森下仁丹株式会社「ローズヒップ」の特徴・成分・効果

森下仁丹株式会社の新しいサプリメントブランド「ヘルスエイド」の商品「ローズヒップ」。

ローズヒップは、ヨーロッパや北アフリカが原産地のバラ科植物の果実で、主な原産は南米チリです。
そんなローズヒップを用いたサプリメントについて見ていきましょう。

目次

商品情報


引用元はこちら

原材料名L-カルニチンフマル酸塩、寒天、ローズヒップエキス末、生姜粉末、マンゴージンジャーエキス末/結晶セルロース、微粒酸化ケイ素、ステアリン酸カルシウム
栄養成分表示
6粒(1.98g)当たり
エネルギー3.0kcal、たんぱく質0.15g、脂質0.091g、炭水化物1.6g、食塩相当量0.0013g
L-カルニチン200mg、生姜粉末100mg、マンゴージンジャーエキス末100mg

基本情報

届出番号A16
商品名ローズヒップ
届出者名森下仁丹株式会社
食品の区分■加工食品(■サプリメント形状)
機能性関与成分名ローズヒップ由来ティリロサイド
表示しようとする機能性本品にはローズヒップ由来ティリロサイドが含ま
れるので、体脂肪を減らす機能があります。
当該製品が想定する主な対象者疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦、授乳婦を除く)
一日当たりの摂取目安量6 粒
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量機能性関与成分名:ローズヒップ由来ティリロサ
イド
含有量:0.1mg

安全性に関する基本情報

安全性の評価方法■食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
安全性に関する届出者の評価ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品である「ローズヒップ」は、2005 年の発売以来、9 年以上、当社商品数として累計 15 万個以上の日本全国広域での販売実績があります。

商品の内容量は、42 粒、120 粒、180 粒(錠剤)で、1 日の目安量 6 粒当たり、機能性関与成分ティリロサイドが 0.1mg含まれています。

発売からこれまでにティリロサイドに起因すると考えられる、安全性上の重篤な有害事象はみられていません。

さらに、原料であるローズヒップエキス末(ティリロサイドを含む)は、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会が実施している健康食品の安全性自主点検認証制度(第三者認証)による安全性認証を 2011 年から継続して取得しており、外部機関による安全性も確認されています(登録名:ローズヒップポリフェノール MJ)(2015 年 6 月 4 日追記)。また、ティリロサイドには医薬成分との相互作用の報告もないことから、安全性は極めて高いと考えられます。

機能性に関する基本情報

機能性の評価方法■最終製品を用いた臨床試験(人を対象とした試験)により、機能性を評価している。
機能性に関する届出者の評価標題
ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の体脂肪を減らす作用について

目的
この臨床試験では、肥満気味の健康な成人を対象に、ローズヒップ由来ティリロサイド(以下、ティリロサイドという)を含む食品を摂取させたグループと、ティリロサイドを含まない食品を摂取させたグループを比較することで、ティリロサイドの摂取により体脂肪が減るかどうかを調べた。

背景
ローズヒップは主に南アメリカのチリや、ヨーロッパなどで採れるバラ科の果実で、その種子に含まれるポリフェノールの一つがティリロサイドである。動物実験により、ティリロサイドは肝臓や筋肉で脂肪の燃焼に関わるタンパク質を作るための遺伝子を増やすことが明らかになり、ティリロサイドを含むローズヒップエキスを動物に与えることで体脂肪の燃焼を促す作用が報告されている。今回、この作用を人で実証するため、BMI が 25 以上 30 未満の肥満気味の健康な成人を対象に試験を実施した。

方法
健康な成人男女 32 名(BMI 25 以上 30 未満、平均年齢 50 歳)を、ティリロサイドを 1 日あたり 0.1 mg 含む食品を摂取するグループ(16 名)と、ティリロサイドを含まない食品を摂取するグループ(16 名)に分け、12 週間毎日摂取を続けた。食品を摂取する前と 12 週間後に、体重、BMI、腹部 CT スキャンによる内臓脂肪及び皮下脂肪の面積を測定し、結果に統計的な差があるかどうかを検証した。試験実施および結果の解析は第三者機関によって行われ、当社は試験費用および試験食品を提供した。

主な結果
各食品の摂取 12 週間後のおなか周りの総脂肪面積(皮下脂肪と内臓脂肪の面積を足した値)の摂取前との変化量は、ティリロサイドを含む食品を摂取したグループでは、含まない食品を摂取したグループに比べ減少していた(そのグループ間の差異は、統計学的にも裏付けられた)。このことから、ティリロサイドを含む食品には体脂肪を減らす作用があることが認められた。また、ティリロサイドを含む食品を摂取することで、BMI も低下傾向があることが確認された。試験中、血液検査、尿検査、および医師の診察を行ったが、有害な作用は確認されず、安全性が高いこともわかった。

科学的根拠の質
今回の臨床試験は、ヒトでの試験手法として質が高いとされている「ランダム化比較試験」で行われた結果であることから、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の摂取による体脂肪を減らす作用の信頼性は高く、科学的根拠の質は十分であると判断した。

参考情報

機能性表示食品についてもっと知りたい方はこちらのページを参考にして下さい。

2015年開始!機能性表示制度とは?健康食品業界が大きく動く第三の制度
機能性表示食品の広告を作るときの5つの注意点
機能性表示食品とは?機能性表示食品の意味・定義

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