子大豆もやし 芽ぐみ
届出番号 F277
商品名 子大豆もやし 芽ぐみ
届出者名 株式会社サラダコスモ
届出日 2020/07/16
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 生鮮食品
機能性関与成分名 GABA、大豆イソフラボン
表示しようとする機能性 本品にはGABAと大豆イソフラボンが含まれます。GABAを12.3mg/日摂取すると血圧が高めの方の血圧を下げる機能、大豆イソフラボンを23.3mg/日(アグリコン換算)摂取すると骨の成分の維持に役立つ機能、大豆イソフラボンを30mg/日(アグリコン換算)摂取すると肌が乾燥しがちな中高年女性の肌の潤いを保つ機能があることが報告されています。本品100gで機能性が報告されている一日あたりの血圧への機能性関与成分(GABA)の81%と骨への機能性関与成分(大豆イソフラボン)の56%、本品200gで肌への機能性関与成分(大豆イソフラボン)の87%を摂取できます。
当該製品が想定する主な対象者 【GABA】血圧が高め(高値血圧者)の日本人成人男女 【大豆イソフラボン 骨】健常な日本人中高年女性 【大豆イソフラボン 肌】健常で肌が乾燥しがちな日本人中高年女性
一日当たりの摂取目安量 血圧と骨の健康が気になる方は100g、肌の潤いが気になる方は200g。(機能性が報告されている一日当たりの機能性関与成分量の50%以上を摂取できます。)
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:GABA、大豆イソフラボン
含有量:GABA 10mg (100gあたり) 大豆イソフラボン(アグリコン換算)13㎎(100gあたり) 大豆イソフラボン(アグリコン換算)26mg(200gあたり)
保存の方法 冷蔵庫(1~10℃)で保存
摂取の方法 電子レンジで加熱調理してお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 本品は多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。高血圧治療薬を服用している方は医師、薬剤師にご相談ください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 ●レンジ調理の場合
生の子大豆もやしを袋をあけずにそのままこの面を上にして電子レンジで温めてください。(かたい場合は、追加で10秒ずつ加熱してください。)
*この袋は電子レンジ調理対応パックです。
加熱時間の目安
電子レンジ 600w 約3分、500w 約3分30秒
●茹でる場合(6分が目安)
もやしがつかる程度のお湯で鍋ブタをして十分ゆでてください。ゆで汁ごとお召し上がりいただくのがおすすめです。(お好みによりゆでる時間を加減してください。)
●炒める場合
豆の部分に火が通りにくいため、レンジ調理や下茹で等でやわらかくしてから炒めるのがおすすめです。
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=41909271060105

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

本品(子大豆もやし 芽ぐみ)は大豆もやしである。大豆もやしは、日本で平安時代より食されてきた食品である。弊社では当該製品である大豆もやしを1991年に発売し、それ以降日本全国に年間約2400t以上を販売している。当該製品は1日に食する量として平均1袋200g程度を年齢性別問わず幅広く、日常的な加熱調理用野菜として食されているが、これまでに問題となる健康被害は報告されていない。上述の通り、食経験上から大豆もやしの安全性は高いと判断した。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

1.GABA(血圧が高めの方の血圧を下げる機能)
標題:最終製品「子大豆もやし 芽ぐみ」に含有するGABAが収縮期および拡張期血圧に及ぼす影響についての研究レビュー
目的:高値血圧者およびⅠ度高血圧者の日本人成人男女が、8週間以上GABA を含む食品を経口摂取した場合、GABA を含まない食品と比較して血圧に違いがあるかどうかを評価した。
背景:GABAを含有した本製品を機能性表示食品として販売するにあたり、本製品の血圧降下作用について検証するための研究レビューを行った。
レビュー対象とした研究の特性:ランダム化比較試験(RCT)論文を対象とし、2018年12月11日に検索を行った。対象者は高値血圧あるいはⅠ度高血圧の日本人成人男女とし、主要評価項目は収縮期血圧と拡張期血圧とした。採用文献は11報となった。また、各研究における利益相反の申告はなかった。
主な結果:11報において全被験者に対する評価および高値血圧者の結果を抽出した層別解析の評価を行ったところ、どちらの評価でも収縮期・拡張期血圧がプラセボ食摂取群と比較して有意に低下していると判断した。健常者(高値血圧者)対象でGABAの必要最小摂取量は12.3 mg/日だった。従って、GABA12.3㎎/日の摂取は血圧が高めの日本人成人男女の収縮期および拡張期血圧を下げると考えられた。
科学的根拠の質:採用した論文はいずれもランダム化二重盲検プラセボ対照比較試験で質は高いと考えられた。また、本レビューの限界として、試験デザイン・対象者の限定で採用文献数が減ってしまったこと、割り付け・ランダム化に関する詳細な記述が少なかったことから、バイアスリスクが完全に否定できないことが挙げられる。しかし、採用した11報について、全被験者対象では11報中11報、高値血圧者対象の層別解析では11報中10報で肯定的な結果が得られており、概ね一貫性があることからGABAの血圧降下作用に及ぼす影響はないと判断した。
(構造化抄録)

2.大豆イソフラボン(骨の成分の維持に役立つ機能)
標題:健常な日本人中高年女性の骨吸収抑制作用に対する大豆イソフラボンの効果に関する研究レビュー
目的:大豆イソフラボンの摂取が、健常な日本人中高年女性において、対照群と比較して、骨吸収抑制作用を有するかどうかを評価した。
背景:大豆イソフラボンは弱いエストロゲン様作用があることが知られており、骨吸収抑制効果が報告されている。そこで、骨吸収マーカーである尿中デオキシピリジノリン(DPD)量を指標に、健常な日本人中高年女性において、大豆イソフラボンの摂取が骨吸収抑制作用を有するかを検証した。
レビュー対象とした研究の特性:RCT論文を対象として2019年8月14日に検索を行った。対象者は健常な日本人中高年女性とし、主要評価項目は尿中DPD量とした。採用文献は9報となった。また、各研究における利益相反の申告はなかった。
主な結果:9報の論文より8報のデータでメタアナリシスを行った結果、大豆イソフラボン23.3~26.9mg/日(アグリコン換算)の摂取により尿中DPD量が対照群に比べ有意に低下していた。また、23.3mg/日(アグリコン換算)を摂取した試験で尿中DPD量が有意に低下していた。従って、大豆イソフラボン23.3㎎/日(アグリコン換算)の摂取は健常な日本人中高年女性の骨吸収抑制作用を有すると考えられた。
科学的根拠の質:採用した論文は、いずれもランダム化プラセボ対照比較試験で質は高いと考えられた。本レビューの限界として、群間有意差のある文献が少なかったこと、脱落者の多い研究が含まれたことが考えられた。しかし、いずれの文献でも尿中DPD量が低下傾向にあり、メタアナリシスを行った結果として群間有意な平均値差が確認されたことから大豆イソフラボンの骨吸収抑制作用に及ぼす影響はないと判断した。
(構造化抄録)

3.大豆イソフラボン(肌の潤いを保つ機能)
標題:「子大豆もやし 芽ぐみ」に含まれる大豆イソフラボンの摂取による肌の保湿機能に関する研究レビュー
目的:健常で肌が乾燥しがちな日本人中高年女性において、大豆イソフラボンの摂取で肌の保湿機能が見られるかどうかを評価した。
背景:大豆イソフラボンは弱いエストロゲン作用を示すことが知られており、線維芽細胞のエストロゲン受容体に結合してヒアルロン酸を産生し、肌の潤いを保つ機能が推測される。今回は「大豆イソフラボンを含む食品を健常で肌が乾燥しがちな日本人中高年女性が摂取することにより肌の保湿機能が保たれるか」を明らかにするため、研究レビューを実施した。
レビュー対象とした研究の特性:RCT論文を対象とし、2019年7月21日に検索を行った。対象者は健常で肌が乾燥しがちな日本人中高年女性とし、主要評価項目は角質水分量、皮膚水分蒸散量とした。採用文献は1報となった。利益相反の申告はなかった。
主な結果:採用文献において、大豆イソフラボン30mg(アグリコン換算)の摂取により対照群と比較において、角質水分量を増加させ、肌の保湿機能を保つという肯定的な結果を得た。従って、大豆イソフラボン30㎎/日(アグリコン換算)の摂取は健常で肌が乾燥しがちな日本人中高年女性の肌の保湿作用を有すると考えられた。
科学的根拠の質:採用した論文では、ランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験を行っており、質は高いと考えられた。本レビューの限界として、採用論文が1報と極めて少ないこと、皮膚水分蒸散量については群間有意差が確認できなかったことが限界として挙げられた。しかしながら、大豆イソフラボンの摂取は角質水分量を有意に増加させ、肌の保湿機能を保つという肯定的な結果を得たことから、大豆イソフラボンの肌の保湿作用に及ぼす影響はないと判断した。
(構造化抄録)