株式会社上薬研究所から機能性表示食品として届出がされている「リラックスナイト」。
リラックスナイトの商品について詳しく見ていきましょう。
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目次
リラックスナイトの基本情報
引用サイト:商品案内ページ
届出番号 | B597 |
商品名 | リラックスナイト |
届出者名 | 株式会社上薬研究所 |
食品の区分 | 加工食品(サプリメント形状) |
機能性関与成分名 | ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン |
表示しようとする機能性 | 本品にはラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンが含まれます。ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンには睡眠の質(眠りの深さ)の向上に役立つことが報告されています。 |
当該製品が想定する主な対象者 | 睡眠に悩みを持つ成人健常者 |
一日当たりの摂取目安量 | 1本(2g) |
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量 | 機能性関与成分名:ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン 含有量:ラフマ由来ヒペロシド1mg、ラフマ由来イソクエルシトリン1mg |
リラックスナイトの原材料と栄養成分
<原材料>
クワンソウ粉末、還元麦芽糖、デキストリン、レモン果汁末、ラフマ抽出物、γ-アミノ酪酸(GABA)/グリシン、クエン酸、香料、甘味料(アスパルテーム:L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウム)、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6
<栄養成分(1本2gあたり)>
エネルギー:7.64kcal
たんぱく質:0.66g
脂質:0.01g
炭水化物:1.20g
食塩相当量:0.0003g
リラックスナイトの効果
機能性に関する基本情報で、どのように効果が検証されているのか見ていきましょう。
機能性の評価方法 | ◼最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
機能性に関する届出者の評価 | (ア)標題 「ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンによる睡眠の質改善の機能性について」 (イ)目的 成人健常者に対し、ラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン(以下、機能性関与成分)を摂取させるとプラセボ群に比べて睡眠の質が改善するかを検証した。 (ウ)背景 ラフマ葉は中国薬典(Pharmacopeia of People’s Republic of China)にも収載されており、眠りに対する改善効果が期待される。しかしながら、機能性関与成分の機能性について、研究成果を総合的にまとめたレビューがないため、当該研究レビューを通じて検証を行った。 (エ)レビュー対象とした研究の特性 PubMed(外国語論文)およびJDreamⅢ(日本語論文)、二つのデータベースを株式会社常磐植物化学研究所の社員2名で検索し、1報の対象文献が抽出された。対象文献の著者にはレビュー実施者(株式会社常磐植物化学研究所社員)が含まれるが、試験の実施及びデータ解析にレビュー実施者は関与していない。また、掲載雑誌には著者との間に利益相反は無い。 (オ)主な結果 睡眠に悩みを持つ成人健常者に、就寝前にラフマ抽出物50mg/日(機能性関与成分として、合計2mg/日、各成分1mgずつ)を1週間連続摂取させた。介入群はプラセボ群と比べ、総睡眠時間に対する相対的なノンレム睡眠の時間割合が摂取前後で有意に増加した(p=0.01)。 また、PSQI(ピッツバーグ睡眠質問表)による総合的な評価によると、介入群はプラセボ群と比べ、摂取前後で睡眠状態の改善傾向が認められた(P=0.1)。 (カ)科学的根拠の質 論文の収集はPubMed(外国語論文)およびJDreamⅢ(日本語論文)、二つのデータベースを用い検索を行ったが、未発表のデータが存在する可能性が否定できない。また、今回のレビューにおいては対象文献が1報のみであり、今後の報告に注目していく必要がある。 現時点では機能性を支持する文献が1報のみだが、査読付きのプラセボ対照試験であり、バイアスリスクは中程度であると評価した。 以上より、本届出商品に配合する機能性関与成分を合計2mg/日(各成分1mgずつ)摂取することにより、睡眠の質の改善が見込まれ、表示しようとする機能性は適切であると考えられる。対象文献が1報と少ないことが研究の限界であり、今後更なる検証が望まれる。 |
リラックスナイトの飲み方
「1日1本(2g)を目安に、おやすみ前などにお水またはぬるま湯でお召し上がりください。」と書かれています。
リラックスナイトの副作用
安全性に関する基本情報で、副作用について問題がないかどうか確認がなされています。
安全性の評価方法 | ◼既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
安全性に関する届出者の評価 | 下記の(ア)、(イ)、及び(ウ)の情報により機能性関与成分のラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリンを一日摂取目安量2 mg(各成分1mgずつ、合計2mg)で配合する本届出商品を機能性表示食品として販売することは適切であると考えられた。 (ア)喫食実績による食経験の評価 本届出商品は機能性関与成分であるラフマ由来ヒペロシド、ラフマ由来イソクエルシトリン(以下、機能性関与成分)を合計2mg(各成分1mgずつ)配合した顆粒タイプの食品で、2014年7月から累計5万個以上の販売実績がある。これまでの販売期間において、機能性関与成分に起因し、安全性が懸念されるような健康被害の情報は報告されていない。 (イ)既存情報を用いた評価および既存情報による安全性試験の評価 ラフマ葉を原料とした茶飲料「燕龍茶レベルケア」は特定保健用食品として認可されている。「燕龍茶レベルケア」の一日摂取目安量は500 mlであり、ラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリンの合計として1日30 mg(各成分15mgずつ)が含まれる。(本届出商品に含まれる機能性関与成分の一日摂取目安量 合計2 mgの15倍に相当)「燕龍茶レベルケア」の安全性に関しては、遺伝毒性、動物試験(マウス単回投与、ラット90日反復投与、ビーグル犬 単回及び14日反復投与)、ヒト試験(ラフマ由来ヒペロシド及びラフマ由来イソクエルシトリン 合計90 mg/日、2~4週間摂取)において評価され、安全性が確認されている。 また、本届出商品と同等の錠剤に関するヒト試験(健常人32名を対象とした12週間のオープンスタディ)においても、有害事象及び副作用がないことを確認している。 (ウ)医薬品との相互作用に関する評価 既存のデータベースを検索した結果、これまでに報告無し。 |
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参考情報
機能性表示食品についてもっと知りたい方はこちらのページを参考にして下さい。
・2015年開始!機能性表示制度とは?健康食品業界が大きく動く第三の制度
・機能性表示食品の広告を作るときの5つの注意点
・機能性表示食品とは?機能性表示食品の意味・定義
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