楽ひざa
届出番号 I1216
商品名 楽ひざa
届出者名 株式会社ファンケル
届出日 2024/01/30
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(サプリメント形状)
機能性関与成分名 サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲン
表示しようとする機能性 本品にはサケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲンが含まれるので、日常生活(階段の昇り降り、歩く、しゃがむ等)でひざ関節が気になる方のひざ関節の動きをサポートし違和感を和らげる機能があります。また、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲンは、加齢に伴う筋力の低下を感じている方の筋肉量の維持に役立つ機能が報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 日常生活でひざ関節が気になる方・加齢に伴う筋力の低下を感じている方
一日当たりの摂取目安量 1日1粒
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲン
含有量:サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン…16mg、サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲン16mg
保存の方法 直射日光と高温・多湿の場所を避けて保存してください。
摂取の方法 1日摂取目安量を守り、水などと一緒にお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 ●原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方は摂取しないでください。
●妊娠・授乳中の方、お子様は摂取しないでください。
●成分特有のにおいや色の違いがありますが、品質に問題ありません。
●乳幼児の手の届かないところに置いてください。
●ぬれた手で触らず、衛生的にお取扱いください。
●開封後はなるべく早くお召し上がりください。
●乾燥剤は誤って召し上がらないでください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42309220630102

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
■既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

1.食経験に関する評価
当該製品において、お客様から申し出のあった体調変化には、皮膚症状、便秘、下痢、胃部不快感などがありましたが、販売個数に対する申し出の割合は他製品と同程度に低い値を示しています。また、申し出の内容を個別に検討した結果、お客様の体調や体質に起因する可能性が高い、もしくは当該製品との因果関係は低いと判断しました。従って、当該製品の摂取により拡大の恐れのある健康被害が発生する可能性は低く、安全性は十分に高いと評価しています。当該製品摂取中の体調変化の申し出については、今後も情報を収集し、必要に応じて情報開示する体制を整えています。

2.医薬品との相互作用に関する評価
医薬品と機能性関与成分であるサケ鼻軟骨由来プロテオグリカンおよびサケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲンの相互作用の報告について内容を精査した結果、現段階では当該製品のサケ鼻軟骨由来プロテオグリカンおよびサケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲンと医薬品の相互作用により健康被害が生じる可能性はないと評価しました。今後も当該製品の機能性関与成分と医薬品の相互作用について定期的に情報を収集し、必要に応じて情報更新をおこないます。

3.機能性関与成分同士の相互作用に関する評価
現在のところ、機能性関与成分同士の相互作用の報告はありません。従って、現段階では当該製品の機能性関与成分同士が相互作用を起こす可能性はないと評価しました。今後も当該製品の機能性関与成分同士の相互作用について定期的に情報を収集し、必要に応じて情報更新をおこないます。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

【膝関節の違和感に対する有効性】
標題:サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲンを含有する食品の膝関節の違和感に対する有効性検討

目的:膝関節に違和感を持つ40歳以上70歳未満の男女を対象に、当該製品の摂取が膝関節の違和感にどのような影響を及ぼすのか、疑似食品を比較対照として検証しました。

背景:膝関節に違和感があると日常活動や外出が制限される為、身体機能、社会性の低下をもたらします。近年、サケ鼻軟骨由来成分の膝関節に対する有効性が注目されていることから、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンとサケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲンを配合したサプリメントの膝関節に対する有効性を臨床試験にて検証しました。

方法:膝関節に違和感を持つ40歳以上70歳未満の健常な男女60名を無作為に2群に分け、当該製品または疑似食品を12週間摂取してもらいました。結果の信頼性を高めるため、試験の参加者、実施者には群分けや摂取食品の割り付けについて情報開示せずに試験を実施しました。摂取開始0、4、8、12週間後に、日本整形外科学会変形性膝関節疾患治療成績判定基準(JOA)、日本語版変形性膝関節症患者機能評価尺度(JKOM)*、 Knee Society Score(KSS)、視覚的評価尺度(VAS)アンケートを用いて膝関節の違和感に対する評価を行いました。

主な結果:結果解析は、全例解析(60名)と、層別解析(試験参加者のうち、膝関節のX線診断で健常者の範囲と判断された53名)を対象に行いました。12週間摂取後の疑似食品摂取群と当該製品摂取群との比較では、全例解析でJOAスコア、JKOMスコア、KSSとVASの一部項目が、層別解析でJOAスコアが、有意に改善しました。また、本試験で安全性に関する問題は確認されませんでした。

科学的根拠の質:JOA、JKOMは変形性膝関節症患者を、KSSは人工関節置換術後の患者を対象としているため、健常者の膝の軽微な違和感の評価には十分ではない可能性があります。また、違和感のすべての原因に対して機能性の確認を行うことに限界があります。本試験では、健常者を対象とした層別解析においても有意な改善が確認されました。よって、当該製品の摂取は健常者の膝関節の違和感を改善する働きが期待できると考えられます。また、本試験は、製品に関連する企業から提供された研究費により行われました。
* JOAは、「疼痛・歩行能力」「疼痛・階段昇降能力」、「屈曲角度および硬直・高度拘縮」、「腫脹」の各項目スコアの総合得点により膝関節状態を評価する方法です。

【筋肉量維持に対する有効性】
標題:サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲンによる筋肉量を維持する機能に関する研究レビュー

目的:サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲン摂取による筋肉量を維持する機能について、研究レビューを行い、効果の有無を総合的に判断することを目的としました。

背景:加齢に伴う筋肉量の減少は、高齢者の転倒や骨折、寝たきりなどの自立障害を引き起こす原因となり、筋肉量を維持することは健康を維持するために非常に重要であると考えられます。これまでにサケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲン摂取による筋肉量を維持する機能に関する研究報告はありましたが、それらの研究を包括的に評価する研究レビューは行われていませんでした。

レビュー対象とした研究の特性:複数の研究論文のデータベースを用いて、各データベースに情報が搭載されてから検索日(2023年7月)までの期間に公表された論文を収集しました。基準に見合った論文は1編あり、真実を示す可能性が高いとされる研究方法(ランダム化比較試験)でした。なお、上記の論文は、原料メーカーが費用を負担した研究でした。その他に利益相反(何らかの利害関係が衝突するような事項)に関する申告はありませんでした。

主な結果:採用文献は筋力の低下を感じている健康な日本人男女を対象とし、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン16mg/日及びサケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲン16mg/日を含む被験食品またはプラセボの24週間摂取を行いました。その結果、全身筋肉量、除脂肪量、各部位における筋肉量の評価において、プラセボ摂取と比較して有意に高い値を示し、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン16mg/日及びサケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲン16mg/日を含む被験食品の摂取は、筋肉量の維持に役立つ機能を有することが示されました。安全性に関しては、採用文献において、試験食品に起因する有害事象は認められず、さらに既存情報などの安全性の評価から、安全性に問題がないことも確認できました。

科学的根拠の質:研究レビューの対象となった研究の妥当性や信頼性を調べました。採用した論文は、真実を示す可能性が高いとされる研究方法(無作為化プラセボ対照二重盲検試験)であったことから、科学的根拠の質は高いと考えられました。しかし、採用文献が1編であったことから、有効性に関する情報が必ずしも十分とは言えなかったとし、今後の研究に注目することが必要と考えています。現時点では、健康な成人において、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来Ⅱ型コラーゲンを摂取することは安全で、筋肉量を維持する機能を有する可能性があると考えられました。