イミダの力パウダー
届出番号 E486
商品名 イミダの力パウダー
届出者名 日本ハム株式会社
届出日 2019/10/18
変更日 2020/04/01
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(サプリメント形状)
機能性関与成分名 イミダゾールジペプチド
表示しようとする機能性 本品にはイミダゾールジペプチドが含まれています。イミダゾールジペプチドには、日常生活によって生じる一過性の疲労感を軽減する機能があることが報告されています。一時的なからだの疲れを感じている方に適した食品です。
当該製品が想定する主な対象者 健常者(疾病に罹患していない人)
一日当たりの摂取目安量 1日1包を目安に、そのまま、もしくは水などの飲料を一緒にお飲みください。
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:イミダゾールジペプチド
含有量:200 mg
保存の方法 直射日光、高温多湿を避け、涼しい場所で保存してください。
摂取の方法 (一日当たりの摂取目安量とともに表示)
摂取をする上での注意事項 ・乳幼児の手の届かないところに保存してください。
・開封後はお早めに召し上がりください。
・原材料名をご参照の上、食物アレルギーのある方は、召し上がらないでください。
・本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
・降圧剤を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42004010400201

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

1)喫食実績による評価
「イミダの力パウダー」は、一日摂取目安量3.2gあたりに機能性関与成分であるイミダゾールジペプチドを200mg含有するパウダーです。2017年2月より日本人の老若男女を対象として販売を開始し、現在(2019年6月末)までに約95,000包(95,000食、約300 kg)の販売実績があります。また、機能性関与成分であるイミダゾールジペプチドは、もともと食肉に豊富に含有され、特に鶏胸肉中に多く含有される。本届出食品の一日摂取目安量当たり200mgのイミダゾールジペプチドは鶏胸肉25gに含有される量に相当し、日常的な摂取量の範囲内です。

2)安全性に関する既存情報
イミダゾールジペプチドの安全性に関しては、鶏肉中からこれを高濃度に抽出したエキスについて、各種安全性試験において、変異原性がなく安全性が高いことが確認されてます。また、ヒトにおいて、イミダゾールジペプチドを一日当たり400mg(12週間)、一日当たり1200mg(4週間)摂取させた試験において、生理学的、生化学検査における異常は確認されておりません。さらには届出食品の一日摂取目安量に含有されるイミダゾールジペプチド量の20倍量にあたる4000mgを4週間継続摂取させても、体調変化は認められていません。したがってイミダゾールジペプチドはきわめて安全性が高いと考えられます。

3)機能性関与成分等の相互作用に関する評価
イミダゾールジペプチドの一つであるカルノシンは一過性に血圧を低下させる可能性があるため、抗高血圧薬との併用により、低血圧をもたらす危険性があると報告されています。そこで、本製品のパッケージにおいて、「降圧剤を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください」と記載を加え、注意喚起を行いました。また、アンセリンには、抗がん剤(ドキソルビシン)との相互併用が指摘されていますが、抗がん剤は医師の管理下で投与されるものであり、本届出食品が対象とする「健常者(疾病に罹患していない人)」において、アンセリンとドキソルビシンが相互作用を起こす可能性は極めて低いと考えられます。

以上より、届出食品の安全性は高く、一日摂取目安量の摂取においてヒトの健康を害する恐れはないと判断しました。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

ア.標題:
イミダゾールジペプチドを摂取することによる、日常生活における一時的な身体的疲労感軽減作用に関する研究レビュー
イ.目的:
健常者(疾病に罹患していない人)を対象としてイミダゾールジペプチドの摂取がプラセボを摂取する時と比較して日常生活における一時的な身体的疲労感が軽減するかについて検証することを目的としました。
ウ.背景:
イミダゾールジペプチドの摂取による疲労軽減作用は、複数の文献で報告されているが、総合的に評価した研究レビューは十分ではありません。
エ.レビュー対象とした研究の特性:
2019年8月時点でデータベース上に公開されている文献を対象として、文献検索、レビューを日本ハム株式会社の社員が実施しました。レビュー対象は、上記の目的について、信頼性の高い試験方法(対象者を2群に分けそれぞれにイミダゾールジペプチドを含む試験食と含まない試験食を摂取させ、その結果を比較する試験)で試験しており、専門家による審査を経て発表された論文としました。身体的疲労感は、日本人において妥当性が確認されており日本疲労学会において疲労の主観的指標として認められているVASという指標により評価されたものとしました。
オ.主な結果:
上記に合致した6報が採用されました。そのうち5報においてイミダゾールジペプチドの摂取による疲労感の軽減についての有効性が確認されていました。また6報のうち5報については、日本人を対象とした試験報告であり、結果を日本人に適用することについて問題はないと考えられました。
カ.科学的根拠の質:
出版バイアス(効果がない報告がされていない可能性)等が否定できないなどバイアスリスクは中等度にあるものの、本研究レビューで評価した論文は目的に合った条件で試験がなされており、科学的根拠の質は十分であると判断しました。
(構造化抄録)