クエン酸POWER(パワー)
届出番号 D302
商品名 クエン酸POWER(パワー)
届出者名 株式会社ファイン
届出日 2018/11/09
変更日 2020/10/16
撤回日
販売中 販売中
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 クエン酸
表示しようとする機能性 本品にはクエン酸が含まれます。クエン酸には日常生活や運動により生じる一過性の身体的疲労感を軽減する機能があることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 成人健常者
一日当たりの摂取目安量 1袋(14g)
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:クエン酸
含有量:4000 mg
保存の方法 高温多湿や直射日光を避けてください。
摂取の方法 水500mLに1袋(14g)を入れ、よくかき混ぜてからお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 本品は、多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 本品は吸湿しやすいので、開封後はすぐにご使用ください。水に溶かした後は、冷蔵庫に保管しお早めにお召し上がりください。本品を溶かして保存する際はミネラル成分で容器が腐食することがありますので、金属以外の容器をご使用ください。パウダーが変色、固結することがありますが、品質には問題ありません。
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42010160080601

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

当該製品は2016年3月の発売以来2017年12月までに26,000個以上を販売しているが、重篤な健康被害の情報は寄せられていない。以上の通り、当該製品には安全な食経験が十分にあることから、当該製品で一日摂取目安量を守って摂取することは健康の害につながる恐れはないと判断した。
また、当該製品にはクエン酸が4000mg配合されているが、健常な男女(男性 31 名、女性 22 名、20~53 歳)を対象に、クエン酸 2700mg を含むレモン果汁飲料を 3 本(8100mg)、 4週間摂取した試験の結果、有害事象の出現は認められなかったとの報告もあるため、安全上問題はないものと考えられる。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

・標題
「クエン酸摂取の疲労に対する影響に関する研究レビュー」
・目的
成人健常者が、クエン酸を摂取すると、クエン酸を含まない食品を摂取したグループと比較して、日常生活または運動後において生じる疲労が軽減するかを調べ、届出品に含まれる量のクエン酸を摂取することで疲労軽減につながるかを評価した。
・背景
身体運動による疲労時には酸味の欲求が高まることが経験的に知られていることから、レモンなどに含まれる有機酸であるクエン酸の疲労軽減作用を検証する臨床試験は数例報告されている。しかしながらこれらの研究結果を統合し、評価する研究(研究レビュー)はこれまでほとんど報告がない。
・レビュー対象とした研究の特性
英語及び日本語の文献データベースを用いて文献調査を行い、データベースに保有されている文献すべてを対象として、「目的」の項に記載した条件に合致する文献を検索した。文献の選抜を行い、最終的に残った3報を評価対象とした。評価対象の文献はいずれも、被験者をグループ分けし、一方が摂取する食品にのみクエン酸を入れ、結果をグループ間で比較する試験法を採用したものである。3報の文献のうち、2報の著者に飲料を製造する企業に所属する者が含まれていた。
・主な結果
評価対象とした文献3報のうち、2報において主観的評価により疲労感の軽減作用が確認された。残りの1報では試験された客観的評価指標のうち、一部で肯定的な結果が認められた。総合的な判断により、必要最小量は2700mgで、クエン酸の摂取は健常者の疲労感を軽減する科学的根拠があると評価した。
・科学的根拠の質
文献検索において、存在するすべての文献を網羅できたことに対する保障はなく、また未報告の研究が存在する可能性も否めない。しかしながら、評価対象とした文献3報のうち、2報が主観的評価での疲労感の改善に関して肯定的な結果を報告しており、残りの1報も客観的評価の一部で肯定的な結果を示していることから、総合的に判断した場合に一貫して肯定的な結果であると評価し、疲労感の改善作用に関して示唆的ではあるが機能性を表示する上での科学的根拠があると判断した。また、文献中の試験はすべて日本で行われたものであり、消費者に同様の効果を期待する場合に考慮すべき事柄が少ない。研究ごとに評価方法が異なっており、報告数が限られていることが研究の限界であり、今後更なる検証が行われることが望まれる。