届出番号 | D272 |
商品名 | メタバリアEXa(イーエックスエー) |
届出者名 | 富士フイルム株式会社 |
届出日 | 2018/10/29 |
変更日 | 2020/06/08 |
撤回日 | – |
販売中 | 販売中 |
食品の区分 | 加工食品(サプリメント形状) |
機能性関与成分名 | サラシノール、難消化性デキストリン(食物繊維)、エピガロカテキンガレート、モノグルコシルルチン |
表示しようとする機能性 | 本品には、サラシノール、難消化性デキストリン(食物繊維)、エピガロカテキンガレート、モノグルコシルルチンが含まれます。BMIが高めの方に適した食品です。 ■本品は、継続摂取によりBMIが高めの方のおなかの脂肪(体脂肪・内臓脂肪)・体重を減らすことで高めのBMIを改善する機能があります。 ■サラシノールは、食事から摂取した糖の吸収を抑える機能性、また継続摂取により腸内環境を整える(おなかの中のビフィズス菌を増やす)機能性が報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | BMIが高めの方 |
一日当たりの摂取目安量 | 8粒(2~4粒を一日3回) |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:サラシノール、難消化性デキストリン(食物繊維)、エピガロカテキンガレート、モノグルコシルルチン 含有量:サラシノール:1.0 mg、難消化性デキストリン(食物繊維):760 mg、エピガロカテキンガレート:11.0 mg、モノグルコシルルチン:1.8 mg |
保存の方法 | 直射日光、高温・多湿の場所を避けて保存してください。 |
摂取の方法 | 食事のボリュームに合わせて、食事の前を目安に水と一緒にお召し上がりください。 |
摂取をする上での注意事項 | [240粒]・[720粒] ・医薬品、特に糖尿病薬を服用中の方、通院中の方は、お医者様にご相談ください。 ・原材料名をご確認の上、食物アレルギーのある方はご利用にならないでください。 ・妊娠・授乳中の方、お子様はご利用をお控えください。 ・製品により多少の色や斑点など外観の違いがありますが、品質には問題ありません。 ・開封時、キャップの切り口や突起部で手を傷つけない様に十分注意してください。 ・開封後は、ふたをしっかり閉めて保管し、早めにお召し上がりください。 [240粒・袋タイプ] ・[56粒]・[112粒]・[120 粒]・[40 粒] ・医薬品、特に糖尿病薬を服用中の方、通院中の方は、お医者様にご相談ください。 ・原材料名をご確認の上、食物アレルギーのある方はご利用にならないでください。 ・妊娠・授乳中の方、お子様はご利用をお控えください。 ・製品により多少の色や斑点など外観の違いがありますが、品質には問題ありません。 ・開封後は、チャックをしっかり閉めて保管し、早めにお召し上がりください。 [8粒] ・医薬品、特に糖尿病薬を服用中の方、通院中の方は、お医者様にご相談ください。 ・原材料名をご確認の上、食物アレルギーのある方はご利用にならないでください。 ・妊娠・授乳中の方、お子様はご利用をお控えください。 ・製品により多少の色や斑点など外観の違いがありますが、品質には問題ありません。 ・開封後は早めにお召し上がりください。 |
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項 | 無 |
消費者庁URL | https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42006080340701 |
安全性に関する基本情報
安全性の評価方法
■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
当該製品の安全性に関する届出者の評価
1.当該製品の喫食実績による評価:
富士フイルム株式会社は、サラシノール、難消化性デキストリン(食物繊維)、エピガロカテキンガレート 、モノグルコシルルチンを含有する錠剤型サプリメントを通信販売及び店頭販売しており、以下に示した実績を有する。
摂取集団:健常成人
摂取形状:錠剤
摂取方法:水と共に摂取を推奨
一日摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量:
サラシノール1.0 ㎎/日
難消化性デキストリン(食物繊維) 760 mg /日
エピガロカテキンガレート 11.0 mg /日
モノグルコシルルチン 1.8 mg /日
販売期間:H26年10月からH30年1月現在まで継続販売中
販売実績:186.3万個以上
摂取集団において、当該製品により重篤有害事象はありませんでした。よって、当該製品の安全性の評価は十分であると考えられた。
2.医薬品との相互作用
各機能性関与成分と医薬品との相互作用に関する情報を調査・確認した。
結果、サラシノールを含むサラシア抽出物、エピガロカテキンガレート(EGCG)を含む緑茶抽出物は医薬品との相互作用を報告されたが、当該製品は健常者を対象としており、上記の医薬品を服用していない健常者が適切に摂取する場合、安全上問題ないと考えられる。また、上記医薬品を服用している消費者もいる可能性も考慮し、摂取上の注意事項欄に「医薬品、特に糖尿病薬を服用中の方、通院中の方は、お医者様にご相談ください。」と記載することによって注意を喚起する。今後も当該製品の機能性関与成分と医薬品の相互作用について定期的に情報を収集し、必要に応じて情報更新をおこなう。
従って、当該製品を販売することは適切であると考える。
機能性に関する基本情報
機能性の評価方法
■最終製品を用いたヒト試験(ヒトを対象とした試験)により、機能性を評価している。
■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
[本品の継続摂取によりBMIが高めの方のおなかの脂肪(体脂肪・内臓脂肪)・体重を減らすことで高めのBMIを改善する機能](最終製品を用いた臨床試験)
標題:
サラシノール、難消化性デキストリン(食物繊維)、エピガロカテキンガレート、モノグルコシルルチン製剤(本品)の継続摂取がBMIが高めの方のおなかの脂肪(体脂肪・内臓脂肪)・体重・BMIに及ぼす影響。
目的:
BMIが高めの男女を対象として、本品を摂取させたグループと、本品の機能性関与成分を含まない食品(プラセボ食品)を摂取させたグループを比較することにより、内臓脂肪・体脂肪面積・体重・BMIが改善するかを検証する事を目的としました。
背景:
内臓脂肪の蓄積を伴う肥満はメタボリックシンドローム発症の主な原因になることが知られています。本品に含まれる機能性関与成分には、各素材単体を用いた検討によって体組成の改善に関連する作用が知られていました。そこで今回、本品を用いておなかの脂肪、体重・BMIに対する機能性を検証しました。
方法:
BMIが高め(25以上30kg/m2未満)で健康な男女を対象に試験を行いました。試験の参加者は、本品を摂取する群と、プラセボ食品を摂取する群に無作為に分けられ、本品、或いはプラセボ食品を食事前に摂取しました。腹部の内臓脂肪面積・体脂肪面積、体重・BMIは試験前、試験開始4、8週間後に測定し、プラセボ食品摂取に対して本品の摂取による作用があるかどうかの確認を行いました。本試験における費用は、届出者が負担しました。その他には特筆すべき利益相反はございません。
主な結果:
試験完了したBMIが高めな被験者のうち、試験条件を満たした44名(本品摂取群:24名、プラセボ食品摂取群:20名)を本品の有効性の解析対象としました。その結果、プラセボ食品摂取時と比較して、本品を継続的に8週間摂取することで、摂取前からの腹部の内臓脂肪面積変化量、体脂肪面積変化量がプラセボ食品摂取群に比べ有意に低下しました。脂肪の低下に伴い、体重・BMIに関しても本品の摂取によってプラセボ食品摂取に対して有意に低下する事が分かりました。また本試験で、安全性に関する問題はありませんでした。
科学的根拠の質:
今回の試験では、BMIが高めで健康な成人男女を対象に、本品を継続摂取する試験を実施しました。試験自体は、可能な限り偏りが出ないように無作為に2群に分けて行ったものであり、試験参加者、評価者共に摂取群を確認することなく、試験を完了したため、科学的根拠の質は低くない試験であると考えます。
[サラシノールの食事から摂取した糖の吸収を抑える機能性について](研究レビュー)
標題:
商品「メタバリアEXa(イーエックスエー)」に含有する機能性関与成分サラシノールの糖の吸収抑制作用に関する研究レビュー
目的:
本研究レビューは、本品に含まれるサラシノールによる食事由来の糖の吸収抑制作用を明らかにすることを目的としました。
背景:
サラシノールは、インド、タイなどで古くから健康維持のために食されているサラシア属植物に含まれる成分で、糖の吸収抑制作用に関しては、国内外でいくつか文献はありましたが、疾病に罹患していない者に絞って総合的に研究報告を評価したレビューはありませんでした。
レビュー対象とした研究の特性:
研究デザインとして、介入試験を実施した文献を採用しました。適格基準は、疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦、授乳婦は除く)を対象とし、サラシノールを含む食品の介入研究であり、それを含まないプラセボを摂取するコントロール群との比較試験で評価されたものとしました。主要アウトカムは、糖の吸収抑制作用としました。国内外のデータベースを用い、データベース開設の時点から2018年5月10日までに登録された研究を検索の対象としました。最終的に評価した文献数は3報で、事実を示す可能性が高いとされる研究デザイン(ランダム化比較試験)でした。
主な結果:
抽出された文献は3報あり、サラシノールを含む食品を摂取すると、糖の吸収を抑えることがわかりました。なお、副作用などの有害事象は認められませんでした。
科学的根拠の質:
本研究レビューでは、国内外の複数の文献データベースを使用しましたが、検索されなかった文献が存在する可能性もあります。さらに3報という限定された研究で、かつそれらの研究方法が異なっている中での評価であったため、研究間のバラつきや精確さを評価するのが難しい面もありました。しかし、現時点において後発の研究によって結果が大きく変更される可能性は低いと考えています。
[サラシノールを継続的に摂取することにより、腸内環境を整える(おなかの中のビフィズス菌を増やす)機能性について](研究レビュー)
標題:
商品「メタバリアEXa(イーエックスエー)」に含有する機能性関与成分サラシノールの整腸作用に関する研究レビュー
目的:
本研究レビューは、本品に含まれるサラシノールによる整腸作用を明らかにすることを目的としました。
背景:
サラシノールを含む食品の摂取による、整腸作用に関して、個別の研究は実施されているものの、総合的に研究報告を評価したレビューはありませんでした。
レビュー対象とした研究の特性:
研究デザインとして、介入研究(ランダム化比較試験、非ランダム化比較試験)を対象とし、2017年6月14日~15日までに登録された国内外の研究論文のデータベース、臨床報告のデータベース中の文献の検索を行いました。文献の適格基準は、未成年、妊産婦(妊娠を計画している者を含む)、授乳婦を除いた、疾病に罹患していない者を対象として、サラシノールを含む食品を組み入れ条件とした介入研究において、何も介入を行わない群や、当該成分の含有量が少ない食品(プラセボ食品)を摂取するコントロール群との比較試験で評価されたものとし、腸内環境を改善する(便中のビフィズス菌を増やす)機能があるかどうかを調べました。最終的に評価した文献数は1報で、事実を示す可能性が高いとされる研究デザイン(ランダム化比較試験)でした。また最終的に評価した文献の著者の一部は届出者の従業員であり、届出者は試験費用を負担していましたが、試験は第三者機関によって実施されたものでした。
主な結果:
適格基準に合致した1報は、日本人を対象に行われたランダム化二重盲検プラセボ対照比較試験でした。採用文献が1報であったため、メタ解析は実施しませんでした。文献では一日あたりサラシノール1.0 mgを28日間摂取する事で、日本人においてビフィズス菌を増やして、腸内環境を整える機能が認められました。また身体の不調などの有害事象は確認されませんでした。
科学的根拠の質:
本研究レビューでは、国内外の複数の文献データベースを使用しましたが、検索されなかった文献が存在する可能性もあります。さらに1報という限定された研究であったため、精確さを評価するのが難しい面もありました。しかし、現時点において後発の研究によって結果が大きく変更される可能性は低いと考えています。