届出番号 | I210 |
商品名 | AJINOMOTO(アジノモト) 毎日アマニ油a |
届出者名 | 株式会社J-オイルミルズ |
届出日 | 2023/05/19 |
変更日 | – |
撤回日 | – |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 加工食品(その他) |
機能性関与成分名 | α-リノレン酸 |
表示しようとする機能性 | 本品にはα-リノレン酸が含まれています。α-リノレン酸には、肌の保湿力を高め、肌の潤いを保つ機能があることが報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 肌の乾燥が気になる健常成人 |
一日当たりの摂取目安量 | 1日4.6g(小さじ1杯)を目安に食べ物や飲み物に加えてお召し上がりください。 |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:α-リノレン酸 含有量:2.2g |
保存の方法 | 常温、暗所保存 |
摂取の方法 | (一日当たりの摂取目安量と兼ねるため省略) |
摂取をする上での注意事項 | ●多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | ●熱に弱く酸化しやすい特性を持っています。加熱調理には適しておりません。●ポリスチレン製食品容器(カップめん等)には使用しないでください。●開封後は高温を避け、暗所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。●白濁や沈殿物が生じても品質に変わりありません。●油は流しに捨てないでください。●この容器は使い切りです。 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42303240310102 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
●アマニ油について
本品は、アマの種子を搾油し精製したアマニ油である。アマニ油は海外では紀元前から、日本国内においては明治時代から食用として利用されている。当社の販売開始時期は2019年秋であり、2021年の市場規模は2,000t程度である。健康被害情報は0件である。したがって、アマニ油は十分な食経験を有する食品であると考えられる。
●機能性関与成分α-リノレン酸について
α-リノレン酸はアマニ油やエゴマ油に多く含まれる他、ナタネ油に約7.5%、ダイズ油に約6.1%含まれており、日常の食生活において通常摂取している食品成分であると判断できる。
また、α-リノレン酸の安全性に関しての研究報告をデータベースで検索したところ、食品中に含まれる量であれば、おそらく安全であるとの記載があった。α-リノレン酸は単一の分子構造を持つ成分であることから、これらの情報を本品に適用できると判断した。以上のことから、機能性関与成分α-リノレン酸を配合した本品の安全性に問題はないと考えられる。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
【標題】
機能性関与成分α-リノレン酸による経皮水分蒸散量の低下、角質水分量の増加作用に関する研究レビュー
【目的】
本研究レビューの目的は、健常成人がα-リノレン酸を含む食品を摂取することによる、経皮水分蒸散量(TEWL;Transepidermal water loss)の低下、角質水分量の増加作用を検討し、α-リノレン酸の肌の保湿力を高め、肌の潤いを保つ機能性を検証することである。
【背景】
α-リノレン酸などのn-3系脂肪酸が、肌に与える影響について複数の研究が報告されている。そこで、健常成人のα-リノレン酸摂取によるTEWLの低下、角質水分量の増加作用について検証するため、研究レビューを実施した。
【レビュー対象とした研究の特性】
2022年6月1日に、それまでに公表された論文を対象に、健常成人を研究対象とした試験で、α-リノレン酸の摂取によるTEWLと角質水分量の変動を評価したものについて検討した。最終的に2報の論文を採用し評価を行った。
【主な結果】
α‐リノレン酸を含む食品を、肌の乾燥が気になる健常成人が摂取した結果、対照食品摂取時と比較して、TEWLについては2報で有意差が認められ、角質水分量については2報中1報で有意差が認められた。α‐リノレン酸を一日あたり1072.7 mg摂取することにより、TEWLの低下、角質水分量の増加作用が明らかとなった。
【科学的根拠の質】
研究の限界としては、有効性が示されなかった研究が公表されていない可能性があげられるが、各研究において問題となるような大きなバイアスは認められず、科学的根拠の質は確保されていると評価した。本研究レビューの結果からα-リノレン酸によるTEWLの低下、角質水分量の増加作用には科学的根拠があり、α-リノレン酸には、肌の保湿力を高め、肌の潤いを保つ機能があると判断した。