
届出番号 | I100 |
商品名 | ベリーケア |
届出者名 | 株式会社伊藤園 |
届出日 | 2023/05/17 |
変更日 | – |
撤回日 | – |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 加工食品(その他) |
機能性関与成分名 | モノグルコシルルチン |
表示しようとする機能性 | 本品にはモノグルコシルルチンが含まれます。モノグルコシルルチンには眼の疲労感を感じる方の眼のピント調節機能を助け、PCやスマートフォンなどの使用による眼の疲労感を軽減する機能があることが報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 健常者(眼の疲労感を感じる方) |
一日当たりの摂取目安量 | 1日1本を目安にお飲みください。 |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:モノグルコシルルチン 含有量:254mg |
保存の方法 | 直射日光や高温多湿の場所を避けてください。 |
摂取の方法 | 1日1本を目安にお飲みください。(1日当たりの摂取目安量と併せて記載) |
摂取をする上での注意事項 | 多量摂取により、より健康が増進されるものではありません。糖尿病治療薬等の医薬品を服用している方は医師、薬剤師にご相談ください。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 無 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42208050230103 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
当該製品は機能性関与成分としてモノグルコシルルチンを254mg/日含む飲料形態の加工食品です。
モノグルコシルルチンについて安全性試験を行ったところ、長期摂取試験(モノグルコシルルチン374mgを12週間摂取)と過剰摂取試験(モノグルコシルルチン1270mgを4週間摂取)において安全性に問題はないことが確認されました。
また、当該成分と医薬品との相互作用についての記載は見当たらず、当該製品が対象とする健常人が摂取する範囲において医薬品との相互作用によるリスクが生じる可能性は低いと考えられました。しかし、代謝物であるルチンにおいては、糖尿病治療薬と併用すると、血糖値が過度に低下するおそれがあるため、摂取上の注意に「糖尿病治療薬等の医薬品を服用している方は医師、薬剤師にご相談ください。」と記載しています。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
眼のピント調節、眼の疲労感軽減機能
(ア)標題
「ベリーケア」に含有する機能性関与成分モノグルコシルルチンによるVDT(Visual Terminal Display)作業による眼のピント調節機能を助け、眼の疲労感を軽減させる機能性に関するシステマティックレビュー
(イ)目的
モノグルコシルルチンの摂取がVDT(Visual Terminal Display)作業による眼のピント調節機能を助け、眼の疲労感に与える影響について、システマティックレビューを実施し評価しました。
(ウ)背景
モノグルコシルルチンが、パソコンなどに代表されるVDT作業者の眼のピント調節機能を助け、眼の疲労感を軽減することが報告されていましたが、モノグルコシルルチンの眼の疲労感への効果を検証したシステマティックレビューはみあたりませんでした。
そこで、モノグルコシルルチン摂取がVDT作業による眼のピント調節機能を助け、眼の疲労感に与える影響について、システマティックレビューを実施しました。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
適格基準に合致したランダム化二重盲検クロスオーバー試験にて実施された臨床試験論文2報を採用しました。参加者は眼の疲労感を感じている20歳から65歳までの健常成人日本人男女でした。眼のピント調節機能の指標としてHFC1を、眼の疲労感の指標としてVASを測定していました。
(オ)主な結果
採用論文1報では、モノグルコシルルチン356mg摂取群が、プラセボ摂取群に対してHFC1が有意に改善されていました。眼の疲労感(VAS)においても有意な改善を示していました。もう1報ではモノグルコシルルチン254mgの摂取群が、プラセボ摂取群に対して有意に改善していました。以上のことから日本人成人男女に対してモノグルコシルルチン摂取によって眼のピント調節機能を助け、眼の疲労感の軽減に効果があると結論付けました。その作用機序としては、モノグルコシルルチンによる筋肉の酸化防止効果や血流改善効果によるものと考えられました。
(カ)科学的根拠の質
機能性の根拠となった研究は2報ありましたが、バイアス・リスクは低であり、直接性、不精確、その他バイアスも低く、研究の妥当性・信頼性は総じて高いと考えられました。