金の菊芋の成分・効果効能・飲み方・副作用を検証!効果なし?

株式会社グランデが販売する機能性表示食品「金の菊芋」についてまとめています。効果などについて気になっている方は、参考にしてください。

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目次

金の菊芋の基本情報

届出番号D127
商品名金の菊芋
届出者名株式会社グランデ
食品の区分加工食品(サプリメント形状)
機能性関与成分名イヌリン
表示しようとする機能性本品にはイヌリンが含まれます。イヌリンには、食後の血糖値の上昇を抑える機能が報告されています。食後の血糖値が気になる方に適した食品です。
当該製品が想定する主な対象者血糖値が高めの方
一日当たりの摂取目安量7粒
一日当たりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量機能性関与成分名:イヌリン
含有量:750㎎

金の菊芋の原材料・栄養成分

<原材料名>
菊芋(九州産)、ステアリン酸カルシウム

<栄養成分表示>
※7粒(1.75g)あたり
エネルギー:6.58kcal
たんぱく質:0.182g
脂質:0.0385g
炭水化物:1.38g
食塩相当量:0.000175g

金の菊芋の効果効能

効果が確かなものなのか気になる方は、機能性に関する基本情報で、どのように効果が検証されているのか見ていきましょう。

機能性の評価方法■最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
機能性に関する届出者の評価〔標題〕
最終製品「金の菊芋」に含有する機能性関与成分イヌリンの食後血糖値上昇を抑制する機能に関するシステマティックレビュー

〔目的〕
最終製品「金の菊芋」に含まれるイヌリンによる食後血糖値上昇抑制効果を明らかにすることを目的としました。

〔背景〕
イヌリンは腸内細菌による発酵により、インスリン分泌を促進する機能があるとされています。インスリンは血糖値の恒常性維持に重要なホルモンです。そこで我々は、イヌリンの持つ食後血糖値の上昇を防ぐ効果について評価するため、研究レビューを行いました。

〔レビュー対象とした研究の特性〕
日本語または英語のデータベースを用いて文献検索を行ないました。成人健常者に、イヌリンを摂取させると、食後血糖値上昇抑制効果があるか、について論文を検索しました。またハンドサーチを実施しました。最終的に1報のランダム化比較試験の論文を採択しました。

〔主な結果〕
12週後の食後血糖値及び、その△AUCにおいて、イヌリンの摂取は有意な改善を示しました。このことから、空腹時血糖値またはOGTT2時間値が境界型の者を含む健康な成人が1日あたりイヌリン750mg以上を継続して摂取することにより、食後血糖値の上昇が抑えられることが確認されました。

〔科学的根拠の質〕
研究の限界として、イヌリンについて文献を調査したところ、健常者を対象とした食後血糖値に関する研究は少なく、今回のレビューで採択した論文は1報だったことから、出版バイアスについて充分な精査には至りませんでした。
一方、採用した1件の試験はRCTでエビデンスの質は高く、全体としては肯定的な科学的根拠があると言えます。
(構造化抄録)

金の菊芋の摂取方法・飲むタイミング

以下のように記載されています。
「7粒を目安に食前にお召し上がりください。そのまま噛んでいただくか、お水などと一緒にお召し上がりいただけます。」

金の菊芋の副作用

安全性に関する基本情報で、副作用について問題がないかどうか確認がされているので、見ていきましょう。

安全性の評価方法■喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
安全性に関する届出者の評価(喫食実績)
本届出品である「金の菊芋」は、一日摂取目安量7粒(1.75g)あたり、機能性関与成分であるイヌリンを750㎎含んだ食品です。本届出品は、日本国内での販売を行っており、その販売対象は、性別、年齢を問いません。
本届出品の摂取方法は、そのまま噛むか水などと共に食前に摂取する事です。
本届出品の販売期間・実績として、2014年9月~2016年10月時点で、4万3千袋以上が出荷されていますが、この間に重篤な健康被害の報告はありませんでした。

(医薬品との相互作用)
医薬品との相互作用について、問題となる報告はありませんでした。

(結論)
以上のことから、本届出品の食経験の評価は十分であり、適切に摂取される場合において安全性に問題はないと判断しました。

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参考情報

機能性表示食品についてもっと知りたい方はこちらのページを参考にして下さい。

機能性表示制度とは何?健康食品業界が大きく動く第三の制度
機能性表示食品の広告を作るときの5つの注意点
機能性表示食品とは?機能性表示食品の意味・定義

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