通販生活の発酵ギャバクヮーサー
届出番号 I534
商品名 通販生活の発酵ギャバクヮーサー
届出者名 株式会社カタログハウス
届出日 2023/07/25
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 GABA
表示しようとする機能性 本届出品にはGABAが含まれています。GABAには、血圧が高めの方の血圧を下げる機能が報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 血圧が高めの健常な成人男女。ただし、未成年者、疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。
一日当たりの摂取目安量 付属の計量カップを使い、一日一杯23mlを目安にお飲みください。
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:GABA
含有量:80㎎
保存の方法 直射日光を避け常温保存。開栓後は冷蔵庫に保存し、お早めにお召し上がりください。
摂取の方法 付属の計量カップを使い、一日一杯23mlを目安にお飲みください。※一日当たりの摂取目安量と兼ねております。
摂取をする上での注意事項 本製品は、多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するようなものではありません。一日の摂取目安量を守ってください。また、降圧薬を服用されている方は、医師又は薬剤師に相談してください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42305160780102

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
■既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

本届出品は、一日摂取目安量(23ml)あたり80mgのGABAを含有する1本720mlの果汁入り飲料である。本届出品は、2015年から製造・販売しており、テレビ通販や自社WEBサイトによる直販を中心に全国において過去7年間で3万本以上販売してきた。これまでに重篤な健康被害の報告は受けていない。
また、本届出品の機能性関与成分であるGABAについて、2次情報を用いて安全性の評価を行った。国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報によると、
【通常の食品に含まれる量を摂取する場合、おそらく安全である。】
【妊娠中及び母乳授乳期のGABA摂取時の安全性について信頼できる十分な情報がないため使用は避けること】
【高血圧症で活性型ビタミンD3製剤、カルシウム拮抗薬、抗血小板薬を服用していた日本人男性が、降圧作用を期待してGABA含有乳酸菌飲料(GABA10mg含有)を1日1本、約2ヶ月間摂取したところ、肝機能検査値に異常を認め薬物性肝障害と診断、摂取中止により回復した。】【高血圧症治療薬や、血圧低下作用のあるハーブやサプリメントとの併用は、低血圧のリスクを高める可能性がある。】などの報告がある。以上の情報があったが、本届出品の対象者は、健常成人男女であることから本届出品の摂取に関する安全性について問題はないと判断した。なお、GABAは分子量103の単一の低分子化合物であり、基原によらずGABAの性状は一定である。よって、上記安全性情報のGABAは、本製品に含まれるGABAと同等のものであると考えられ、上記情報を安全性の評価に用いていても差し支えないと判断した。

以上のことから、本届出品の喫食実績は十分であり、機能性関与成分GABA自体の安全性に問題はなく、本届出品の機能性表示食品としての販売に問題はないと判断した。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

【標題】:GABAの摂取による血圧の低下に関する研究レビュー

【目的】:血圧が正常もしくは高めの人に対して、GABAを含む食品とGABAを含まない食品を摂取した場合を比較して、血圧が低下する機能を明らかにすることを目的とした。

【背景】:GABAには血圧低下作用があると言われており、血圧が高めの人向けの特定保健用食品にも用いられている。本製品の機能性表示食品としての販売にあたり、GABA含有食品の血圧低下作用に関する機能を検証するために本研究レビューを行った。

【レビュー対象とした研究の特性】:複数の研究論文データベースを用いて、2016年7月1日までに公表された論文の収集を行った。基準に合った論文は21報あったが、うち6報は除外対象となり、最終的に評価した論文は15報となった。この研究において利益相反に関する申告はなかった。

【主な結果】:15報中、収縮期血圧は13報で、拡張期血圧は10報でGABAの摂取により血圧の低下が確認された。また、正常血圧者では、GABAの摂取により血圧の低下が確認されず、正常範囲内の血圧変動に留まっていた。この結果から、GABAの摂取は血圧が高めの健常人(正常高値血圧者)とⅠ度高血圧者の血圧を低下し、正常血圧者には影響を与えないことが確認された。正常高値血圧者における血圧の低下が確認されたGABAの摂取量は、12.3~80mg/dayであった。

【科学的根拠の質】:15報における研究のバイアスおよび非一貫性について評価を行い、全体的に低・中レベルの評価であった。エビデンスの強さについては、収縮期血圧は強(A)、拡張期血圧は中(B)であり、科学的根拠の質は高いと考えられるが、限界として否定的な論文が出版されない出版バイアスの存在もあることから今後も新しいエビデンスが発表されないかを定期的に確認する必要があると評価した。