届出番号 | E160 |
商品名 | 瀬戸内かあちゃんの食べる小魚 |
届出者名 | 株式会社オカベ |
届出日 | 2019/06/13 |
変更日 | 2020/03/30 |
撤回日 | – |
販売中 | 販売中 |
食品の区分 | 加工食品(その他) |
機能性関与成分名 | EPA・DHA |
表示しようとする機能性 | 本品には魚由来のEPA・DHAが含まれています。EPA・DHAには、中性脂肪を下げる機能があることが報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 疾病に罹患していない者 |
一日当たりの摂取目安量 | 1袋(30g) |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:EPA・DHA 含有量:EPA 12mg,DHA 170mg |
保存の方法 | 高温多湿、直射日光を避けて保存してください。 |
摂取の方法 | そのままお召し上がりください。 |
摂取をする上での注意事項 | 本品は多量に摂取することにより、より健康が増進されるものではありません。抗凝固剤、抗血小板剤、血糖降下剤、降圧剤等を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください。品質保持のために脱酸素剤を封入しております。食べられませんのでご注意ください。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 開封後は袋の口を閉じて冷蔵庫に保存し、お早めにお召し上がりください。 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42003300050301 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
当該製品は「いわし煮干し」であり、古くからそのまま食べたり、出汁に使用されたりと日本人にはなじみの深い食品であることから、その安全性については自明である。
なお、2017年度のいわし煮干しの生産量は18,992トン(水産加工品の加工種類別品目別生産量:農林水産省)であり、現在においても相当な量の生産があり、それを消費していることから、実食実績は十分であると考える。
当該製品は食塩無添加であり、それ以外は通常の煮干しと全く違いは無いことから、通常の煮干しと同様に安全性には問題ないと考える。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
【標題】
EPA・DHAの血中中性脂肪値(以下、中性脂肪値)低下機能に関する研究レビュー
【目的】
疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く)がEPA・DHAを摂取することで、プラセボと比較して、中性脂肪値が低下するか否かを検証するため、定性的研究レビューを実施した。
【背景】
EPA・DHAの経口摂取による中性脂肪値低下機能に関しては、国内外で多数の報告がある。しかしながら、対象者を「疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者」に限定した場合では、その有効性が明確ではなかった。そこで、本研究レビューを行った。
【レビュー対象とした研究の特性】
2つのデータベース(PubMed・医中誌Web)を使用し、文献の検索を行った(検索日:2016年8月3日)。検索対象は検索日までに登録されている文献とした。レビュー対象とした研究は、「疾病に罹患していない者および中性脂肪値がやや高めの者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く)」を対象集団とし、研究デザインがランダム化比較試験のものである。最終的に評価した文献は23報であった。
【主な結果】
採用文献23報のうち16報について、EPA・DHAの摂取による有意な中性脂肪値の低下があったことが報告されていた。これらの報告のうち、疾病に罹患していない者を対象とした15報のうち10報、中性脂肪値がやや高めの者を含む8報のうち6報で中性脂肪値の低下が認められていた。その際のEPA・DHAの摂取量は1日当たり182mg~9000mgの間であり、期間は7日間~12か月であった。本製品は1日当たりの摂取目安量中にDHA・EPAを総量として182mg以上含むため、当該機能に対する有効性が期待できるものと判断した。
【科学的根拠の質】
非日本人を含めた今回の研究レビューにおいて、採用文献それぞれの各種バイアスリスク(偏りの危険性)は低く、エビデンス(科学的根拠)の強さは強(A)と判断した。よって機能性関与成分EPA・DHAを1日当たり182mg以上摂取することで、中性脂肪を下げる機能が認められると判断した。ただし、本研究レビューの限界として、言語バイアス(英語と日本語のキーワードのみで検索を行ったことによる偏り)やサンプリングバイアス(被験者の偏り)が完全には否定できないことが挙げられる。