SENZU(せんず)
届出番号 H1197
商品名 SENZU(せんず)
届出者名 株式会社OPAQ FACTORY
届出日 2023/02/16
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(サプリメント形状)
機能性関与成分名 γ-アミノ酪酸
表示しようとする機能性 本品にはγ-アミノ酪酸 (GABA) が含まれています。GABAには睡眠の質 (眠りの深さ) の改善に役立つ機能や仕事や勉強などによる一時的・精神的な負荷によるストレスや疲労感を緩和する機能があることが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 健常成人
一日当たりの摂取目安量 1粒
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:γ-アミノ酪酸 (GABA)
含有量:100mg
保存の方法 高温多湿及び直射日光を避け、涼しいところで保存してください。
摂取の方法 睡眠前に1粒を水またはぬるま湯などでお飲みください。
摂取をする上での注意事項 ■本品は多量摂取により疾病が治癒したりより健康が増進するものではありません。1日摂取目安量を守ってください。■降圧薬を服用している方は医師、薬剤師に相談してください。■食物アレルギーのある方は原材料名をご確認ください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42209120900102

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

当該製品は、機能関与成分 γ-アミノ酪酸 (GABA) を1日摂取目安量100 mg 配合した加工食品 (サプリメント形状) である。2001年の食薬区分改正で健康食品として使用することが認められたことにより、GABA を配合した製品は数多く販売されており、特定保健用食品の機能性成分としても認可されている。しかしながら、当該製品の販売・喫食実績はなく、安全性に関しては不十分であると判断し、既存情報による安全性試験結果の評価を行った。
食品安全委員会によると、 GABA 含有製品 (10 mg もしくは 80 mg) の安全性に関して「適切に摂取される限りにおいては、安全性に問題はないと判断される」と評価している。また、文献データベースを用いて、GABA の安全性を検索したところ、22報の文献が採用された。いくつかの臨床試験にて、下痢や軟便といった症状や自覚症状の訴えなどが観察されたが、GABA に起因すると考えられる重篤な副作用は認められなかった。また、血液生化学検査及び尿検査項目でいくつかの変動が確認されたが、正常範囲内の変動であり、臨床上問題となる所見はなかった。
GABA は分子量103の単一低分子化合物で、その性状は基原によらず一定であるため、本製品に含まれる GABA も同様のものと判断できる。従って、GABA を100 mg 含有する当該製品の安全性に問題はないと判断した。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

標題: 本製品「SENZU」に含まれる機能性関与成分 γ-アミノ酪酸 (GABA、ギャバ) を健常成人が経口摂取した際の睡眠の質に影響を及ぼすのかについての研究レビュー
目的: 健常成人がγ-アミノ酪酸 (GABA) を経口摂取した場合、睡眠の質に影響を及ぼすかについて、臨床論文の検索とレビューを行い検証することを目的とした。
背景: 睡眠障害を持つ日本人は4~5人に1人の割合でいると推定されており、大きな社会的課題となっている。従って、睡眠の質を改善することは、健康の維持・増進に寄与するものであると考えられる。γ-アミノ酪酸 (GABA) は、分子量103の低分子化合物で、天然アミノ酸の一つである。生鮮野菜などに含まれていることが知られており、日本では、2001年の食薬区分改正により健康食品として使用することが認められた。GABA には、睡眠の質改善作用などが報告されている。しかしながら、GABA の経口摂取が健常者の睡眠の質に対してどのような効果を与えるのかに関する検証は不十分であると考えられるため、本研究レビューを行った。
レビュー対象とした研究の特性: データベースより適格基準に合致した5件の論文が採用された。採用文献の GABA 1日摂取量は、いずれも100 mg であった。採用文献全てにおいて睡眠の質を評価しており、3報が客観的睡眠指標である脳波測定を、また5報全てにおいて主観的睡眠指標 (視覚的評価スケール、アテネ式不眠尺度、ピッツバーグ睡眠質問票または OSA 睡眠調査票 MA 版) を用いて評価していた。バイアスリスク、非直接性、不精確、非一貫性、その他のバイアス (出版バイアス) などについて、無視できない深刻なリスク・問題等は無かった。
主な結果: 脳波測定による睡眠の質評価において、ノンレム睡眠時間が3報中2報有意に増加した。一日当たり GABA 100 mg の経口摂取は、睡眠の質 (入眠時間、眠りの深さ) を改善することが認められた。
科学的根拠の質: 採用された文献5報は全て日本で行われた試験であった。従って、外挿性に問題はないと判断した。5報中1報が非ランダム化比較試験で行われており、また2報が単盲検であったが、バイアスリスク、非直接性、不精確、非一貫性、その他のバイアス (出版バイアス) などについて、無視できない深刻なリスク・問題等は無いと判断した。

標題: 本製品「SENZU」に含まれる機能性関与成分 γ-アミノ酪酸 (GABA、ギャバ) を健常成人が経口摂取した際の一時的・精神的な負荷によるストレスや疲労感に影響を及ぼすかについての研究レビュー
目的: 健常成人がγ-アミノ酪酸 (GABA) を経口摂取した場合、一時的・精神的な負荷によるストレスや疲労感に影響を及ぼすかについて、臨床論文の検索とレビューを行い検証することを目的とした。
背景: 現代社会は、多種多様なストレスにさらされていることから「ストレス社会」とも呼ばれており、社会問題化している。適度なストレス反応は、達成感や満足感、充実感といった感情をもたらしてくれるが、過度なストレス負荷やこれらを制御することができなかった場合、身体に様々な影響が現れる。そのため、現代社会の生活において、ストレスをコントローすることは健康の維持・増進のためにも必要不可欠であると言える。γ-アミノ酪酸 (GABA) は、分子量103の低分子化合物で、天然アミノ酸の一つである。生鮮野菜などに含まれていることが知られており、日本では、2001年の食薬区分改正により健康食品として使用することが認められた。GABA には、ストレス緩和作用などが報告されている。しかしながら、健常者の GABA 経口摂取が、一時的・精神的なストレスや疲労感にどのような効果を与えるのかに関する検証は不十分であると考えられるため、本研究レビューを行った。
レビュー対象とした研究の特性: データベースより適格基準に合致した3件の論文が採用された。採用文献の GABA 1日摂取量は、25~50 mg であった。採用文献全てにおいて一時的な精神的ストレス負荷後のストレス状態や疲労感を評価しており、ストレス指標では、唾液中クロモグラニン A (3報)、唾液中コルチゾール (1報)、副交感神経活動 (1報) を、疲労指標では、VAS (2報)、POMS (1報)、疲労自己診断質問票 (1報) を用いていた。バイアスリスク、非直接性、不精確、非一貫性、その他のバイアス (出版バイアス) などについて、無視できない深刻なリスク・問題等は無かった。
主な結果: ストレス指標及び疲労指標ともに、プラセボ群と比較した結果、有意にストレス及び疲労感が軽減されていることが認められた。
科学的根拠の質: 採用された文献3報は全て日本で行われた試験であった。従って、外挿性に問題はないと判断した。全てランダム化比較試験で行われていた。1報が単盲検であったが、バイアスリスク、非直接性、不精確、非一貫性、その他のバイアス (出版バイアス) などについて、無視できない深刻なリスク・問題等は無いと判断した。