毛穴に角栓がびっしりと詰まった画像を使った広告を見たことはありませんか。その画像を見て、気持ち悪い・不快だと感じる人も多いようです。
そんな毛穴広告の消し方や法律違反例について解説します。
毛穴広告が多い理由
毛穴の悩みは、シミやシワと並ぶ大きな肌の悩みのひとつです。Googleで検索される回数でも毛穴関連のワードはかなり多いです。
角栓のできやすい鼻や眉間、毛穴が目立ちやすい頬など、悩む場所も様々。そして肌のきれいさと関係するため、深く悩む人も多い問題です。
また、解決方法も化粧品、クリーム、オイル、毛穴パック、美容医療などがあり、色んなプレーヤーがいます。
Youtubeの毛穴広告の消し方4個
1. 流れた広告の表示を停止する方法
①Youtubeの動画を見ていて、広告が流れてきたら、広告秒数の上に表示されている「!」のマークを押してください。
②「この広告の表示を停止」と出てきますので選択します。
③広告を停止する理由を問われますので、「関連性が低い」「不適切」「繰り返し表示される」から選んで送信ボタンを押してください。
これで、同じ広告はブロックされ、表示されなくなります。
2. 関連動画にある広告を非表示にする方法
①広告の右上の方にある縦の「・・・」をクリックします。
②「この広告の表示を停止」と出てきますので、選択します。
③表示を停止する理由を問われるので、「繰り返し表示される」「不適切」「関連性が低い」の中から選択し送信してください。
3. Googleアカウントの広告設定を変更する
①Googleアカウントの「データとプライバシー」を選択してください。
②下にスクロールすると「広告設定」というのがあるので、そちらを選択します。
③「広告のカスタマイズ」を選択し、オンからオフに設定してください。
カスタイマイズをオフにすると、不適切な広告が減ることがあります。
さらに、オンの状態の同画面(下の方)に「広告のカスタマイズに利用する要素」というのがあるので、そこで表示しない広告を選択することができます。
ここで、美容やダイエットや投資に関するものを選択し、オフにすることで、気持ち悪く不快な広告を減らすことができます。
ただし、これで不適切な広告を完全に無くすことはできず、あくまで回数を減らすだけになりますので注意が必要です。
4. YouTube Premiumに加入する
これまで紹介した方法は、都度操作する必要があったり、表示される回数を減らす方法ですが、YouTube Premiumに加入すれば、広告が一切表示されなくなります。
ストレスなくYouTubeを楽しむことができ、かなり快適です。月額1,180円の費用が必要ですが、1ヶ月無料トライアルがあるので試してみてもいいでしょう。
毛穴広告の法律違反例3個
1. 毛穴が消える・毛穴レスはOK?
広告で、「毛穴が消える」や「毛穴レス」という表現を使うことはNGです。商品の効果が確実であるかのような表現は禁止されており、使用すると薬機法や景品表示法違反となる可能性があります。
「毛穴が消える」や「毛穴レス」という表現は、広告する商品を使えば毛穴が完全に無くなる(効果が確実である)と、一般消費者に認識させる表現であると判断される可能性があります。
たとえ、化粧品の効果の表現として認められる「毛穴の汚れの清浄」や「肌を引き締める」という意味合いであっても、「毛穴が消える」や「毛穴レス」の表現を使うことはできません。例えば、「肌を引き締めることで毛穴が消える」「クレンジングで汚れを洗って毛穴レス」などの表現はNGとなります。
効果の表現として認められる範囲で、「毛穴の開きを目立ちにくくする」程度の文言に留めるのが安全です。
2. いちご鼻が解消はOK?
化粧品の効果として、「(汚れを落とすことで)皮膚を洗浄する」と謳うことが認められています。
そのため、「いちご鼻が解消」という表現は、「毛穴の汚れを清浄する」という意味合いであれば使うことができます。
つまり、クレンジングや洗顔料などの商品広告で、毛穴の汚れや黒ずみを洗い落とすことで肌を洗浄するということであればOKです。
さらに、毛穴の汚れを清浄するという意味合いであれば、「毛穴すっきり」や「毛穴をクリアに」などの表現も使用できる範囲です。例えば、「溜まっていた黒ずみを落として毛穴すっきり」や「クレンジングで汚れを落とし毛穴をクリアに」などの文言は使うことができます。
ただし、広告商品の効果が確実であるかのような表現は禁止されています。肌を清浄することで、「毛穴が消滅する」や「毛穴が完全に無くなる」などと謳うとアウトなので、「解消」程度の表現に留めておく必要があります。
3. 毛穴汚れがごっそり!角栓が取れるはOK?
「毛穴汚れがごっそり」や「角栓がとれる」の表現は使っても問題ありません。
化粧品の効果の表現として認められる「皮膚の汚れを清浄する」という意味合いで、毛穴汚れや角栓を洗い落とすということであれば、薬機法上使用できる範囲と考えられます。
ただし、「汚れが完全にごっそり落ちる」や「角栓が全て取れる」など、毛穴汚れや角栓が完全に抹消されるような表現は使用できないので注意が必要です。
また、毛穴汚れに限らず、広告で効果を謳うには、必ず効果的であることが事実であり、明確な根拠(試験結果等)を有する必要があります。根拠無く効果を訴求すると、法律違反となりますので注意が必要です。
まとめ
毛穴広告が多い理由や消し方について解説しました。毛穴の悩みを抱えている人も多いと思われますが、違法な広告にだまされないようにご注意ください。
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