3品目の芽ぐみ ナムルサラダ
届出番号 E562
商品名 3品目の芽ぐみ ナムルサラダ
届出者名 株式会社サラダコスモ
届出日 2019/11/29
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 GABA
表示しようとする機能性 本品にはGABAが含まれます。GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 血圧が高め(高値血圧者)の日本人男女
一日当たりの摂取目安量 1袋(200g)
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:GABA
含有量:12.3mg
保存の方法 冷蔵庫(1~10℃)で保存
摂取の方法 電子レンジで加熱調理してお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 本品は多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。高血圧治療薬を服用している方は医師、薬剤師にご相談ください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 ●レンジ調理の場合
袋をあけずにそのままこの面を上にして電子レンジで温めてください。(かたい場合は、追加で10秒ずつ加熱してください。)
*この袋は電子レンジ調理対応パックです。
加熱時間の目安
電子レンジ 600W 約3分30秒、500W 約4分
●茹でる場合(6分が目安)
野菜がつかる程度のお湯で鍋ブタをして十分ゆでてください。ゆで汁ごとお召し上がりいただくのがおすすめです。(お好みによりゆでる時間を加減してください。)
●炒める場合
子大豆もやしの豆の部分は火が通りにくいため、レンジ調理や下茹で等でやわらかくしてから炒めるのがおすすめです。
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=41909271070102

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

本品(3品目の芽ぐみ ナムルサラダ)は大豆もやしとカットしたキャベツ、ニンジンを含む、カット野菜混合品である。
大豆もやしは、日本で平安時代より食されてきた食品である。弊社では当該製品である大豆もやしを1991年に発売し、それ以降日本全国に年間約2400t以上を販売している。
キャベツは、約1000年前からヨーロッパで栽培され始めたといわれており、世界的にも広く普及している。日本では江戸時代の末期から栽培が始まり、一般に食されるようになった野菜である。「独立行政法人 農畜産業振興機構 野菜情報総合把握システム 野菜統計要覧」によるとキャベツの年間出荷量はここ50年弱で平均約1200000t程度であり、数多く出荷・消費されている。
ニンジンは、種類が多くあり、現在の一般に広く普及しているオレンジ色のニンジン(西洋系ニンジン)は17世紀頃にオランダで作られたと考えられており、日本には江戸時代後期に伝わったといわれている。「独立行政法人 農畜産業振興機構 野菜情報総合把握システム 野菜統計要覧」によるとニンジンの年間出荷量はここ40年で平均約500000t程度であり、数多く出荷・消費されている。
本品に含まれる大豆もやし、キャベツ、ニンジンは一般的に広く普及している野菜であり、年齢性別問わず、日常的な野菜として食されているが、これまでに問題となる健康被害は報告されていない。上述の通り、食経験上から各野菜の安全性は高いと判断した。以上のように本品を構成する各野菜に関しては、食経験上から安全性が高いと判断されるため、それぞれをカットし、混合した本品も安全性が高いと判断した。
また当該製品は、2017年4月から2019年8月までの約2年4ヶ月間で230万パック販売しており、1日に食する量として平均1袋200g程度を年齢性別問わず幅広く、日常的な加熱調理用野菜として食されているが、これまでに問題となる健康被害は報告されていない。
上述の通り、食経験上から大豆もやし、キャベツ、ニンジンを含むカット野菜の安全性は高いと言える。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

標題:最終製品「3品目の芽ぐみ ナムルサラダ」に含有するGABAが収縮期および拡張期血圧に及ぼす影響についての研究レビュー
目的:高値血圧者およびⅠ度高血圧者の日本人成人男女が、8週間以上GABA を含む食品を経口摂取した場合、GABA を含まない食品と比較して血圧に違いがあるかどうかを評価した。
背景:GABAを含有した本製品を機能性表示食品として販売するにあたり、本製品の血圧降下作用について検証するための研究レビューを行った。
レビュー対象とした研究の特性:RCT論文を対象にして2018年12月11日に検索を行った。最終的に評価した文献数は11報で、いずれも日本人におけるランダム化比較試験を用いた研究であり、対象者が高値血圧あるいはⅠ度高血圧の成人男女としている。主要評価項目は収縮期血圧と拡張期血圧の対照(プラセボ摂取または機能性関与成分摂取前)との差とした。また、各研究における利益相反の申告はなかった。
主な結果:11報を調査対象の論文とした。全被験者に対する評価および高値血圧者の結果を抽出した層別解析の評価を行ったところ、収縮期・拡張期血圧がプラセボ食摂取群と比較して有意に低下していると判断した。健常者(高値血圧者)対象でGABAの必要最小摂取量は12.3 mg/日で、食品性状を問わず血圧低下作用をもたらすことが示された。
科学的根拠の質:採用した論文に関して、二重盲検である、試験の脱落者による群間の参加人数に大きな差が生じていない、アウトカムとして拡張期および収縮期血圧が測定されている、との結果であった。しかし選択バイアスに関してランダム化、割り付けの隠蔽に関する記述が少ない報告があったため、バイアスリスクに関しては“中/疑い(-1)”とした。また、本レビューの限界として、層別解析ができない報告や血圧の値がⅠ度高血圧を超える者を対象とした報告、プラセボ群を設定していない報告などを除外したことで調査対象機能に関する論文報告数が減ってしまったこと、割り付け・ランダム化に関する詳細な記述が少なかったことから、個々の研究や全研究のバイアスリスクが完全に否定できないことが挙げられる。しかし、採用した11報について、全被験者対象では11報中11報、高値血圧者対象の層別解析では11報中10報で肯定的な結果が得られており、概ね一貫性があることからGABAの血圧降下作用に及ぼす影響はないと判断した。