届出番号 | I772 |
商品名 | 深蒸しごんぼ茶 |
届出者名 | 株式会社カタログハウス |
届出日 | 2023/10/13 |
変更日 | – |
撤回日 | – |
販売中 | 販売休止中 |
食品の区分 | 加工食品(その他) |
機能性関与成分名 | イヌリン |
表示しようとする機能性 | 本品にはイヌリンが含まれます。イヌリンを1日1.5g摂取すると食後の血糖値の上昇を抑える機能、排便量を増やす機能が報告されています。また、イヌリンを1日3.0g摂取すると便秘気味の方の便通を改善する機能が報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 食後の血糖値の上昇を抑えたい方、排便量を増やしたい方、便秘気味で便通を改善したい方 |
一日当たりの摂取目安量 | 食後の血糖値の上昇を抑えたい方、排便量を増やしたい方は、1袋5g。 便秘気味で便通を改善したい方は、2袋10g。 |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:イヌリン 含有量:1袋5g当り イヌリン1.5g(煮出し・水出し後) 2袋10g当り イヌリン3.0g(煮出し・水出し後) |
保存の方法 | 直射日光、湿気を避けて涼しい所で保存してください。 |
摂取の方法 | [煮出し]やかんに水500mlとティーバッグ1袋(または2袋)を入れ沸騰後5分間中火で煮出してお召し上がりください。 [水出し]容器に水500mlとティーバッグ1袋(または2袋)を入れ、冷蔵庫で2時間程度冷やしてお召し上がりください。※抽出後は冷蔵庫に保管し、早めにお召し上がりください。 |
摂取をする上での注意事項 | 一日摂取目安量を守ってください。本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進したりするものではありません。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 無 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42308200010102 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
<既存情報による食経験>
本品の既存情報の食経験に関して、データベース上で「おそらく安全…食品に一般的に含まれる量を経口的に使用した場合。 イヌリンは米国で一般に安全と認められるステータス (GRAS) を取得しています。」「おそらく安全…経口で適切に追加用量を短期間使用した場合。 1 日あたり8~18グラムの用量が最長24週間安全に使用されています。また、1日20グラムを最長3週間使用しても明らかな安全性が確認されています」とされている。なお、イヌリンは、定量・定性分析が可能な成分である。また、イヌリンは水溶性食物繊維で、小腸で消化・吸収されずに大腸まで達する成分であり、加工形態の違いによる機能性関与成分の消化・吸収過程に違いはない。上記を踏まえ、本品に含まれるイヌリンについて一日摂取目安量以上での安全性が確認されており、本品を一日摂取目安量摂取することの安全性に問題ないと判断した。
<医薬品との相互作用>
問題となる相互作用については、報告されていない。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
【食後血糖値上昇抑制機能】
・標題
イヌリンの摂取による食後血糖値に関するシステマティックレビュー
・目的
イヌリンによる食後血糖値上昇抑制効果を明らかにすることを目的とした。
・背景
イヌリンには「食後血糖値上昇の抑制」に対する機能性があると考え、機能性表示食品へ応用できる可能性を考え、疾病に罹患していない成人を対象に、イヌリンの摂取による「食後血糖値上昇の抑制」に対する効果について、システマティックレビューの手法を用い解析を実施した。
・レビュー対象とした研究の特性
日本語または英語のデータベースを用いて、成人健常者にイヌリンを摂取させると、食後血糖値上昇抑制効果があるかについて論文を検索した。「食後血糖値上昇の抑制」に関する機能において3報が採用された。
・主な結果
イヌリンを1日に600mgから750mg、6週間から12週継続摂取することで食後血糖値抑制に有意な改善を示した。このことから、空腹時血糖値または75gOGTT2時間値が境界型の者を含む健康な成人が1日あたりイヌリン750mg以上を継続して摂取することにより、食後血糖値の上昇が抑えられることが確認された。
・科学的根拠の質
収集した論文は全てイヌリンを含まないプラセボを対照としたランダム化比較試験で、研究レビューの科学的根拠の質は高いと考えられる。ただし、幅広く文献の検索を実施しているが、今後も新しい研究報告について定期的にチェックする必要がある。
【便通を改善し、お腹の調子を整える機能】
・標題
機能性関与成分イヌリンの摂取による健常者の便通を改善し、お腹の調子を整える機能に関する研究レビュー(定性的および定量的研究レビュー)
・目的
疾病に罹患していない健常者(便秘傾向の者を含む)に対して、イヌリンを含む食品を摂取した場合と、イヌリンを含まない食品を摂取した場合で比較して、便通を改善し、お腹の調子を整える機能があるかどうかを評価・検証することを目的とした。
・背景
消化管、特に大腸には多様な腸内細菌が生息し、それらの細菌が複雑な腸内環境を形成している。また、排泄はヒトを含む動物にとって、無くてはならない生理現象であり、規則正しい便通があることは、腸が健康な状態を示している。イヌリンは水溶性食物繊維の一種であり、ゴボウやキクイモ等に多く含まれる成分である。イヌリンは、ヒト臨床試験において便通を改善し、お腹の調子を整える機能が報告されている。このような背景を受け、イヌリンの摂取により、健常者(便秘傾向の者を含む)の便通を改善し、お腹の調子を整える機能がみられるかについて検証するため、本研究レビューを行った。
・レビュー対象とした研究の特性
健常者(便秘傾向の者を含む)を対象として、イヌリンの有効性を検討している試験報告を調べた。
・主な結果
データベース検索により693報の文献が抽出され、除外基準に抵触するか確認したところ11報が採用文献となった。採用文献は、事実を示す可能性が高いとされる試験デザイン(ランダム化比較試験)を用いた研究であった。
評価項目「排便回数」「排便量」において、イヌリン含有食品摂取群がプラセボ摂取群と比較して有意に便通を改善し、お腹の調子を整える機能を示すことが確認された。以上の有効性を肯定する報告から、イヌリン1.5gを摂取することにより、排便量を増やす機能が期待でき、イヌリン3.0gを摂取することにより、便秘気味の方の便通を改善する機能があることが結論づけられた。
・科学的根拠の質
収集した論文は全てイヌリンを含まないプラセボを対照としたランダム化比較試験で、研究レビューの科学的根拠の質は高いと考えられる。ただし、幅広く文献の検索を実施しているが、今後も新しい研究報告について定期的にチェックする必要がある。