セラクルミンF
届出番号 H160
商品名 セラクルミンF
届出者名 株式会社セラバリューズ
届出日 2022/05/13
変更日
撤回日
販売中 販売休止中
食品の区分 加工食品(サプリメント形状)
機能性関与成分名 クルクミン
表示しようとする機能性 本品には高吸収クルクミンが含まれます。本品に含まれているクルクミンは、起床時の疲労感を軽減することが報告されています。
当該製品が想定する主な対象者 健康な成人
一日当たりの摂取目安量 2粒
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 機能性関与成分名:クルクミン
含有量:180㎎
保存の方法 直射日光及び高温多湿の場所を避け、常温で保存してください。
摂取の方法 朝夕2回1粒ずつを目安に、水またはぬるま湯とともにお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項 ●一日当たりの摂取目安量を守り、過剰摂取は控えてください。
●肝・胆道系疾患の治療のために医薬品を服用している方、肝臓で代謝されやすい医薬品を服用している方は医師、薬剤師にご相談ください。
調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては当該注意事項
消費者庁URL https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42201250240102

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法

■安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。

当該製品の安全性に関する届出者の評価

【安全性試験の実施による評価】
本届出製品の機能性関与成分(クルクミン)を含む原料と同一の、高吸収型クルクミン製剤「セラクルミン(R)」の安全性試験を実施しました。

・in vitro試験及びin vivo試験
突然変異を引き起こす作用を細菌で調べる試験、染色体異常を引き起こす作用を培養細胞を用いて調べる試験、及び生体内での染色体異常を引き起こす作用を調べる試験で、当該製剤の毒性は陰性でした。
ラットに対する13週間反復投与毒性試験で、無毒性量は体重1kgあたり1日当たりクルクミン換算1500㎎と評価されました。

・臨床試験
本届出製品の機能性関与成分(クルクミン)を含む原料(高吸収型クルクミン製剤「セラクルミン(R)」)を含む食品又はプラセボを、試験実施者と被験者(健常な男女)のいずれもがどちらを摂取しているかわからない状態で、一定期間摂取させました。その結果、長期摂取試験(12週間、毎日1日摂取目安量すなわちクルクミンとして180mgを摂取する試験)及び過剰摂取試験(4週間、毎日1日摂取目安量の5倍すなわちクルクミンとして900mgを摂取する試験)で臨床での安全性が確認されました。

これら安全性試験の結果から、本届出製品の1日当たりの摂取目安量の摂取は安全であると判断しました。

【医薬品との相互作用に関する評価】
クルクミンに関するデータベースや文献の検索の結果によれば、医薬品との相互作用や、特定の疾病罹患者に対する禁忌の記載がありました。
本製品は、疾病に罹患していない者を対象としており、また適切な量を摂取する場合安全性に問題はないと考えられますが、過剰摂取及び相互作用の情報のある医薬品を使用する可能性のある患者に対する注意喚起を「摂取上の注意」に記載しました。

これらにより、本届出製品の安全性は問題ないものと評価しました。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法

■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

当該製品の機能性に関する届出者の評価

【標題】
機能性関与成分クルクミンを用いた健常者における起床時の疲労感の軽減に及ぼす影響

【目的】
健常者に対して、クルクミン含有食品を経口摂取することが、プラセボ食品の経口摂取と比較して、起床時の疲労感を軽減する機能性がみられるかを検証すること。

【背景】
クルクミンは抗酸化、抗炎症作用を有し、睡眠障害や疲労に対する効果に関してさまざまな基礎研究が行われており、ヒト臨床試験による起床時の疲労感改善機能も報告されている。そこで、クルクミンの疲労に対する機能性を検証するため、本研究レビューを実施した。

【レビュー対象とした研究の特性】
健常成人において、クルクミンの摂取が起床時の疲労感の軽減の効果を有するかを、複数の研究論文データベースを用いて、研究デザインがRCTであることを条件として文献検索を行い、論文の内容を精査し1報の論文を採用した。

【主な結果】
採用された1報でクルクミン摂取群の評価項目(「起床時の疲労感」)において、起床時の疲労感を軽減する方向で有意な結果を示していることが確認された。

【科学的根拠の質】
採用文献は、日本人を対象としたRCT試験の査読付き論文であり、科学的根拠の質は問題ないものと判断した。
ただし、本研究における結果の限界・問題点としては、定性的レビューのみ実施しており、メタアナリシスによる検証がなされていない。これにより「非一貫性」や「その他出版バイアスなど」に関する基準が明確となっていないこと、また英語および日本語のみを検索のキーワードとしたため、他の言語で書かれている文献が調査されていないことが挙げられる。