届出番号 | I1342 |
商品名 | 筋肉キープ |
届出者名 | 株式会社ニップン |
届出日 | 2024/03/01 |
変更日 | – |
撤回日 | – |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 加工食品(サプリメント形状) |
機能性関与成分名 | マスリン酸、N-アセチルグルコサミン |
表示しようとする機能性 | 本品にはマスリン酸及びN-アセチルグルコサミンが含まれます。マスリン酸は日常的な運動と併用することで、年齢とともに低下する筋肉量及び握る力を維持する機能があることが報告されています。N-アセチルグルコサミンは歩行や階段の昇り降り時にひざ関節が気になる方の、ひざ関節の悩みを改善することが報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 健康な中高齢者 |
一日当たりの摂取目安量 | 2粒 |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:マスリン酸、N-アセチルグルコサミン 含有量:マスリン酸:60mg、N-アセチルグルコサミン:500mg |
保存の方法 | 直射日光、高温・多湿の場所を避けて常温で保存してください。 |
摂取の方法 | 一日2 粒を目安に、必ず噛んでお召し上がりください。 |
摂取をする上での注意事項 | ●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 ●噛んで摂取する食品です。のどに詰まらせないようご注意ください。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | ●開封後はチャックをしっかり閉めて常温で保管してください。 ●成分の性質上、粒に斑点が出る場合がありますが品質には問題ありません。 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42401091240102 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
<喫食実績による食経験の評価>
届出製品「筋肉キープ」についての販売実績はないが、本届出製品と同じ機能性関与成分を同等量含有している「貯筋習慣プラスひざ関節サポート」は2021年の発売以来、日本全国において家庭用・業務用ともに流通実績(過去3年間に10万粒以上)があり、本品に起因する重大な健康被害の報告はない。
以上より、本届出製品には通常の食品として十分な安全性があると評価した。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
<マスリン酸について>
【標題】
最終製品「筋肉キープ」に含まれる機能性関与成分「マスリン酸」による筋肉量および筋力の効果に関する研究レビュー
【目的】
疾病に罹患していない成人男女(妊産婦、授乳婦は除く)がマスリン酸を継続摂取した際の、筋肉量および筋力を維持する機能について検証した。
【背景】
骨格筋量は加齢によって減少すると言われている。運動機能を維持し自立した生活を送るためには、骨格筋の機能維持が重要となる。マスリン酸を経口摂取することで筋重量、筋力やタンパク質合成率が増加するという報告はいくつかあるが、健常者を対象とした研究レビューは未実施であった。そこで、疾病に罹患していない成人男女を対象とした研究レビューを行い、その科学的エビデンスを確認した。
【レビュー対象とした研究の特性】
国内外の文献検索及び内容の確認を行い、健常者を対象にした臨床試験報告2報を得た。この文献は試験を設計する際に十分な科学的根拠が得られるよう考慮されたランダム化比較試験であり、質の高いものであった。
【主な結果】
定性的SRを実施した結果、マスリン酸の継続経口摂取に加えて、日常的な運動を併用することにより、年齢とともに低下することが想定される筋肉量及び筋力(握力)を維持することが示唆された。健康な中高齢者について、「日常的な運動+マスリン酸60mg以上の摂取」による筋肉量及び筋力(握力)の改善効果には科学的根拠があると判断した。
【科学的根拠の質】
本レビューの対象となった臨床試験の試験食品は株式会社ニップンから提供されており、マイナスデータが報告されていない可能性は否定できない。また本レビューは文献2報と対象者が限定的であったことを考慮すると、今後の研究動向を継続的に観察しさらなる検証の必要があると考えられた。
<N-アセチルグルコサミンについて>
【標題】
最終製品「筋肉キープ」に含有する機能性関与成分N-アセチルグルコサミンによる膝関節の機能改善に関するシステマティックレビュー
【目的】
膝関節に違和感をもつ者を含む成人健常者を対象に、N-アセチルグルコサミンの継続的な経口摂取による膝関節機能の改善効果についてシステマティックレビューを実施した。
【背景】
N-アセチルグルコサミンの投与における膝関節機能の改善は多くの動物実験で報告されている。ヒト臨床試験では変形膝関節症患者に対して有意に改善した結果が得られており、作用機序としてグリコサミノグリカンの産生促進等が推測される。このことから、N-アセチルグルコサミンは健常成人にも膝関節機能の改善に役立つ可能性があると考えられた為、システマティックレビューを実施した。
【レビュー対象とした研究の特性】
採択されたヒトランダム化比較臨床試験の文献5報は、全て膝に違和感がある者、またはK-L分類0またはⅠと診断された健常者を対象としたヒトランダム化比較臨床試験であった。
【主な結果】
全ての採択文献においてN-アセチルグルコサミンの投与は膝関節の機能、及び軟骨代謝マーカーを有意に改善する結果であることを報告していた。
【科学的根拠の質】
本レビューにおける研究全体のバイアスリスク、非直接性は低いとの評価を行なった。一方、不精確は全ての採択文献で実績のある数値または経験的な数値ではあるものの、検定力分析は実施されていなかった。非一貫性はJOAスコアでは2報で有意な効果が認められ、VASスコアでは有意な効果が認められた文献と認められなかった文献が同数、軟骨代謝マーカーでは有意な効果が認められた文献が4報中3報、認められなかった文献が4報中1報で有意な効果が認められた文献数が上回っていた。その他、出版バイアスは全ての採択文献において否定することが出来なかった。
これらの指標から、表示内容における作用部位は膝関節とし、機能性を感じる可能性がある状況を歩行や階段昇降時と規定していることから、表示しようとする機能性の関連性に齟齬はないと考えられる。