ロケット発芽にんにく
届出番号 I1055
商品名 ロケット発芽にんにく
届出者名 有限会社大堀研磨工業所
届出日 2023/12/19
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 生鮮食品
機能性関与成分名 アリイン
表示しようとする機能性 本品にはアリインが含まれます。アリインは、高めの悪玉(LDL)コレステロールを低下させる機能が報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 LDLコレステロールが健常域で高めの成人
一日当たりの摂取目安量 1日当たり4g(約1個)
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:アリイン
含有量:12mg(加熱調理後 同量)
保存の方法 高温多湿を避けて冷暗所に保存しお早めにお召し上がりください。
摂取の方法 水洗い後、加熱してお召し上がりく ださい。
摂取をする上での注意事項 本品は多量摂取により疾病が治療したり、より健康が増進するものではありません。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42310010030102

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

当該製品はにんにくを発芽後7日間ほど水耕栽培したものである。弊社においては当該製品を2000パック以上出荷している。これまでに明確な健康被害は報告されていない。しかし、当該製品1パック(170g)の1日摂取目安が喫食実績として不十分のため、既存のデータベースを調査した結果 にんにくそのものについての安全性については、経口で適切に使用された場合。ニンニクは、最大 7 年間にわたる臨床研究で安全に使用されており、重大な毒性の報告は無いと報告されています。また、ニンニクそのものや機能性関与成分アリインについても、臨床試験の安全性報告やアジア諸国のニンニク摂取量と一般的なニンニクのアリイン量の報告などから考察して、当該製品の1日摂取目安量4g(約1個)及び含まれるアリイン量30㎎について安全性に問題は無いと考える。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

【標題】
最終製品「ロケット発芽にんにく」に含有する機能性関与成分アリインが高めのLDLコレステロールを低下させる機能性に関するシステマティックレビュー
【目的】
LDLコレステロールが健常域で高めの成人が、アリインを含む食品を摂取する場合、プラセボ摂取と比較してLDLコレステロールの低下機能に違いがあるかを検証することとした。
【背景】
国内の生活習慣病患者数は増加傾向にあり、その中でも脂質異常症の判定基準となるLDLコレステロールは特に重要な指標である。
ニンニクやネギといったネギ属植物に含まれる二次代謝産物アリインにはLDLコレステロールを低下させる効果が期待されている。しかし、LDLコレステロールが健常域で高めの成人を対象としてアリインを摂取した場合のLDLコレステロールに関するシステマティックレビューは確認できなかった。
【レビュー対象とした研究の特性】
PubMed、J-DreamⅢ(JSTPlus+JMEDPlus+JST7580)を情報源として用いるデータベースとして文献検索を行った(検索日2021年1月21日)。その結果、計16報の文献が検索され、採用基準で選抜した結果、1報が採用された。採用文献について評価を行った。
【主な結果】
採用文献はRCTであり、LDLコレステロールが健常域で高めの成人を対象者としていた。アリインを3.6㎎/日摂取した介入群において、対照群と比較してLDLコレステロール値が有意に低下していた。
以上の結果から、LDLコレステロールが健常域で高めの成人のLDLコレステロールを下げる機能について、アリインを3.6㎎/日以上摂取することで、その機能が認められる科学的根拠があると判断した。
【科学的根拠の質】
英語及び日本語文献データベースを用い論文収集を行ったが、未発表のデータが存在する可能性が否定できない。また、採用文献が1報と極めて少なかった。しかし、採用文献は日本人を対象とした試験であり、エビデンス総体の質は中程度と評価し、レビュー結果は信頼できるものであると考えられた。