よかとと 薩摩カンパチどん
届出番号 C314
商品名 よかとと 薩摩カンパチどん
届出者名 マルハニチロ株式会社
届出日 2017/11/17
変更日 2020/03/24
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 生鮮食品
機能性関与成分名 DHA・EPA
表示しようとする機能性 本品にはDHA・EPAが含まれます。DHA・EPAには中性脂肪を低下させる機能があることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 疾病に罹患していない者
一日当たりの摂取目安量 (ブロック)一日当たり100g(本製品の1/2量)を目安にお召し上がりください。 (スライス)一日当たり100gを目安にお召し上がりください。
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:DHA・EPA
含有量:DHA 620㎎、EPA 240㎎、計860 mg
保存の方法 -18℃以下で保存
摂取の方法 解凍後、早めにお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 ・本品は多量に摂取することで、より健康が増進するものではありません。
・抗凝固剤、抗血小板剤、血糖降下剤、降圧剤等を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=41909180900602

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

カンパチは、少なくとも江戸時代(約400年前)から食用に利用され、その養殖には60年以上の歴史があり、平成27年度には33,800トンが収獲されている(農林水産省:平成27年 漁業・養殖業生産統計)。
当社は、2000年からカンパチの養殖を開始し、「よかととシリーズ・カンパチどん」としてブランド化してきた。2012年から累計 107 万 6 千尾以上を販売してきたが、これまでに健康被害の報告は無い。当該製品は、現行の「よかととシリーズ・カンパチどん」と同様な方法で養殖および加工されたもので、十分な喫食実績を有しており、その安全性に問題は無いと考えられる。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

ア.標題:
DHA・EPAの経口摂取による中性脂肪値低下作用に関する研究レビュー

イ.目的:
誰に P):疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者
何をすると I):DHA・EPAの経口摂取
何と比較して C):プラセボの摂取、もしくはDHA・EPAの介入なし
どうなるか O):中性脂肪値の低下が認められるか

ウ.背景:
DHA・EPAの経口摂取による中性脂肪低下効果の作用機序については多数の報告があるが、疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者に限定した場合の有効性は明確でなかった。そこで、これまでの国内外の知見を精査し、標題の研究レビューを行った。

エ.レビュー対象とした研究の特性:
文献の検索は、ランダム化比較試験(研究の対象者をランダムに2つのグループに分け、一方には評価しようとするものを摂取させ、もう一方には対照となるものを摂取させて比較する臨床試験)であること、DHA・EPAを摂取させる試験であること、疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者を対象としていることを条件に実施した。なお本研究レビューは、届出者以外の第三者機関が監修した。

オ.主な結果:
検索により得られた37報を研究レビューの対象とした。その結果、25報において、DHA・EPAの摂取による中性脂肪低下効果が認められていた。この全37報において、疾病に罹患していない者を対象とした16報のうち10報、中性脂肪値がやや高めの者を対象とした21報のうち15報が、当該効果を認めていた。
また、当該効果を認めた報告において、1日当たりのDHA・EPAの経口摂取量は総量として133~10,440 mg、摂取期間は2週間~12か月間であった。
本製品は1日当たりの摂取目安量中にDHA・EPAを総量として 860 mg以上含むため、当該機能に効果が期待できるものと判断した。

カ.科学的根拠の質:
採用文献のエビデンス(科学的根拠)総体について、バイアスリスク(偏りの危険性)は低(0)、エビデンスの強さは強(A)と評価した。なお、日本で実施された研究6報のうち、4報が当該効果を肯定しており、日本人への外挿性(結果を日本人に適用すること)に問題はないと考えられる。よって、機能性関与成分DHA・EPAを1日当たり133 mg以上摂取することにより、中性脂肪低下効果が認められると考えられる。
ただし、本研究レビューの限界として、サンプリングバイアス(被験者の偏り)や言語バイアス(英語と日本語のキーワードのみでデータベース検索を行ったことによる偏り)が完全には否定できないことが挙げられる。

(構造化抄録)