REMWELL(レムウェル)
届出番号 G720
商品名 REMWELL(レムウェル)
届出者名 小野薬品ヘルスケア株式会社
届出日 2021/10/07
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(サプリメント形状)
機能性関与成分名 DHA、EPA、DAGE(ジアシルグリセリルエーテル)
表示しようとする機能性 本品にはDHA、EPA、DAGE(ジアシルグリセリルエーテル)が含まれており、一時的に睡眠に不満を感じている健康な方の深睡眠とレム睡眠の割合を増加させることで、睡眠の質を向上させる機能があります。さらに、一時的に活気・活力が低下している方の不安感・緊張感・気分の落ち込みを和らげ、一時的な活気・活力の向上と日中の眠気の軽減に役立ちます。
当該製品が想定する主な対象者 一時的に睡眠に不満を感じている健常な成人男女
一日当たりの摂取目安量 6粒
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:機能性関与成分名:DHA、EPA、DAGE(ジアシルグリセリルエーテル)
含有量:含有量:DHA 150mg、EPA 60mg、DAGE(ジアシルグリセリルエーテル) 360mg
保存の方法 高温・高湿及び直射日光をさけて、保管してください。
摂取の方法 1日6粒を目安に、お飲みものと一緒にかまずにお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。抗凝固剤、血糖降下剤、降圧剤等を処方されている方は、医師、薬剤師に相談してください。原材料に魚卵由来成分・ゼラチンを含みます。食物アレルギーの方は原材料名をご確認の上、お召し上がりください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42107130380102

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

当該製品は1日摂取目安量6粒あたり、機能性関与成分であるDHAを150mg、EPAを60mg、DAGE(ジアシルグリセリルエーテル)を360mg含有する加工食品である。
〈安全性試験の実施による評価〉
1.過剰摂取試験
健常成人男女20名を対象に当該製品1日摂取目安量の5倍量にあたる30粒を4週間連続摂取させた。本試験の結果、当該製品が原因と考えられる問題は認められなかった。
2.12週間摂取試験
20歳以上64歳以下の健常男女でピッツバーグ睡眠質問票日本語版(PSQI-J)のスコアが6点以上の80名を対象に当該製品1日摂取目安量またはプラセボを12週間摂取させた。本試験の結果、当該製品が原因と考えられる問題は認められなかった。
以上のことから、当該製品は安全性に問題がないと判断された。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

ア)標題:当該製品摂取による睡眠の質および気分状態に対する効果について
イ)目的:一時的に睡眠に不満を感じている方を対象に、当該製品を摂取したグループとプラセボを摂取したグループを比較し、睡眠の質および気分状態が改善するかを検証した。
ウ)背景:睡眠において深睡眠とレム睡眠は睡眠の質の向上に重要な要素である。DHA、EPAおよびDAGE(ジアシルグリセリルエーテル)は活性酸素による脳など身体への障害の抑制作用が期待されるため、当該製品摂取による睡眠および気分状態に与える影響を検討した。
エ)方法:一時的に睡眠に不満を感じている20歳以上64歳以下の健常男女を対象者とし、1日あたりDHA 150mg、EPA 60mg、DAGE(ジアシルグリセリルエーテル) 360mgを含む当該製品もしくはプラセボを12週間摂取させた。主要評価項目の睡眠時脳波解析、副次評価項目のピッツバーグ睡眠質問票日本語版(PSQI-J)、Profile of Mood States 2nd Edition(POMS2)成人用短縮版を用いて睡眠の質および気分状態を評価した。
オ)主な結果:被験者80名中74名を有効性解析対象とした(当該製品摂取38名、プラセボ摂取36名)。高齢者では浅睡眠の割合が増加し、深睡眠の割合が減少することで睡眠の質が低下している。本試験の被験者は高齢者に近い睡眠ステージ割合であったが、12週目の変化量で、当該製品摂取群はプラセボ摂取群と比べ、脳波解析における浅睡眠の割合が有意に減少し、深睡眠とレム睡眠の割合が有意に増加した。当該製品摂取により睡眠の質が改善した。活気・活力が低下している被験者(POMS2の活気-活力50未満)で当該製品摂取群はプラセボ摂取群と比べPOMS2のネガティブな気分状態のスコア(抑うつ-落ち込み、緊張-不安)および活気-活力スコアが有意に改善し、さらにPSQI-Jの日中の眠気を測るスコアが有意に改善した。本試験の費用は、親会社の小野薬品工業株式会社が負担した。その他に特筆すべき利益相反はない。
カ)科学的根拠の質:本試験は信頼性が高いとされるランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験で実施された。本試験の限界として、被験者が限定的であるが、科学的に妥当である評価系で効果が確認され、試験結果は査読付き論文として学術誌に掲載されており、科学的根拠の質は高いと考える。(構造化抄録)