ペプチドメンテ
届出番号 C80
商品名 ペプチドメンテ
届出者名 不二製油株式会社
届出日 2017/05/26
変更日 2020/08/25
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(その他)
機能性関与成分名 大豆由来セリルチロシン
表示しようとする機能性 本品には大豆由来セリルチロシンが含まれます。大豆由来セリルチロシンは、健康な中高年の方の認知機能の一部である記憶力(認識したことを正しく思い出す力)を維持する機能があることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 中高年を主とした健康な成人男女
一日当たりの摂取目安量 1日あたり1袋(20g)を目安にお召し上がりください。
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:大豆由来セリルチロシン
含有量:17.7mg
保存の方法 高温、多湿及び直射日光を避け常温で保存してください。
摂取の方法 1袋を約150~200mlの水等に溶かしてお召し上がりください。開封後はお早めにお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。また、ワルファリンをご使用の方、妊娠中の方あるいは妊娠の可能性のある方は医師とご相談ください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42008250140601

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

当該製品(商品名:ペプチドメンテ)は、1日摂取目安量(1袋・20g)あたり、大豆由来セリルチロシンを17.7 mg含有する粉末食品で、1回分ごとに分包された粉末を水などに溶かして飲用する粉末飲料です。
届出者(発売元:不二製油株式会社)より「ペプチドメンテ」と類似する食品として、商品名「ザ・ペプチド パウダー分包」が1994年より日本全国で販売・流通され、累計5万箱(1箱30包なので、150万袋)以上が販売されています。
同じく、大豆由来セリルチロシンとして17.7 mg以上を含み、当該製品と同様に1回分ごとに分包された粉末を水などに溶かして飲用する粉末飲料です。これまでに同商品が原因と判断できる重大な健康被害は報告されていません。
従って、類似する食品として喫食実績による食経験の評価は十分であり、当該商品における安全性に問題はないと考えられました。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

標題:最終商品 ペプチドメンテに含有する機能性関与成分「大豆由来セリルチロシン」の認知機能(記憶力)に関する研究レビュー

目的:疾病に罹患していない成人男女に対して大豆由来セリルチロシン摂取による認知機能に対する効果についてヒト試験文献の研究レビューを実施しました。

背景:大豆由来セリルチロシンの認知機能に対する肯定的作用について、個々の文献では報告されているものの、それらを網羅的に評価した文献はなかったため、検証が必要となりました。

レビュー対象とした研究の特性:日本語及び外国語の研究文献のデータベースを用いて、各データベースに情報がインプットされてから2015年12月7日までの期間に公表された文献を収集しました。最終的に疾病に罹患していない日本人男女を対象集団とし、類似成分の食品摂取と比較した試験デザインである2報を採用文献として評価しました。

主な結果:研究内容をまとめた結果、採用文献2報で認知機能の一つである記憶力に関して肯定的な作用が認められました。いずれも1日あたり大豆由来セリルチロシン17.7mgを摂取するものでした。これらの研究文献から総合的に評価した結果、大豆由来セリルチロシンの摂取は、長時間の認知作業に対しても集中力を切らさずに、適切に情報を処理する機能(認識したことを正しく思い出す力)を保つことで客観的記憶力スコアの低下を抑えていました。すなわち、大豆由来セリルチロシンの摂取は、認知機能の一部である記憶力(認識したことを正しく思い出す力)に対して効果があると考えられました。

科学的根拠の質:評価対象機能に対して大豆由来セリルチロシンによる肯定的な結果が認められました。採用文献が2報と少ないことは本研究レビューの限界ですが、採用文献は疾病に罹患していない日本人男女を対象としており、エビデンス総体の質はおおむね良好と考えられました。

従って、機能性関与成分「大豆由来セリルチロシン」を17.7 mg/日含む「ペプチドメンテ」の摂取は、健康の維持増進に適する旨であることを鑑み、健康な中高年の方の認知機能の一部である記憶力(認識したことを正しく思い出す力)を維持する機能を有するものと考えられました。