対象とした場合でも脂肪の吸収抑制作用が認められました。
【科学的根拠の質】レビューの対象とした研究は信頼性が高いとされている試験方法で実施されており、各文献の結果には一貫性があったことから、エビデンスの強さは「強い」と評価しました。
【標題】難消化性デキストリン(食物繊維)の食後血糖値に与える影響に関する研究レビュー
【目的】健康な成人が難消化性デキストリンを含む食品を単回摂取した時、難消化性デキストリンを含まない食品を摂取した時と比較して食後血糖値の上昇が抑制されるかを明らかにするために研究レビューを実施しました。
【背景】難消化性デキストリンは食事とともに摂取することで食後血糖値の上昇を抑制することが報告されています。そこで、難消化性デキストリンの摂取が食後血糖値に与える影響を検討しました。
【レビュー対象とした研究の特性】健康な成人が食事とともに難消化性デキストリンを摂取した後の血糖値を報告している文献を国内外のデータベースで検索しました(2014年12月25日、2015年1月5日)。各データベースとも検索日までに収載された全ての文献を対象としました。最終的に評価した文献は43報で、信頼性の高い試験方法で実施された試験でした。
【主な結果】データを統合して解析した結果、難消化性デキストリンを摂取すると、対照群と比較して食後の血糖値が低下することが確認されました。したがって、難消化性デキストリンの摂取は食後血糖値の上昇を抑制すると考えられました。
【科学的根拠の質】レビューの対象とした研究は信頼性が高いとされている試験方法で実施されており、各文献の結果には一貫性があったことから、エビデンスの強さは「強い」と評価しました。
【標題】難消化性デキストリン(食物繊維)が食後血中中性脂肪に与える影響に関する研究レビュー
【目的】健康な成人または空腹時血中中性脂肪がやや高めの成人が難消化性デキストリンを含む食品を単回摂取した時、難消化性デキストリンを含まない食品を摂取した時と比較して食後血中中性脂肪の上昇が抑制されるかを明らかにするために研究レビューを実施しました。
【背景】難消化性デキストリンは食事とともに摂取することで食後血中中性脂肪の上昇を抑制することが報告されています。そこで、難消化性デキストリンの摂取が食後血中中性脂肪に与える影響を検討しました。
【レビュー対象とした研究の特性】健康な成人または空腹時血中中性脂肪がやや高めの成人を対象として、食事とともに難消化性デキストリンを摂取した後の血中中性脂肪を報告している文献を国内外のデータベースで検索しました(2015年6月25日)。各データベースとも検索日までに収載された全ての文献を対象としました。最終的に評価した文献は9報で、信頼性の高い試験方法で実施された試験でした。
【主な結果】データを統合して解析した結果、難消化性デキストリンを摂取すると、対照群と比較して食後の血中中性脂肪が低下することが確認されました。したがって、難消化性デキストリンの摂取は食後血中中性脂肪の上昇を抑制すると考えられました。また、健康な成人だけを対象とした場合でも血中中性脂肪の上昇抑制作用が認められました。
【科学的根拠の質】レビューの対象とした研究は信頼性が高いとされている試験方法で実施されており、各文献の結果には一貫性があったことから、エビデンスの強さは「強い」と評価しました。