届出番号 B258
商品名 アイビタン
届出者名 株式会社ファイン
届出日 2016/10/15
変更日 2019/09/25
撤回日
販売中 販売中
食品の区分 加工食品(サプリメント形状)
機能性関与成分名 ビルベリー由来アントシアニン
表示しようとする機能性 本品はビルベリー由来アントシアニンが含まれます。 ビルベリー由来アントシアニンはピント調節機能をサポートし、目の疲労感、目の乾きを緩和する作用が報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 健常者(未成年者、疾病に罹患している者、妊産婦及び授乳婦を除く)
一日当たりの摂取目安量 2粒
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:ビルベリー由来アントシアニン
含有量:43.2mg
保存の方法 高温多湿や直射日光を避け、涼しい所に保存してください。
摂取の方法 1日2粒を目安に、水またはぬるま湯でお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 本品は、多量摂取により、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 高温下に放置すると、カプセルの付着や変形を生じることがありますので、涼しい所に保存し、開封後はなるべくお早めにお召し上がりください。
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=41909251290501

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

届出者である株式会社ファインでは、機能性関与成分であるビルベリー由来アントシアニンを、届出品の1日摂取目安量あたりに含有する43.2mgよりも多い、1日摂取目安量あたりに52mg含有する製品を、2004年の販売開始以降累計で約18万個販売している。また、食品形態は届出品と同じソフトカプセルである為、製造工程ならびに機能性関与成分の消化・吸収過程に大きな違いは無い。届出者ではお客様窓口を設け、この類似する食品に関する報告や質問を受け付けているが、2004年の発売開始以降、重篤な健康被害が発生したとの報告は受けていない。
補足として、届出品には、機能性関与成分であるビルベリー由来アントシアニンを含む原料としてビルベロン-25(株式会社常磐植物化学研究所製ビルベリー抽出物)が使用されている。ビルベロン-25は日本国内にて1992年より販売が開始されており、2014年度までに200トンを超えて販売実績がある。これは、1日摂取目安量当たりビルベロン-25を120mg配合している本品に換算すると実に16億6千万日分以上の喫食量に相当するが、現時点までに健康被害の情報は報告されていない。
以上の通り、届出品に類似する食品には十分な食経験があることから、届出品を機能性表示食品として販売した場合においても安全上の問題は生じないと考えられる。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

・標題
ビルベリー由来アントシアニンがピント調節機能をサポートし、目の疲労感、目の乾きを緩和する機能に関する研究レビュー

・目的
パソコンやスマートフォンなどを使用したVDT(Visual Display Terminals)作業に従事する健常者に対して、ビルベリー由来アントシアニンを摂取させ、ピント調節機能、目の疲労感、目の乾きに対する改善効果について検証することを目的とした。

・背景
アントシアニンを含有するビルベリー抽出物は日本、米国において、健康食品として利用されており、その機能性としては目の調子を整える効果が期待されている。一方でこの作用を報告する論文を、総合して評価する研究レビュー論文は未だ出版されていない。

・レビュー対象とした研究の特性
英語論文、日本語論文及び未報告の研究情報のデータベースを用いて、検索日以前の研究を対象として(検索日:2016年8月26日)、該当する文献のスクリーニングを行った結果、VDT作業に従事する健常者を対象とした2報のRCT論文を抽出した。研究レビューに使用した2報の論文のうち、1報の著者にはビルベリー抽出物の製造業者の人員が含まれていた。

・主な結果
健常者に対して、ビルベリー由来アントシアニンを30~43.2mg/日(ビルベリー抽出物として120mg /日)摂取することにより、ピント調節機能をサポートし、目の疲労感、目の乾きを緩和することが確認できた。また、ビルベリー由来アントシアニンの摂取に起因する有害事象は認められなかった。

・科学的根拠の質
試験方法に関して文献中の記述が十分でない箇所が一部あるため、試験方法が適切でない可能性は完全には否定できない。しかしながら、いずれの文献も肯定的な結果を報告しており、対象者、被験食、比較するための対照、試験項目が調査の目的に合致したものであり、レビュー結果は信頼できるものであると考えられる。取り扱った文献の数が少数であることが研究の限界であり、未報告研究の存在も否定できないため、今後発表される研究についても考慮すべきである。
(構造化抄録)