甘熟王ゴールドプレミアム
届出番号 H1275
商品名 甘熟王ゴールドプレミアム
届出者名 株式会社スミフルジャパン
届出日 2023/03/02
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 生鮮食品
機能性関与成分名 GABA
表示しようとする機能性 本品にはGABAが含まれ、GABAを28mg/日摂取すると、仕事や勉強による一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和する機能があることが報告されています。本品を可食部170g(2~3本)食べると機能性が報告されている一日当たりの機能性関与成分の量の50%を摂取できます。
当該製品が想定する主な対象者 疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く)
一日当たりの摂取目安量 可食部170g(2~3本)
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:GABA
含有量:14mg
保存の方法 表皮に茶色い星が出てきたら、バナナをビニール袋または新聞紙に包み、冷蔵庫の野菜室での保存がおすすめです。(皮が黒くなる事がありますが、果肉には影響ありません)
摂取の方法 生でお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 本品は多量に摂取することで、健康が増進されるものではありません。高血圧治療薬を服用している方は医師・薬剤師にご相談ください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42302280300100

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

本製品、バナナの喫食の歴史は大変長く、流通量も多い。2022年、輸入量は約105万トン(2022年 財務省貿易統計)、一世帯(二人以上の世帯)あたりの購入数量は平均19.2kg(2022年家計調査:総務省統計局)というデータも報告されている。
当社は1970年からフィリピン産バナナの輸入・販売を開始して以来、常に企業理念である「品質・食味・安全・環境」にこだわったバナナの安定供給を目指している。当該バナナの品種は主にキャベンディッシュ(英語:Cavendish)であり、直近過去3年の当社全体の年間輸入販売量は、2020年約26.9万トン、2021年約28.2万トン、2022年約29.9万トンと相当な量の流通があることから、喫食実績は十分である。
バナナに含まれる機能性関与成分GABAは、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報の素材情報データベース によると、「通常の食事からの摂取においてはおそらく安全」とされている。したがって、当該商品(バナナ)においても安全性に問題はないと考えられる。

医薬品との相互作用については、各データベースでは以下のように記載されている。
・国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報の素材情報データベース
「降圧薬や降圧作用を有するハーブとの併用により、低血圧を起こす可能性がある。」
・ナチュラルメディシン・データベース
「γ-アミノ酪酸(GABA)は血圧を低下させるようです。GABA と降圧薬を併用すると 血圧が過度に低下するおそれがあります。このような降圧薬にはカプトプリル エナラプリルマレイン酸塩 ロサルタンカリウム バルサルタン ジルチアゼム塩酸塩 アムロジピ ンベシル酸塩 ヒドロクロロチアジド フロセミドなど多くあります。」
上述のような記載があったことから、摂取上の注意として「本品は多量に摂取することで、健康が増進されるものではありません。高血圧治療薬を服用している方は医師・薬剤師にご相談ください。」と注意喚起をしている。
以上の通り、当該商品について安全性に十分配慮しており、機能性表示食品として販売することは適切であると考える。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

【標題】
最終製品「甘熟王ゴールドプレミアム」に含有する機能性関与成分GABAによるストレスや疲労感の軽減に関する定性的研究レビュー。

【目的】
健常成人において、「GABAを含む食品の摂取がストレスや疲労感を軽減するか」を検証するため、定性的研究レビューを実施した。

【背景】
GABAに一時的な精神的ストレスを緩和する作用があることが報告されている。そこで、GABA摂取によるストレスの緩和作用について、定性的研究レビューを実施した。

【レビューを対象とした研究の特性】
3つのデータベースを情報源として用いた。PubMed(最終検索日:2020年12月17日)、医中誌Web(最終検索日:2020年12月17日)、JDreamⅢ(最終検索日:2020年12月17日)を検索し、ハンドサーチは実施しなかった。各データベースとも検索期間は限定せずに、最終検索日までの全範囲を対象として検索を行った。また、未報告研究についてはUMIN臨床試験登録システム(UMIN-CTR、最終検索日:2020年12月17日)を用いて検索した。2報の文献を採用し、採用文献における唾液中ストレスマーカー(クロモグラニンA)、自律神経活動、疲労感の自己評価(VAS)を効果指標として、定性的研究レビューを実施した。
【主な結果】
本研究レビューの結果から健常な成人がGABAを28mg/回摂取することで、一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和することが示された。
【科学的根拠の質】
バイアスリスク、非直接性、不精確、非一貫性、出版バイアスの評価結果を総合的に評価した結果、エビデンス総体に影響を与える重大なリスクはないと判断した。本研究レビューの限界としては、評価から除外(QL4)された文献1報)においても健康な成人男女にGABAを摂取させた試験で効果が認められている。さらなるエビデンスの充実が必要と考えるものの、本研究レビューの結果からGABAの摂取は一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和する作用を有すると考えられた。