おいしく腸活 スペイン産紫にんにく
届出番号 G116
商品名 おいしく腸活 スペイン産紫にんにく
届出者名 木野物産株式会社
届出日 2021/05/15
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 生鮮食品
機能性関与成分名 イヌリン
表示しようとする機能性 本品にはイヌリンが含まれ、イヌリンを5g/日摂取すると、善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌を増やすことでおなかの調子を整えることが報告されています。 本品を16g(4~7粒)食べると機能性が報告されている1日当たりの機能性関与成分(イヌリン)の量の50%を摂取できます。
当該製品が想定する主な対象者 健常成人
一日当たりの摂取目安量 1日当たり16g(4~7粒)を目安に加熱してお召し上がりください。(機能性が報告されている1日当たりの機能性関与成分量の50%が摂取できます。)
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:イヌリン
含有量:2.6g (加熱調理後: 2.5g)
保存の方法 風通しの良い冷暗所に保存し、なるべくお早めにお召し上がりください。
摂取の方法 1日摂取目安量と共に記載
摂取をする上での注意事項 本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。抗糖尿病薬を服用している方は医師、薬剤師にご相談ください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42012170090102

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
■既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

当該製品は生鮮食品のにんにく(Allium sativum)であり、日本に限らず世界中で消費されている葉菜類である。国内での2018年の日本国内のにんにくの出荷量は19,700トンであり、10年前の2008年の出荷量14,400トンと比較して増加している※1。また輸入量においても21,869トンと10年前の19,959トンと比較して増加しており※2、国内の需要は増加している。流通は季節を問わず行われ、青果物に限らず加工品も多く流通していることから、日本人は通年においてにんにくを摂取する機会がある。にんにく摂取の歴史は長く、国内・海外問わずにんにく摂取が原因となる大きな健康被害は報告されていない。また食経験は十分ありその安全性は自明である。スペイン産にんにくは木野物産が2010年に輸出を開始し、同年24トンであった輸入量は2020年にはスペイン産にんにくにおいても輸入量が中国に次ぐ第二位となり、木野物産が輸入を開始して2020年度で10周年を迎え、国内需要も拡大しつつあり2019年の輸入量は793トンとなり初年度の約30倍となった。にんにくそのものについての安全性については、果実および加工品を通常の食品に含まれる量で摂取する場合はおそらく安全であるとされている※3。また、機能性関与成分であるイヌリンについても、通常の食事からの摂取はおそらく安全であるとされている※3。よって、通常の食事に含まれる量を適切に摂取する場合はおそらく安全である。
引用文献
※1政府統計の総合窓口 e-Stat (https://www.e-stat.go.jp/)
※2財務相貿易統計 (https://www.customs.go.jp/toukei/info/index.htm)
※3 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報 (https://hfnet.nibiohn.go.jp/)

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

【標題】
最終製品「商品名記入」に含有する機能性関与成分イヌリンの整腸効果に関するシステマティックレビュー
【目的】
イヌリンの整腸効果についてヒト試験論文の検索を行い、イヌリンを摂取した場合の腸機能への有効性についてシステマティックレビューを実施した。
【背景】
イヌリンは、チコリー、小麦、アスパラガス、ゴボウ、タマネギ、ニラ、ニンニクなどの身近な食品に天然で存在する多糖類の一種で、生体内で合成できないため、外部から摂取することで、整腸効果をもたらす役割を担っている。一方で、健常成人を対象としたイヌリンの整腸効果を評価した総合的な研究は報告されていないため、研究レビューを行った。
【レビュー対象とした研究の特性】
PubMed、CENTRAL、医中誌(最終検索日2020年10月24日)を情報源として用いるデータベースとして文献検索を行った。その結果、計213報(重複を除く)の文献が得られ、さらに一次スクリーニングを行い26報に絞り込んだ。次に二次スクリーニングを行い最終的に12報の文献を評価した。
【主な結果】
採用された12報13試験の文献を研究レビューの対象とした。健常成人において、糞便中ビフィズス菌数及び乳酸菌数の増加は5g/日以上で有効であった。排便回数の増加は5g/日で示唆され、7.3g/日以上で有効であった。排便量の増加は7.3g/日で有効であった。排便頻度の増加は0.75g/日で示唆され、7.3g/日以上で有効であった。よって1日当たり5gのイヌリン摂取によって整腸効果の有効性が見受けられた。
【科学的根拠の質】
本研究レビューで使用した文献では、バイアスリスク、アウトカムにおいて限界となる項目や、出版バイアスの可能性は否定できなかったが、大きな問題となる箇所は見受けられなかった。しかし、対象となった報告にサンプリングバイアスがある可能性と、英語と日本語のみをキーワードにデータベース検索を行ったことによる言語バイアスがあることが考えられた。外挿性については、本研究レビューで採用した文献で、日本人を対象とした研究が4報で、日本人への外挿性は懸念されるが、それら4報での整腸効果には、有意な変化が認められるものもあり、イヌリンによる整腸作用に人種間の差は少ないと考えた。よってイヌリンを1日当たり5g以上摂取することにより、整腸機能が認められると考えられる。