届出番号 | H953 |
商品名 | コラーゲン+ |
届出者名 | フジスコ株式会社 |
届出日 | 2022/12/21 |
変更日 | – |
撤回日 | – |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 加工食品(その他) |
機能性関与成分名 | 魚由来低分子コラーゲンペプチド |
表示しようとする機能性 | 本品には魚由来低分子コラーゲンペプチドが含まれています。魚由来低分子コラーゲンペプチドは、肌のうるおいと弾力を保持し、肌の健康維持に役立つことが報告されています。※魚由来低分子コラーゲンペプチドとは、魚を原料とした平均分子量が1,000以下になるまで細かく分解されたコラーゲンペプチドのことです。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 肌の乾燥が気になる健常者 |
一日当たりの摂取目安量 | 1日1本(14g)を目安にお召し上がりください。 |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:魚由来低分子コラーゲンペプチド 含有量:2,500mg |
保存の方法 | 高温多湿、直射日光を避けて保存してください。 |
摂取の方法 | 1日当たりの摂取目安量と共に表示 |
摂取をする上での注意事項 | 本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日摂取目安量を守ってください。袋の角で、手や口を傷つけないようにご注意ください。開封後は残さずお召し上がりください。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 無 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42212160140100 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
本品は機能性関与成分として魚由来低分子コラーゲンペプチドを含有する。
【コラーゲンペプチド】
本品に配合している魚由来低分子コラーゲンペプチド(新田ゼラチン株式会社)は、過去に安全性が確認されている原料と同じ製造販売元の原料を使用しており、定性的に同一であり、1日摂取目安量2,500㎎は、過去に安全性が確認されている摂取量の半分である。さらに1日10,000mgのコラーゲンペプチドを12週間長期摂取する臨床試験においても、コラーゲンペプチドに起因する有害事象は認められなかったとの報告がある。
また、魚由来低分子コラーゲンペプチドは医薬品との相互作用に関する報告はない。
以上より、本品に含まれる魚由来低分子コラーゲンペプチドは、1日あたりの摂取目安量を守り、適切に摂取すれば、安全性は十分確保されているものと判断し、本品を機能性表示食品として販売することは適切であると考える。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
【表題】魚由来低分子コラーゲンペプチドによる肌の角質水分量および肌の弾力の保持に関する研究レビュー(システマティックレビュー)
【目的】肌の乾燥が気になる健常者が、魚由来低分子コラーゲンペプチドを摂取することにより、プラセボの経口摂取と比較して肌の角層水分量および肌の弾力を保持することを検証するために、研究レビューを実施した。また、低分子コラーゲンペプチドとは、平均分子量が1,000以下のコラーゲンペプチドを指す。
【背景】魚由来低分子コラーゲンペプチドの経口摂取後に血中に存在することが確認されたペプチドは、肌の角層水分量および肌の弾力を保持する効果に寄与することが報告されている。しかし、基原や分解の程度が異なるコラーゲンペプチドの機能性を同等に評価することは難しい。
魚由来低分子コラーゲンペプチドは、水への溶解度が高くなるよう平均分子量1,000以下まで分解したもので、体への吸収性が高いことから、低用量での肌の角層水分量及び肌の弾力の保持する効果があることが期待される。魚由来低分子コラーゲンペプチドの経口摂取による、肌の角層水分量および肌の弾力を保持する効果を網羅的に解析した研究レビューはないため、新たに研究レビューを行った。
【方法】リサーチクエスチョン及びPICOに該当する文献について、JDreamIII(JSTPlus、JMEDPlus)、PubMed、Cochrane Libraryの各検索データベースを用いて関連研究を検索した。リサーチクエスチョンは、「肌の乾燥が気になる健常者に(P)」、「魚由来低分子コラーゲンペプチドを摂取させると(I)」、「プラセボの摂取と比較して(C)」、「肌の角層水分量と肌の弾力を保持するか(О)」とした。採用された文献は、Minds診療ガイドライン作成の手引き2014(医学書院)に基づき、バイアスリスク、非直接性、不精確性、非一貫性及びアウトカムを評価し、総合的に機能性の根拠となるかを検証した。
【結果】文献検索および評価の結果2例のRCT研究が該当した。2報の採用文献からエビデンス総体として、魚由来低分子コラーゲンペプチドを1日当たり2,500mg以上摂取することにより、肌の乾燥が気になる健常人の肌の角層水分量と肌の弾力を保持することが示された。魚由来低分子コラーゲンペプチドの経口摂取に起因する有害事象はありませんでした。
【結論】対象とした参加者は中国人女性であり、測定対象部位も顔(目尻、頬)に限られている。作用機序より、女性を男性にも外挿できること、顔を全身の肌に外挿できると判断した。また、生活習慣の類似性を考え、中国人を日本人に外挿できると判断した。よって、魚由来低分子コラーゲンペプチドを1日当たり2,500mg以上摂取することにより、肌の乾燥が気になる健常人の肌の角層水分量および肌の弾力を保持することが示された。
【科学的根拠の質】
症例減少バイアス、その他のバイアスに中~高程度のバイアスリスクがあり、バイアスリスク総体として中程度と評価した。非直接性は中程度、不正確性、非一貫性は低程度と評価した。研究レビューの限界として、出版バイアスが不明であり、効果の認められなかった研究が報告されていないリスクがある。また、採用した文献の被験者が中国人女性であるが、作用機序ならびに人種や生活環境、食生活の類似性を考慮し、日本人男女に外装できると判断した。一定の科学的根拠の質が確保されていると判断し、上記結果に重大な影響はないと判断した。