化粧品マーケティング・SNS成功事例13選!ECサイトは?

化粧品マーケティング・SNS成功事例12選!ECサイトは?

化粧品は市場規模が大きく、様々な種類の商品が売られています。化粧品のマーケティングやSNSの成功事例を紹介します。


目次

化粧品マーケティング・SNS成功事例13選

1. suisai


引用元:公式サイト

suisai(スイサイ)は、カネボウ化粧品の洗顔専門ブランドです。

主力アイテムである酵素洗顔パウダーシリーズは累計販売数量3000万個を突破。洗顔料(カウンセリング品)市場で11年連続売上No.1も獲得しています。

優れた毛穴ケア効果と個包装による使いやすさが人気です。

森永ラムネ、サンリオキャラクターズ、ポケモンなどとコラボレーションをしたり、NiziUをCMに起用したりすることで、ターゲット層の拡大や認知度を上げて指名買いをしてもらうための施策が行われています。

2. Yunth


引用元:公式サイト

Yunth(ユンス)は、Aiロボティクス株式会社が販売する「生ビタミンC美白美容液」などでおなじみのスキンケアブランドです。

会社の業績は2025年3月期で売上142億、利益24億8000万円。Yunthの定期会員数は16.4万名を記録し、右肩上がりで業績が伸びています。

独自開発のAIシステム「SELL」を活用することで、市場調査から商品ローンチに至るまでの期間が従来の約4分の1に。トレンドに対応した新商品を次々と投下できる体制ができています。

また、「SELL」は広告の自動化や、顧客データ分析による販促施策提案にも活用されています。

広告ではBTSのV氏を起用するなどブランドプレゼンスを高める取り組みが行われています。

3. KATAN


引用元:公式サイト

KATANは、日本発のCICA配合化粧品を販売しているブランド。「CICA」とはツボクサ由来の化粧品原料全般を指す言葉と紹介されています。

30万本のマイクロニードルを配合した美容液がSNS上で人気を博し、定期販売を軸とする自社ECで急成長を遂げ〜〜わずか1年足らずで月商1億円を突破

SNS広告を起点にしたマーケティングが奏功し、TikTokやインスタグラムのショート動画での、共感型の広告展開がヒット。
引用元:日本ネット経済新聞

4. ディープパッチシリーズ


引用元:公式サイト

ディープパッチシリーズは、北の達人コーポレーションが販売しているマイクロニードル化粧品のブランドです。「刺す化粧品」という新しいアプローチと手軽さが人気の理由です。

美容用マイクロニードルスキンパッチ市場で、売上シェア世界一を6年連続で獲得し、ギネス認定されています。またモンドセレクション金賞も獲得するなど、権威性を戦略的に獲得し、マーケティングで有効に働いています。

5. パーフェクトワン


引用元:公式サイト

パーフェクトワンは、新日本製薬が販売するオールインワン化粧品ブランドです。シリーズ累計8500万個突破、年間売上221億円(令和4年)でギネス世界記録も獲得しています。

手軽なシンプルケアで高い商品力が売れている理由です。以下のように徹底した商品力強化の取り組みが行われています。

・直近10年間で18回の商品開発
・常に最高の状態を求め、グレードアップ
・最新技術を駆使して生まれた独自成分は10成分、取得した特許は12件(2024年)
・年間270万件のお客様の声をスピーディーに分析・共有
引用元:PRTIMES

テレビCMでは中島健人さんが出演するなどマス広告も積極的に展開されています。

6. カラリア


引用元:公式サイト

カラリアは、株式会社High Link(ハイリンク)が運営する香りのサブスクリプションサービスです。約1,000種類の香水・フレグランスなどがあり、自分で選んだ香りが届きます。

累計会員数は85万人以上、オウンドメディア(SNS含む)のマーケティングで成功し、「香水の小分けサブスク」というビジネスモデルで圧倒的なNo.1のポジションを獲得しています。

7. VARON


引用元:VARON

VARON(ヴァロン)は、サントリーウエルネスの男性用スキンケアブランドです。

2024年12月期は、「VARON」シリーズ全体の売上高として、前期比50%増の48億円を達成。百貨店やロフト、ハンズといったリアル店舗でのサンプリングやイベントを積極的に実施し、常設での販売も開始。
引用元:日本ネット経済新聞

ただ、初期は店舗では売らずオンライン販売中心の戦略で、数万点規模のサンプリングを行い、急速に売上を伸ばしました。

健康食品などを購入している既存顧客に対してアプローチ。試供品やダイレクトメールを送付したり、オペレーターによる口頭での説明。〜サントリーの営業担当が顧客先に手土産として持っていくことで、接点を広げた。
引用元:BUSINESS INSIDER

8. アテニア


引用元:公式サイト

アテニアは、株式会社アテニアが販売するエイジングケア化粧品ブランドです。アテニアはファンケルグループで、2024年3月期の売上は151億9300万円。非公開後も売上は右肩上がりとのことです。

マスマーケティングは基本的に行わず、ダイレクトマーケティングを中心に展開し、2025年12月期も最高売上の見込みです(参照:日流ウェブ)。

またコミュニティ戦略を展開し、コミュニティの累計登録者数は約23万人。熱量のあるファンとの交流を行い、顧客の声を重視する運営を行っています(参照:産経)。

Amazonや楽天の美容ランキングではTOP3以内の常連です。

9. NULL


引用元:公式サイト

NULL(ヌル)は、株式会社G.Oホールディングスが販売するメンズコスメブランドです。NULLは累計販売個数300万個を突破。

NULLはAmazon Adsを活用し、売上が前年対比1.7倍に。事例としても紹介されています。

・当初はロングテールキーワードを使って厳しい競合状況を乗り越え、徐々に競争の激しい用語に移行。
・すべてのスポンサー広告ソリューションを網羅。
・動画広告を効果的に活用してキャンペーンを強化。
参照:Amazon

10. 無印良品


引用元:公式サイト

無印良品は、ヘルス&ビューティー部門(スキンケア、メイクアップ、フレグランスなど)の国内売上高が1000億円を突破し、国内の化粧品企業の売上高ランキングで7位に浮上しました。たった2年で400億超増加しています。

例えば「発酵導入美容液」は機能性の高さと安さで話題となり、品切れが続出。

高機能な商品の開発だけでなく、出店戦略の変更や「お店自体が広告」という固定観念を捨てて1つの商品にフォーカスしたCMを開始したことなども売上アップに寄与しています。(参考:Yahoo

11. コスメデコルテ


引用元:decorte

コスメデコルテ(DECORTÉ)は、コーセーが販売するイノベーティブなものづくりを目指すトータルビューティブランドです。

野球の大谷翔平選手を広告モデルに起用したところ、効果は絶大で売上は大きくアップ。50億円以上の効果があったとされています。

新規客が大幅に増えただけでなく、男性客からの支持も獲得しました。

12. DECENCIA


引用元:DECENCIA

DECENCIA(ディセンシア)は、ポーラ・オルビスグループの株式会社DECENCIAが販売する敏感肌向けスキンケアブランドです。

敏感肌市場で11年連続通販コスメ売上1位、シワ改善美容液は発売から1年8カ月で累計販売数は38万本を突破などの実績があります。

販路は主にECチャネルで一部アットコスメストアの店頭でも販売しています。

ダイレクトマーケティング中心のやり方で売上が伸び悩むようになってから、リブランディングを開始。赤から白へとビジュアルを大きく変え、ブランドとしての思考を一貫化。クリエイティブにも反映させています。(参考:クラシコム

さらに、2025年9月1日からはブランドパーパスである「肌の不公平をなくしたい」に即した取り組みの一環として、肌悩みに特化したオンラインコミュニティ「スキニティ」を始動しています。

13. THE ANSWER


引用元:THE ANSWER

THE ANSWER(ジアンサー)は、花王のヘアケアブランドです。価格は高価格帯。発売から4カ月半でシャンプーとトリートメントの累計出荷本数50万本を突破(参考:PRESIDENT)。

美髪に必須の5大成分を配合し、「髪の完全栄養食」というコンセプト。成分にこだわるだけでなく、花王の技術が詰め込まれた商品です。

店頭で目立つように、世界観ではなく文字で訴求するパッケージデザインになっています。

化粧品マーケティングで成功する秘訣5つ

1. 顧客インサイトとペルソナを徹底する

化粧品市場では、肌悩み・ライフスタイル・価値観・メディア接触の違いが購買行動に大きな影響を与えます

単に「20〜30代女性向け」などの粗いターゲット設定では差別化が難しいため、「敏感肌でクレンジングに時間をかけたくない子育て中の30代主婦」など、ペルソナを具体化することが大切です。

そして、彼ら・彼女らが普段どこで何を見て、どんな言葉に反応するか、どんな感情・悩みを抱えているかを丁寧に掘ることで、刺さるメッセージ設計が可能になります。

細かな要素を捉えることで、広告・商品訴求・クリエイティブが共感を得やすくなります。

2. ブランドストーリーと差別化の明確化

化粧品は配合成分・機能スペックの似た競合が出てきて、価格競争に陥りがちです。

そのため、消費者に「このブランドでなければならない」と思わせるようなブランドストーリーや世界観が鍵になります。自社の立ち位置を明確にし、他社との違いをわかりやすく伝えられるようにしましょう。

ブランドストーリーは広告やSNS、パッケージにも一貫して反映させることで、長期的なファンづくりに繋がります。

3. オムニチャネル戦略とデジタル体験の最適化

「店頭+ネット」の二極ではなく、オンライン・オフラインをシームレスにつなぐオム二チャネル戦略が求められています

口コミ・SNS投稿・インフルエンサーを活用して認知を高め、ECサイトでは商品の使い方動画やレビュー(UGC)を展開、リアル店舗では体験・タッチアップ・イベントを実施することで、顧客接点を増やしましょう。

特にZ世代・ミレニアル世代向けには、スマホ完結で「購入前→体験→発信」まで行える体験設計が有効です。

4. ユーザー生成コンテンツ(UGC)&コミュニティの構築

口コミや他ユーザーのレビューが購買判断に与える影響力は年々高まっています。製品の良さを語るだけでなく、「このブランドの世界観を共有する仲間がいる」感を持たせることで、ファン化を促せます。

UGC投稿を促すキャンペーン(ハッシュタグ・投稿特典・レビュー募集)や、ブランド公式コミュニティ(メンバー限定イベント・ライブ配信)を構築すると、信頼性と熱量の高いブランド関係が育まれます。

5. データによるPDCAと継続的な改善

化粧品ブランドでは、新商品投入と既存品のリニューアルが頻繁に行われます。

そのため、マーケティング活動や顧客接点で得られるデータ(SNS反応、ECサイトの購買データ、店舗体験結果、レビュー傾向)を活用し、仮説→実施→分析→改善(PDCA)を回すことが重要です。

例えば、どのクリエイティブが反応が高かったか、どの肌悩み訴求が刺さったか、どのチャネルで離脱が起きているか、といった分析を行って、次のキャンペーンや商品改良に繋げることが成功の鍵です。

化粧品のトレンド変化が速い中で、データドリブンな運営が競争優位を維持します。

まとめ

化粧品業界は競争が激しく、機能や成分だけでは差別化が難しい時代になっています。だからこそ、SNSを活用したコミュニケーション設計やUGC型のファンづくりは、ブランドの成長を左右する重要な戦略です。

自社らしい世界観とユーザーとの関係性を積み重ねることで、短期的な売上だけでなく、長く支持されるブランドへと成長させることができます。

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