届出番号 | D662 |
商品名 | 岩下の新生姜 |
届出者名 | 岩下食品株式会社 |
届出日 | 2019/03/25 |
変更日 | 2020/09/01 |
撤回日 | – |
販売中 | 販売中 |
食品の区分 | 加工食品(その他) |
機能性関与成分名 | ショウガ由来ポリフェノール |
表示しようとする機能性 | 本品にはショウガ由来ポリフェノールが含まれます。ショウガ由来ポリフェノールには、寒い季節や冷房条件下において末梢(手の指先)の体温を維持する機能があることが報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 健常成人 |
一日当たりの摂取目安量 | 一日20gを目安にお召し上がりください。 |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:ショウガ由来ポリフェノール 含有量:3.1mg |
保存の方法 | 冷蔵庫(0~10℃)で保存してください |
摂取の方法 | 一日20gを目安にお召し上がりください。(一日当たりの摂取目安量とともに表示) |
摂取をする上での注意事項 | 本品は多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。抗血栓薬、降圧薬、糖尿病治療薬などの医薬品を服用している方は、医師、薬剤師にご相談ください。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | ●保存料を使用していません。 ●開封後は、賞味期限に関係なく冷蔵庫(0~10℃)で保存し、お早めにお召し上がりください。 ●保存される場合には、液を捨てず、直接空気に触れない状態で冷蔵してください。 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42009010080801 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
当該製品の機能性関与成分であるショウガ由来ポリフェノールは原料のショウガに由来し、ショウガに特有の成分です。
ショウガはインド、東南アジア、中国、アフリカなど世界各地で栽培され、古くから食用・薬用とされてきた植物です。日本へは、3世紀以前に渡来し、8世紀頃には栽培も行なわれていたと考えられています。江戸時代には一般的な食材として広まり、現在では、酢漬け・薬味などの生食用だけでなく、調味料原料、菓子などの加工食品として大量消費されており、その食経験は長く、安全な食材です。
当該製品は、弊社において1987年の発売以来、日本国内に年間約500万~1000万パックを販売しております。これまで30年もの間、年齢・性別を問わず多くの人に、幅広く、日常的な加工食品として食されてきましたが、お客様からの問い合わせの中で当該製品と因果関係のある健康被害は報告されておらず、食経験上から安全性は高いものと考えられます。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
【標題】
ショウガ由来ポリフェノールの体温を維持する効果についての研究レビュー
【目的】
健康な人がショウガ由来ポリフェノールを含む食品を摂取すると、含まない食品を摂取した時に比べて体温を維持する効果があるのか、科学的な調査を行い、効果の有無について総合的な判断をすることを目的としました。
【背景】
寒い時にショウガを摂取すると身体をあたためると言われています。近年の研究で、ショウガに含まれるショウガ由来ポリフェノールが、体温調節に関与する可能性が示されています。そこで、健康な人において、ショウガ由来ポリフェノールの摂取が、体温の維持に有効であるのか検証をすることとしました。
【レビュー対象とした研究の特性】
ショウガ由来ポリフェノールの人に対する体温維持効果について書かれた文献について、英語および日本語文献のデータベースを用いて網羅的に検索しました。その結果4報の査読付き論文が特定され、いずれも健康な人がショウガ由来ポリフェノールを含む食品を摂取した時と、含まない食品を摂取した時を比較することで、体温への影響を評価したものでした。
【主な結果】
気温や室温が低い時に手の指先など末梢の血流を改善し体表温の低下を抑える効果と、エネルギー消費量を高める効果が明らかとなりました。効果を発現する最小必要量はショウガ由来ポリフェノール3.07mgであったことから、これに相当するショウガ由来ポリフェノールを摂取すれば、末梢(手の指先)の体温の維持に有効であると考えられました。
【科学的根拠の質】
研究レビューの限界として、比較的高いレベルのバイアス(偏り)が疑われる研究が含まれる、研究の数が少ない、未公表の研究の存在が否定できないという点が認められます。しかしながら体温を維持する効果に一貫性があり、科学的根拠の質は担保されていると考えられました。