やすらぐマスクメロン for Relax (フォー リラックス)
届出番号 G1204
商品名 やすらぐマスクメロン for Relax (フォー リラックス)
届出者名 くだものの山長
届出日 2022/02/01
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 生鮮食品
機能性関与成分名 GABA
表示しようとする機能性 本品にはGABAが含まれています。GABAには仕事や勉強による一時的な精神的ストレスを低減する機能があることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 健康な成人男女
一日当たりの摂取目安量 可食部50gを目安に、お召し上がりください。機能性が報告されている一日当たりの機能性関与成分を摂取できます。
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:GABA
含有量:28mg
保存の方法 常温
摂取の方法 一日可食部50gを目安に、お召し上がりください。[機能性が報告されている一日当たりの機能性関与成分を摂取できます。](一日当たりの摂取目安量と共に表示)
摂取をする上での注意事項 本品は多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
降圧剤を服用している方は医師、薬剤師にご相談のうえお召し上がりください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42111130030102

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

【農産物の概要】
やすらぐマスクメロンは、当店が国内向けに販売しているマスクメロンの一商品である。
メロンの原産地はアフリカ起源説が有力であったが、2010年植物学者のスザンヌ・レナー氏らによるDNA解析が行われ、インド亜大陸とヒマラヤ山脈低地帯が原産地であることがはっきりした、と報告されている。
現在当店が販売している温室メロンの主力は、高知県香南市にて栽培されている「エメラルドメロン」が中心である。
高知県のメロン栽培は昭和5年安芸郡芸西村、吾川郡春野町(現高知市)に於いて栽培が始まりました。昭和50年頃から栽培量も増え、高知県下で栽培がおこなわれるようになった。中でも近年「エメラルドメロン」は高品質メロンの中心的な役割を担っている。このエメラルドメロンは、平成4年から隔離床栽培に取り組み、現在10農家にて生産されております。
【喫食実績の内容と評価】
総務省統計局の「家計調査」によれば、メロンの一世帯当たりの年間消費量(全国平均)は2018‐2020年平均で1,709gであり、主に生食用として日本国内の全都道府県で流通、喫食されている。
エメラルドメロンの生産量は令和2年で約320トン。また輸出に関しても、香港を中心に東南アジアに展開している。以上のように、エメラルドメロンは、国内のみならず30年の喫食実績において、安全性を懸念するような報告は見当たりません。
【参考文献】
〇『野菜園芸大百科 4メロン』(農文協/編,農山漁村文化協会,2004)
〇『メロンとスイカの歴史』(シルヴィア・ラブグレン/著,龍 和子/訳,原書房)
〇『くらしと農業』第6巻3号(高知県農業改良普及協会)
〇『創立十周年記念誌 園芸の土佐』(水口幾寿/編,高知県園芸組合連合会,1931)
〇総務省統計局「家計調査」(https://www.stat.go.jp/data/kakei/)
【既存情報による安全性試験の評価】
GABAは、動物、植物、微生物など自然界に広く存在する非タンパク性アミノ酸であり、食品などにより日常的に摂取されています。また、GABAの安全性については、一連の変異原性、動物性のin vivoおよびin vitro試験、さらにヒト試験の安全性に係る部分の内容を精査して、GABAは極めて安全性の高い物質であると判断されます。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

GABAの仕事や勉強による一時的な精神的ストレス低減機能性に関する科学的根拠
【標題】
GABAの仕事や勉強による一時的な精神的ストレスの低減作用に関する研究レビュー
【目的】
GABAを含む食品を健常者(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦、授乳婦を除く)が摂取することにより、一時的な精神的ストレスを低減する機能性が見られるかを検討することを目的とした。
【背景】
GABAはアミノ酸の1種であり、脊髄動物の中枢神経系、特に海馬、小脳、大脳、脊髄などに存在し、主に抑制性神経伝達物質として機能している物質である。GABAは発酵食品や微生物による生産されることが多いが、生鮮な野菜や果物の中にも多く含まれていることも証明されている。GABAには様々な生理機能を有することが知られている。近年、GABAを含む食品の摂取によるストレスを低減する効果が報告され、GABA成分を配合した機能性表示食品商品も多く販売されている。
このような状況をふまえ、健常者がGABAの摂取による一時的な精神的ストレスを低減する機能が見られるか、網羅的な文献調査を行い、研究レビューを実施した。
【研究レビュー対象とした研究の特性】
4つのデータベースを中心に、2021年8月31日までに公表された論文を対象に、健常者(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦、授乳婦を除く)を研究対象としたヒト試験で、GABAを含む食品の摂取により一時的な精神的ストレスの低減作用を評価し、最終的に6報の論文を採用し評価を行った。
【主な結果】
GABA を含む食品の摂取によって、仕事や勉強による一時的な精神的ストレスの低減作用を示すアウトカムとして、客観的指標「脳波変動」、「自律神経活動」、「唾液中ストレスマーカー」および主観的指標「VAS、POMS」の変化を検証した。その結果、全研究の過半数を上回る研究において肯定的な結果が得られ、1日28mg~100mgのGABAを含む食品の摂取により仕事や勉強による一時的な精神的ストレスを低減する機能が認められると判断した。
【科学根拠の質】
全研究のバイアスリスクとしては、盲検性バイアス、症例減少バイアスがみられたが、全体として解析に使用した研究は概ね信頼できるものでした。また、複種の機能性評価指標を複数の論文から得られた結果の違いは小さく、GABAの一時的な精神的ストレスの低減作用に関する情報には一貫性があると考えました。従って、本研究レビューの結果からGABAを含有する食品の摂取により、仕事や勉強による一時的な精神的ストレスの低減作用には科学的な根拠があると判断した。